
仕事の合間に三重県の藤原岳へ行ってきました。
ちょっと散歩がてらに・・・という所ではないので、久しぶりに前夜発、車中一泊の山行です。
夕食を終え風呂にも入って夜10時過ぎに出発です。
東名から伊勢湾岸に入り刈谷のハイウエイオアシスで小休止。
売店やレストランはすでに閉まっており、おまけにトイレまで閉まっています。
何じゃここは!!と怒りながら遠くのトイレまで寒い中歩いていきました。
サークルKだけはやっていたので、明日の朝の食糧などを買い込んでねぐらとなる長島PAに向かいます。
ここも当然売店は全滅で、休憩室にも入れません。
中央高速は24時間食事が取れて休憩室も開いているのに、ここは道ばかり立派でサービスは最低です。
SA(サービスエリア)が欲しいですね。
そんなわけで寝袋に包まってとっとと寝ることにしました。
翌朝は5時過ぎに目覚めて行動開始です。
さすがにGW前の早朝で道もすいています。
途中藤原岳の
かわいそうな姿を見ながら西藤原駅に向かいます。
豊橋や田原にもあちこちあるのですが、街に近い石灰の山はその形が変わるほど大規模に切り崩されています。
こうして石灰を取ることによって街のビルができているわけですので、都会に住んでいる人にもこの姿を見て欲しいものです。
しかし石灰岩は国内自給率の高い資源だそうで自然保護ばかり訴えてはいられないでしょう。
ちなみに藤原岳のこの周辺は国定公園からはずされています。
6:50に藤原岳表登山口の
無料駐車場に到着。
観光バスで遠方からも花見の登山客が来ると聞いていたのですが、平日で時期も少し遅めなので駐車場は誰もいませんでした。
ここから車道を少し歩いて聖宝寺の裏登山口から登ります。
見上げると青空の下、
山頂の芽吹きはまだ先のようです。
登り始めの沢沿いの道は崩壊したようで迂回路の急登となります。
沢沿いの道は荒れやすくていかんね。
そこを過ぎると、ヒノキ林のジグザグ道になります。
5合目を過ぎたあたりからようやく明るい
落葉樹の森に変わり、花も見られるようになります。
7合目では
猿もお出迎えしてくれました。
8合目で小休止しているとおばちゃんグループが登ってきました。
今日初めて会う登山者です。
私は写真を撮りながらノロノロ登っていくのでおばちゃんグループはあっという間に遠ざかりまたも静寂の世界に戻りました。
藤原山荘の非難小屋に着いたのはなんと11:20、実に4時間以上もかかってしまいました。
当初の予定では展望丘を往復して尾根を北に進み木和田尾を下る予定でしたがとても時間が足りません。
2時過ぎには駐車場に戻りたかったのです。
やむなく天狗岩と展望丘を往復し表登山道大貝戸を下ることにしました。
天狗岩への道は石灰岩が露出した
カルスト地形が面白く、春の日差しの中気持ちのいい道が続きます。
天狗岩からは南側の展望が開け
鈴鹿の峰々が幾重にも重なっています。
展望丘もきれいな形を見せています。
誰もいないピークで昼食を取り藤原山荘に戻ります。途中、最初に会ったおばちゃんグループとすれ違い、藤原山荘に着くと2組の夫婦がベンチに座っていました。
やはり登山は平日に限ります。
展望丘へはいったん下って登り返します。
早春のころは雪解け水でグジュグジュになるそうですが、この時期はすっかり乾いています。
今までなかった笹原を登っていくと
山頂です。
背景は先ほどいた天狗岩です。
振り返れば登ってきた方は
台地状に広がっておりいい感じです。
と右のほうを見るとなにやら
道のようなものが。
どうやら麓から見た鉱山の道がそこまで伸びているようです。
これにはちょっとびっくり。
しかしこの道を観光道路にしたらいい儲けになるだろに、と思ってしまうのは最近商売人になった者のあさましさ。
そんなことしたら柵と石畳だらけの公園と化してしまうでしょうね。
気が付けば時計は13:30を過ぎています。
やばい、これから仕事なのに!!
ということで大貝戸道をがんがん下りました。
幸い裏登山道より歩きやすい尾根伝いの道ですが、針葉樹林も多く面白みには欠けます。
下山路にはいいですが、さすがに駐車場に付くころには足もカクカクになってしまいました。
急いだつもりでも着いたのは15:30。
一休みするまもなく車を北上させ関が原インターから名古屋方面へ向かいました。
やはり1000m近い標高差を日帰りするのは結構しんどいです。
というかせっかくそれだけ登ったのにすぐ降りてしまうのはもったいない。
今年こそ山小屋泊の優雅な登山をしたいと思う今日この頃です。
花編に続く(予定)