7月10日(日曜日)
昼から、キッズ・ダンス教室 GROOVE BOX の全体ミーティング。
代表の尾埜 富美代(ふーさん)を中心に、アシスタントの北島邦子、MISAO、ERIKO、そしてインストラクターのAYUMI、IZUMI、YOKO 全員が集まりました。
現在、GB は、4カ所で9クラスを開講していますが、その全体を知るのは、代表のふーさんのみ。
そんなGBは、1年半に1度の発表会では一堂に集まり、日頃の成果を披露するスタイル。
「一つのGB」を目標にしているため、スタッフの意思疎通が不可欠になります。
各クラスの現状や、問題点、気になるメンバーや、その対応についてみんなの意見を取り入れつつ意思疎通を図ってゆきます。
元々人間関係があまり得意ではないふーさんが、ミーティングを仕切ることは、大の苦手。
小さなクラスを六甲アイランドでスタートさせ10年以上の時間が経ち、規模も徐々に大きくなり、彼女への負担がどんどん大きくなってゆきました。
小さな会社で言うなら、店長会議を仕切る代表取締役のような立場に立つわけですが、数年前までは、毎回だめだしの連続でした。
一般の会社勤めの経験もほとんどなく、インストラクターとしてのキャリアのみを積んできた彼女が、いきなりまとめ役の立場に立つのですから、できないのも無理はありませんでした。
歩みはかなり遅めですが、着実に進化しているように思います。
GBのスタッフはもちろん、いわゆる専属の従業員ではありません。
アシスタントは、それぞれ本業をもち、インストラクターも自身のダンサーとしてのキャリアをのばしつつ、よそでもインストラクターとして活躍しています。
そんな彼女たちが、GBに参加することで有意義な経験をしてくれることが、一番の望みです。
ミーティングの後は、近くのギャラリーで開催されている、平野 美和さんの「よそおい展」へ。
記憶が正しければ、彼女に会うのは40年ぶり。
彼女の長男と私が、小学校の同級生で、母親同士も親しかったという関係です。
夙川に小さなお店、「クラフト 美和」をオープンさせ、以来30年以上。
独特の服飾品を制作し続け、現在では平 幹二朗さんなどもお客さんだそうです。
ギャラリーに入ると、数秒の沈黙の後、美和さんが爆笑。
「あなた、全然変わってないわね。すぐにわかったわ!」
「当時小学生やったんやで。今では立派に50歳。『変わってないわね。』はないでしょう!」
昨年の12月に親父が亡くなり、へこみまくっている母親をさりげなくフォーローしてくれ、またご縁が深まったと聞いています。
ありがたい話です。
ちなみに、彼女の息子とも40年以上会っていませんが、日本でなかなか噛み合ず、インドネシアに渡り、現在が300人以上の人間を使うまでになっているとか。
会ってみたい気がします。