大関暁夫の“ヒマネタ”日記~70年代大好きオヤジのひとりごと

「日本一“熱い街”熊谷発コンサルタント兼実業家の社長日記」でおなじみ大関暁夫が、ビジネスから離れて趣味や昔話を語ります

競馬メモ3.17-25

2012-03-26 | 競馬
2週分まとめて、GⅠトライアルを取り上げます。

◆フラワーカップ(3.17中山芝1800メートル)
・重馬場でのレースで、重の巧拙が出たイメージ。すでに一線級とは勝負付けが済んでいるオメガハートランドが勝つ。2着に1番人気メイショウスザンナ。良で再度力量を確認したいが、桜花賞では重馬場にならない限り、このステップからは今年は出番なしではないか。

◆若葉ステークス(3.17阪神芝2000メートル)
・きさらぎ賞を圧勝した1番人気ワールドエース。ヤヤ重もものともせず、ここもケタ違いの末脚を繰り出して圧勝。完全に皐月賞の本命に躍り出た。ほぼ人気どおりの決着で他馬に見るべきなし。

◆スプリングステークス(3.18中山芝1800メートル)
・重馬場で、3番人気グランデッツァがデムーロの好騎乗もあったが完勝。暮れのラジオ日経賞で3着とイマイチ下げた評価を再浮上させた。
・ディープブリランテは得意の重馬場でまたも詰めが甘く、直線自分の形で抜け出しながらあっさり差される始末。GⅠでは不要か。

◆阪神大章典(3.18阪神芝3000メートル)
・圧倒的人気のオルフェーヴルが気性の悪さを出して途中逸走しながら、最後は2着した。ほめられた競馬ではないが桁違いの強さだけは浮き彫りにされた。
・勝ったのはコース取りがよかった3番人気ギュスターヴクライ。これでGⅢ→GⅡ重賞2連勝。本番でも十分連対圏内。
・2番人気昨年の天皇賞馬ヒルノダムールは伸びがいまひとつで4着。道悪のせいなのか、せめてオルフェーヴルと馬体を合わせるぐらいのレースはして欲しかった。ただ本番で人気が落ちるなら引き続き要注意。

◆日経賞(3.24中山芝2500メートル)
・有馬と同じコース、同じ距離。重馬場と内有利の今のコース適正はあったものの、人気薄ネコパンチの逃げ切りではまともな評価はしずらいレース。人気のウインバリシオン、ルーラーシップは2、3着と形は作ったものの本番への評価ができるレースではない。昨年GⅠ無冠の武だが、最近乗れてきているので、春のGⅠは注意が必要か。

◆毎日杯(3.24阪神芝1800メートル)
・きさらぎ賞でワールドエースの2着したヒストリカル。鋭い差し脚で人気に応えた。きさらぎ賞でも上がりはワールドエース以上であり、本番でもワールドエース対抗馬最有力であろう。

皐月賞は今年はきさらぎ賞組のレベルが高く、1着ワールドエース、2着ヒストリカル、4着ジャスタウェイがその後重賞勝ち。3着のベールドインパクトもオープン特別を勝っている。すなわち、このレースを基準で考えるなら、ここを桁違いの足で抜けだした1、2着馬は世代最上位と見るべきか。本番はこの2頭の1点でもいいかもしれない。