大関暁夫の“ヒマネタ”日記~70年代大好きオヤジのひとりごと

「日本一“熱い街”熊谷発コンサルタント兼実業家の社長日記」でおなじみ大関暁夫が、ビジネスから離れて趣味や昔話を語ります

天皇賞春

2013-04-27 | 競馬
ゴールデンウイーク初っ端を飾るG1は淀の3200メートル天皇賞春。

今年は作年の菊花賞馬で有馬記念も制している8ゴールドシップで堅そうなムード。興味は早、次戦宝塚記念でのオルフェーヴル、ジェンティルドンナとの3強対決といった感じの相手探しの一戦か。

このレースでの注目は、今や特殊な存在になりつつある長距離レースだけに、過去のこのレースの好走馬と同じ淀の長距離G1菊花賞の好走馬。過去の好走馬は、優勝馬4ジャガーメイル、5マイネルキッツと3着入線のある11トウカイトリック。しかし3頭それぞれ9、10、11歳というロートル馬で、今や紛れた時の3着がやっとか。

ならば狙いは菊花賞好走馬。1トーセンラーが3着、12フォゲッタブルが2着実績馬。先週天に召された天皇賞馬の名牝エアグルーブ関連としても、フォゲッタブルはその子であり、トーセンラーの鞍上武豊はエアの主戦騎手である点が何とも匂うではないか。

ゴールドシップよりも早仕掛けでスタミナに自信のこの2頭の抜け出し前残りにかけてみる。
馬連1-8、ワイド8-12

人気の6フェノーメノは、母系の短距離血統が気になる。初距離、初輸送でもあり、ここは要らないとみた。


嗚呼、洋楽生活40年(その11)

2013-04-14 | 洋楽
さてさてラジオ話の続きは少しマニアックに。

FM放送、特にFM東京でエアチェック(当時はラジオのテープ録音をそう呼んでいました)を目的としない新譜チェック的な番組がいくつかありました。番組名は覚えていませんが、レコード会社の提供でそのレコード会社のものだけをかける夜11時から30分のソニーの番組、ここではディランとかベックとかポルナレフとか解散後のサイモン&ガーファンクルとかの新譜を楽しみに聞いていました。日曜日の昼12時からは東芝EMIの提供番組。神太郎さんが司会でした。これも欠かさず、ビートルズ、Tレックス、スージー・クアトロ、スリー・ドッグ・ナイト、グランド・ファンクとか、こちらはさら好みのアーティストが目白押しでした。

マイナーなところでは、夕方5時台ぐらいに20分刻みぐらいでRCAビクターとかポリドールとかの番組があったように記憶しています。デビッド・ボウイとかスレイドとかの新曲はこの辺できいたかな。マニアックなのも結構多く流していて、オシビサとかマデュラとか、そういう他の人が知らないものを仕入れる時間帯でもあったかもしれません。確実に覚えているのは、中学時代にポコをこの時間内の番組で聞いて気に入ったということ。学校から帰るとまずラジオをつけて、NHKでエアチェックの予定がない時は、たいていFM東京を聞いていました。

それ以外にも夜9時から、俳優の佐藤慶さん(あの本番映画「白日夢」で一躍脚光を浴びたあのお方)の渋い語りで一週間ぶっ続けで一アーティストを特集する25分番組や、日曜日夜8時からの「オット―、ミュージック××××(タイトルの最後を覚えてないけど、ジョンの「マザー」の鐘のSEとタイトルコールで始まる番組で、森直也という人が司会だったかな)」とか、よく聞きました。ストーンズの新譜はいつもこの番組が早かったという記憶があります。その後は結構深夜にもFMを聞くようになって、「アスペクト・イン・クロスオーバー」なんて言う番組では、あのスタジオ・ミュージシャンのセッション・バンド、スタッフを丸ごと1枚聞いて衝撃を受けたのでした。

また有名どころの番組では、あの城達也さんの渋いナレーションと粋な音楽で聞かせる「ジェット・ストリーム」とか、いつごろ始まったのかはっきりしませんが、NHK-FM夜11時台の「クロスオーバー・イレブン」も。「ジェット…」と同系統ではありましたが、こちらはまたスクリプトがなかなかイカした良い番組で、こんな番組のシナリオライターになりたいとか、思ったものでした。深夜のエアチェック系では、土曜の夜中に、アルバムを丸々かけてエアチェックさせてくれる番組も印象に残っています。確かソニーの番組でした。ディランの全作をこの番組で録音して、繰り返し繰り返し愛聴テープとして聞いていたのをよく覚えています。

これらの番組をこんなにも覚えているのはなぜかと言えば、本当に感謝しているからなのです。だってレコードは高価でそんなに沢山は買えない、でも聞きたいものはたくさんある。その断片だけでもどうにかこうにか聞いてみたい、不完全でもいいからテープに録音して繰り返し聞いていたい、そんな思いに溢れてあれこれチューニングしては聞き漁ることができたラジオに感謝してもしきれない気分です。聞きたいと思えばすぐにネットで詮索して簡単に聞けてしまう今の時代ってどうなんでしょう。音楽は苦労して手に入れるもの、大切に大切に扱うもの、そんな感覚はもう今の人たちにはないのかと思うと、少しさびしい気がします。

皐月賞

2013-04-13 | 競馬
いよいよ春の競馬シーズン本番を感じさせる皐月賞。

今年は上位拮抗?2歳チャンプでスプリングステークス勝ちの7ロゴタイプ、二歳時に評判の高かった12コディーノ、14エピファネイアあたりが人気上位を争う展開。

狙いは、人気薄で弥生賞を勝った15カミノタサハラ。人気馬に勝る末脚の鋭さで大外アッと驚く差し足で差し切ったナリタタイシンの再現を、毎年熱望してやまない私には今年はこの馬しかない。ディープインパクトの仔の相性が悪いレースであるとか、追える内田から蛯名への乗り替わりがどうだろうかとか、不安材料は山ほどあるものの、青く茂った芝で争う春前半の大レースには豪快な差し切り勝ちこそが良く似合うのであり、切れ味のいい競馬で溜飲を下げさせていただきものだ。

相手は、前走いかにもトライアル的な走りをした14エピネファイア。過去10年で連対ゼロという4、6枠に入ったロゴタイプ、コディーノは狙いを下げ、むしろ伏兵3レッドルーラーあたりに食指が動く。中山2000メートル2戦2勝の16フェイムゲームは要注意。

馬連・ワイド
15-14、3、16
抑え程度に
15-12、7

今年こそ、ナリタタイシンの切れ味が見たい。

嗚呼、洋楽生活40年(その10)

2013-04-07 | 洋楽
73年当時のラジオ話の続きです。

当時のラジオライフの中で、何よりエポック・メイキングであったのがラジオ関東(現ラジオ・ニッポン)毎週土曜日夜10時~深夜1時に放送されていた「全米トップ40」です。いまだに当時を思い出して懐かしむサークル的集まりが複数存在するような、洋楽ファンにとっては大変な存在感のある番組でした。

アメリカの雑誌ビルボードの週間チャートを、3時間をかけて40位からカウントダウン形式で1位まで毎週放送するという画期的な番組で、雑誌以外にはリアルタイムの海外からの情報がほとんどなかった当時において、湯川さんの語りも含め最新の洋楽情報が入手できる番組でありました。あちらのラジオ局の放送をそのまま流しながら、日本語解説を加えると言う放送で、アメリカ版のDJはケーシー・ケイサム氏、日本サイドは湯川れい子さんと坂井アナという黄金コンビで72年秋に放送を開始したそうです。

どういう経緯で私がこの番組に出会ったのか、詳細は覚えてはいないのですが、おそらくヒマで長い土曜日の夜にラジカセをあれこれいじっているうちに偶然この番組に出会い、「なんという素晴らしい番組だ!」と感激しつつその虜になっていったというのが、なんとなく記憶しているところであります。恐らく私が聞き始めたのが、73年の春、その後80年の春ぐらいまで、可能な限り土曜日の夜はラジオをオンにしてこの長尺番組に耳を傾けたのです。今の洋楽知識の大半は、この番組から仕入れたものであるような気がします。

聞き始めてとにかく驚いたのは、日本で売れている曲とあちらで売れている曲のあまりの違いでした。特に文化放送の「オールジャパン・ポップ20」でも毎週40位までのチャートを発表していたので、そのチャートとの比較をするとほとんどかぶる曲がないという事実はかなり衝撃的なものでした。もちろん、当時の音楽事情では世界同時発売などない時代ですから、あちらで流行ったモノが2~3カ月遅れで日本で流行ると言うことはごくごく一般的にあったのですが、あちらで売れてもこちらで売れない、あちらではチャートにも入っていないのにこちらではバカ売れしているとか、そんな曲もけっこうあっていろいろ不思議に感じていたものでした。

後から思えば、これらはひとえに当時の日本のレコード会社のラジオ局に対するプッシュの有無によるものであったわけなのですが、そんなことはこれっぽちも知らない中坊には、なぜTレックスがアメリカで売れていないのかが不思議でならなかったのです。何よりこの番組でいち早く洋楽のヒット曲を仕入れたり、日本では流行ることなく終わった曲を知っているのは、どこか人とは違う優越感を感じさせてくれるものでもあり、そんな曲の知識ストックを増やすことがなんとも楽しい作業であったように思います。

実はこの番組とセットで聞いていた番組がもうひとつあります。それはNHK-FM日曜日夕方6時~7時に放送していた「リクエスト・アワー」と言う番組です。石田豊さんという局アナが司会進行を務める何の変哲もない冗談のひとつも言わないお堅い番組でしたが、この番組司会者のいかにもなNHKチックな語りとは裏腹に、ビルボード・チャートの最新ヒット曲をかなりの率で網羅してかけてくれる、しかもしゃべりをイントロにかぶせずフルコーラスで。新譜シングル・エアチェックに最適の番組でした。

日本発売なしの曲もなぜかちゃんとオンエアしてくれたりしていたので、至れり尽くせりの本当に嬉しい番組でした。いつの頃にこの番組の存在を知ったのかは定かではないのですが、土曜日に「全米トップ40」で聞いた新譜は一~二週間遅れぐらいで「リクエスト・アワー」でかかるので、いつしか土曜日に情報を仕入れて日曜日にテープに録るという生活が習慣化して、それはけっこう長い間続いていたように思います。おかげで、私のシングル曲を集めたカセット・テープだけでもかなりの数にのぼったのでした。これが今の私の音楽ストックの原点かもしれません。
(この項続く)

桜花賞

2013-04-07 | 競馬
我々古くからの競馬ファンにとっては桜花賞こそ春のG�の幕開けであり、このレースが取れれば幸先がよいと大変喜ばしい気分になるもの。

このレースの古くからの傾向を思い起こせば、トライアルのチューリップ賞1~4着馬とフィリーズレビュー1着馬合計4頭の組み合わせでたいてい取れるというセオリーがあったと記憶している。

今年の出走馬は、チューリップ賞3着馬を除く4頭。6点の馬連組み合わせを買っても人気的には面白いと考える。ちなみにその4頭は、13クロフネサプライズ、5ウインプリメーラ、7アユサン、18メイショウマンボ。

他にデータからの要注意は、前走クイーンC、フラワーC、エルフィンS好走馬。今年は12トーセンソレイユが該当。逆に人気でも以上の条件に合わない馬は狙いが下がる。3戦3勝の3クラウンロゼは戦ってきたレベルと鞍上の三浦に「?」、2歳王者の6ローブティサージュ、14レッドオーヴァル、17コレクターアイテムは前走が負け過ぎ(過去10年で前走7着以下の馬は3着以内1頭もなし)。

軸は馬場と先行馬の少ない組み合わせを勘案して人気でも13クロフネか。相手は急遽Cデムーロに乗り替わった7アユサン、前走落鉄しながら先行してクロフネの2着した5ウインプリメーラ、ディープインパクトの妹で2戦2勝の12トーセンソレイユ。18メイショウは大外枠でかつ坂のある阪神1600は距離不安あり消し。

ワイド7-13、5-13、12-13。
1点勝負なら未知の魅力で12-13。