大関暁夫の“ヒマネタ”日記~70年代大好きオヤジのひとりごと

「日本一“熱い街”熊谷発コンサルタント兼実業家の社長日記」でおなじみ大関暁夫が、ビジネスから離れて趣味や昔話を語ります

秋のG1男の一点予想!~スプリンターズステークス

2012-09-29 | 競馬
秋のG1シリーズが早くも開幕です。この秋は、競馬の醍醐味である一点予想で行ってみたいと思います。要するに、普通は馬連の4頭ボックスで6点、流し馬券でも5~6点は買ってしまう訳で、仮に20倍の馬券が的中したとしても6点均等買いなら実質3~4倍と言う計算ですから、それなら潔くワイド一点でそれ以上の配当をゲットしてやろうじゃないかという、実に男らしい馬券道(でワイド?)でこの秋は行ってみようと思った次第です。

さて、明日のレース。問題は台風接近での馬場状態です。どうやら千葉県地方は昼前後から雨予報で、良馬場は見込めないかなと。台風の雨量から判断して重馬場以上を前提に予想します。

となると前残り警戒で、逃げ馬11パドトロワを中心にとりたく思います。昨年のこのレースの2着馬。骨折を挟んで復調に時間がかかったものの、夏場は2戦2勝で上り調子でG1を迎える状況。重馬場での勝利もあり期待大です。相手は、悩みます。鞍上横山典で今回こそと狙いたかった13ダッシャゴーゴーは、どうも道悪はイマイチの印象。16ロードカナロアは、春の高松宮3着でG1にはやや壁を感じる状況かなと。やはり人気でも昨年の覇者で春の高松宮も制してスプリント3連覇をめざす14カレンチャンが、相手にはもっとも落ち着きがいいように思えます。

男の一点勝負馬券は、
ワイド 11-14
5倍ぐらいはつくようです。

雨で万が一ドロドロになると内枠の先行馬が有利になりそうで、良馬場のG1では足りない1マジンプロスパーの流れ込みや、やわらかい馬場に慣れている外国馬の7リトルブリッジあたりが怖い気もします。

明日は久しぶりの誕生日G1。日ハムの誕生日優勝にも期待しながら、喜び三昧の一日にしたいところです。

ディランの20曲

2012-09-10 | 洋楽
15日発売の「レコード・コレクターズ」誌で、先のストーンズに続いてディランの100曲という特集が組まれるそうです。予想するに、評論家の方々が各々20曲ずつを選曲して集計する、その上で増刊号に向けて読者の20曲も募集しようといういつもの流れでしょう。ネタ切れかという感じもしますが、マニア的には楽しい企画なので、今回は先回りでこちらも20曲選んでみます。

1 ライク・ア・ローリングストーン
ディランと言えばこれでしょう。フォークからロックへの転身を決めた世紀の1曲ですし、歌詞のカッコよさも60年代とは思えないほど実にロックしています。6分を越える曲をシングルにして№1にしちゃったところがまたスゴイ。ロックファンにとって、永遠のバイブルですな。
2 雨の日の女#12&35
名作「ブロンド・オン・ブロンド」の1曲目に、このニューオリンズ的なサウンドのもの凄さっといったらないわけで、60年代半ばにこの曲で始まる2枚組のアルバムができちゃうってこと自体が信じられんわけです。このあたりの影響力ってストーンズにも確実にいっています。
3 やせっぽちのバラード
ディランはマイナー調に限る、なんて感じが最高にいいのがこれですな。前回のライブハウスでの日本公演、オールスタンディングはつらかったけど、アンコール前のこの曲のカッコよさと言ったらなかったです。何年たっても錆つかないディランの迫力を感じさせる1曲です。
4 愚かな風
70年代の名作言われる「ブラッド・オン・ザ・トラックス」でひと際異彩を放っていた怒りのナンバー。70年代版「ライク・ア・ローリングストーン」でもあります。スタジオ盤よりもライブ盤「激しい雨」に10分以上にわたる熱唱が素晴らしいです。
5 いつまでも若く
ザ・バンドとの初共演スタジオ盤「プラネット・ウエイブス」収録の名曲。日本公演で突然この曲をラストにやった日にぶっかって、鳥肌モノの感動でした。メロディと歌詞の甘さがディラン・ファンには賛否あることろでしょうが、個人的には件の来日ライブもあってかなりマイブーム的上位人気です。
6 ブラインド・ウイリー・マクテル
これはもうディラン・ファンなら必ず上位にランクされるであろう80年代きっての名曲。しかも、当初は未発表で埋もれていたものが「ブートレッグ・シリーズ」で陽の目を見たという、信じられなくディランらしい発表のされ方もこの曲の名曲度を高めているように思います。素晴らしいの一言。
7 廃墟の街
「ライク・ア・ローリングストーン」ではじまって、11分を超えるこの曲で終わる「追憶のハイウェイ61」っていうのは、今聞いてもとんでもないアルバムです。ここいらはややフォーク的な色合いを残しながらもロックな展開に完全になるわけで、これはどうしてもはずせないなと思う訳です。
8 川の流れを見つめて
ディラン・スワンプの決定版。なんってたって我らがレオン・ラッセル御大がシェルター・ピープルを引き連れてアレンジとバックを務めちゃっているわけで、悪かろうわけがない。というよりもこのメンツでアルバム1枚作って欲しかったなぁ。
9 見張り塔からずっと
もともとはフォーク・ナンバーだったこの曲をロックに展開したのはあのジミ・ヘン。それにしても、どちらがオリジナルか分からない感じになって、かつデイブ・メイスン・バージョンもロック度を競ったり、永遠のライブ・ナンバーですな。日本公演ではアンコールで凄かった、「俺だってそのぐらい弾けるぞ!」的なディランのめちゃくちゃなキーボードを含めてね。
10 追憶のハイウェイ61
チャック・ベリータイプのロックンロールをディランがやっちまったと言う事だけで事件ですわ。しかしアルバム・タイトルナンバーがこれっていうのは、当時としては明らかな既成概念への挑戦ですな。つくづく「追憶のハイウェイ61」って大変なアルバムです。

11 時代は変わる(フォーク時代の超がつく名曲)
12 マイ・バック・ペイジス(バーズのバージョンもよかったけど、やっぱこれかな)
13 アイ・シャル・ビー・リリースト(これはザ・バンドの方がいい?曲がよすぎです)
14 ハッテイ・キャロルの寂しい死(プロテストソングの決定版ですな)
15 女の如く(あのバングラディシュのコンサートが懐かしい)
16 親指トムのブルースのように(これも日本公演の新アレンジ感動したなぁ)
17 ハリケーン(70年代の新プロテストソングです)
18 レイ・レディ・レイ(「激しい雨」のライブ・バージョンが最高です)
19 ミスター・タンブリンマン(これもバーズが有名だけど)
20 風に吹かれて(最後に一応ね、入れておきます)

果たしてプロが選ぶ100曲の上位20曲に何曲入るでしょうか?楽しみです。発売は15日。