予想はしていたことですが、昨日の朝、職場に出勤するとすぐに、複数の同僚から声をかけられました。
「八百政さん、アルビ大変だね」「選手が酒気帯びで捕まったんだって?」「ファビオってレギュラーだそうじゃない」「こりゃぁ昇格どころじゃないね」「もう今シーズンは終わりなんじゃない?」などなど…。
「まったくね、困ったものですよ」「まぁ他の選手たちにはあきらめずに頑張って欲しいですけどね」「お騒がせしてすいませんね」「さぁ仕事!仕事!」こんな感じで切り抜けましたけど。なんでボクが謝るんでしょうね?(→答えはこの記事の最終行で)
新潟県民はサポーター以外の人も、アルビへの関心は高いですからね。また熱心なサポーターをおちょくるのを楽しみにしている輩もいますから、昨日は県内の多くの職場で同様の会話がなされたことでしょう。
ファビオとマンジーへの処分は19日(月)の臨時取締役会で決定するそうだし、ファビオを試合に出し続けたことに関する批判は当然あるだろうけど、クラブのHPには「捜査期間中は警察の指導に従うとともに、Jリーグや関係各所への報告と情報共有を行い、両選手に対する指導監督を行ってまいりました」「公表および処分については、警察の指示を仰ぎながら任意捜査が終了して、確定的な判断が出るのを待ってから行うこととしました」とありました。まぁ判断を誤った部分はあるけど、是永社長がすぐにきちんと説明して謝罪するんだろうな…と思っていました。
そうしたら昨日の夕刻のNST「Newsタッチ」を見て、ビックリしましたよ。クラブがJリーグに事件を報告したのは10月14日とのこと。ボクらが事件を知った前日じゃありませんか。1か月間クラブは報告を怠っていた(隠していた)と言われても弁解のしようがない事実です。
さらに、今朝の新潟日報を読んでまたビックリ。新潟県警交通指導課は「県警として、事実を隠すように言うことはない」とコメントしています。「警察の指示に従う」「警察の指示を仰ぎながら」というクラブ側の説明は、虚偽だったということなんですかね?
そして、あれだけ積極的にtwitterで情報を発信していた是永社長は、ここ数日は情報の発信を完全にストップしています。「それどころじゃない」のかもしれませんが。
今回の事件の対応では、法を犯した2選手に対する処分だけでなく、クラブとしての責任についても、誠実に世間に対して説明をすることが必要だと思います。クラブの責任とは、「組織の運営に関して非を反省し、組織を正常な形に戻すために全力を尽くし、サポーターや県民の信頼を回復する」ことです。けっして誰かが責任を取って辞めることではありません。
どうか、誠実な対応をお願いします。傷は一緒に負います。一緒にもがき苦しみます。サポーターはみんなその覚悟ですよ。だって、ボクらは1つの「カタマリ」でしょ?