水曜ナイターの昨日の琉球戦。6時半に帰宅してPCを起動するもDAZNの通信状況が安定せず、テレビに繋いだPCの映像とスマホの画面を見比べながらの観戦となりました。結果は1-0の辛勝。前半5分にセットプレーからロメロが押し込んだ虎の子の1点を、琉球の猛攻に耐えながら(拙攻に助けられながら)守り切り、久しぶりの勝ち点3を手にすることができました。
アルビの先発は、新潟日報の予想と同じメンバーでした。ただ、シルビーニョとロメロの2トップと言うよりも、シルビーニョの1トップで、2列目に至恩、高木、ロメロの3選手が並んでいるって感じでした。こんな感じかな?
シルビ
至恩 高木 ロメロ
島田 福田
荻原 舞行龍 マウロ 新井
小島
キックオフ直後から鋭いプレスをかけ続けるアルビ。前半5分の得点シーンは、高木の右コーナーキックをシルビーニョが頭で反らし、それを舞行龍がシュート。ポストに当たって跳ね返ったボールに、両チームの複数選手がゴチャゴチャってなったところを、ロメロが押し込みました。「美しい」と言うよい「泥臭い」ゴール。アルビにはこういうゴールが欲しかったですよね。天晴れ!ロメロ!
雨はあがったものの強風の中のゲーム。アルビは次第に琉球に押し込まれ、GK小島の活躍が目立つ展開に。なんとか前半を失点ゼロで終えました。
ビックリしたのは、ハーフタイムの「まさかの4枚替え」です。シルビーニョ、高木、ロメロ、舞行龍が退き、ファビオ、堀米、大本、史哉の4選手が一気に入りました。選手4人が同時に交代するなんて、ボクのサッカー観戦史上初めての経験です。アルベルト監督の大胆采配です。
「え?いったい誰がどこに入るの?」「舞行龍の代わりのCBは史哉か?」「荻原はいるのにゴメス?左の1列前で使うの?あれ?至恩がいるし…」ボクの頭の中は整理しきれません。
そしたらなんと!ゴメスはトップ下でした!あぁビックラこいた!4選手交代後の後半の布陣はこんな感じでした。
ファビオ
至恩 堀米 大本
島田 福田
荻原 新井 マウロ 史哉
小島
センターバックには新井が右から移り、右SBには史哉が入りました。推進力のある大本は2列目に。それにしても、新井のポリバレントぶりは半端ないですね。右に左に真ん中にと八面六臂の活躍ぶりです。アルベルト監督に信頼され、重宝されていることがよくわかります。いやぁ~それにしても、一気に4選手を交代させたのにもビックリしたけど、ゴメスのトップ下には驚きましたわ。
後半は両チーム共に、チャンスを作るも決めきれない展開に。琉球が攻め込んでくる場面では、島田が下がって5バック気味にガッチリ守るアルビ。なんとか1点を守り切って勝ち点3をゲット。そうそう後半途中で至恩が中島と交代し、5枚の交代枠もすべて使い切りました。選手の疲労も考慮した積極的な選手交代でした。
はい。勝ってご満悦なアルベルト監督です。まぁ課題の決定力不足は解消されていないけど、アウェイで泥臭く勝ち点3をとったことは素晴らしいと思います。攻撃力の爆発は、週末のホーム町田戦にとっておきましょう。
アルビの勝ち点は34になり、順位も7位に上がりました。でも2位の北九州の勝ち点は45ですから、まだまだ昇格圏は遠いです。まぁ一歩ずつ地道に勝ち点を積み上げていくしかありませんね。頑張れ!アルビレックス!