待ちに待ったJリーグが再開しました。週末にスタジアム足を運び、声を張り上げ、感激し、時に落胆し、勝敗に一喜一憂し、そしてまた翌週への仕事へのエネルギーを充填する。いつの間にかサッカー観戦が、ボクにとって「日常」になっているという事実に今さらながら気づかされました。
ウキウキした気分でビッグスワン入りしたのがキックオフの1時間半前でした。カナールで敬和学園高校のステキなジャズ演奏を聴き、そしてスタジアム前の広場で溢れかえっている人たちの姿を見ながら、「あぁこれだよなぁ」と八百政ご満悦。すれ違う人たちの顔も、みんななんかウキウキした様子でした。W杯での日本の躍進もプラスに作用しているのでしょうね。貴章の代表ユニやパネルの前で、記念撮影してる人たちの姿も目につきました。
さて、それでは昨日のセレッソ大阪戦について気がついたことを思いつくままに記録しておきたいと思います。
G裏でまず気がついたのは、中断期間中にサポのグループで新しいTシャツをお揃いで作った人たちが結構いたということ。みんなそれぞれオフの期間を楽しんでいたんですね。
さて、3日前に一足早くリーグ戦を再開し、アウェイ広島で大勝して波に乗るセレッソ。立ち上がりからボールを支配します。前半は圧倒的にセレッソペースでした。アルビもよく守っていましたけどね。しかし前半終了間際に、セットプレーからアドリアーノに先制点を許しました。喜んだアドリアーノが連続バク転をしたのを見て「へぇすげぇ~!」と思ったのはボクだけではないはず。
1点リードされても、「なんとかなるんじゃない?」って思わせてくれるのが今季のアルビです。西君の果敢な攻め上がり。ヨンチョルの積極果敢な攻撃。見ていてワクワクする場面も少なくなかったです。タラレバになっちゃいますが、あのヨンチョルのシュートが決まっていれば…と残念でなりません。
同点弾のマルシオのフリーキックにはしびれましたね。「ここぞ」という時に、期待通りに得点を決めてくれる。まさに「頼れる男」です。G裏では周りのみんなとハイタッチの嵐。これですよ、これ。この瞬間の感激を味わいたくてスタジアムに通ってくるのであります。
貴章もよく頑張っていました。相変わらずの「貴章っぷり」でした。無尽蔵のスタミナでピッチを走り回り、時にはドリブルで相手DFを引き裂き、時には相手のファウルを誘ってチャンスメイクをしていました。そうそう、決まらなかったけど昨日は貴章のオーバーヘッドキックも見ることができましたね。欲を言えば、貴章が逆転弾を決めて「南アフリカ帰りの世界規格」を魅せてくれると嬉しかったんですがね。初得点はまたもおあずけです。
昨日は特に千葉ちゃんの動きもヨカッタですね。守備で貢献するのはもちろんですが、ゴール前でボールを持つと、気がついたら相手のゴール前まで攻め込んでいた、なんていう場面もありました。
前にも書いたことがあるけど、東口のゴールキックがヨンチョルへのパスになってあわやゴール?というシーンが今回のセレッソ戦でもありましたね。これはアルビにとって実に魅力的な武器の一つですね。昨年までにはない、すばらしい攻撃パターンだとボクは感心しています。
結局ゲームは1-1のドローでした。初の5連勝はならなかったけど、確実に勝ち点1を積み重ねたのは評価できると思います。次の仙台戦、鹿島戦、FC東京戦と、タイトな日程でゲームは続きますが、この3連戦を2勝1分くらいで乗り切りたいですね。ボクらも一生懸命に声を出し、選手と共に闘いましょう。