長かった中断期間も今週で終わり、いよいよJリーグが再開します。前半を3位で終えたわがアルビレックス。慎吾とデビ純を期限付きで放出し、補強した選手はゼロ。ますます少数精鋭で後半を闘うことになります。何としても二強のガンバと浦和に食らいついてJリーグの台風の目となり、トップを奪うチャンスをうかがいたいモノです。僕らサポも気合いを入れていきましょうね。
さて、後半のアルビレックスの浮沈の鍵を握るのは、「しなやかな黒豹」ことエジミウソン選手であるとボクは睨んでおります。いや「沈」はないな、「浮」だけですね。
今季のエジは昨年までとはひと味違いますよね。なんといっても「しっかり守備」をします。去年までは「こら~!エジ!」なんて叫んでいた場面もよくあったわけですが、今シーズンは「おいおい、エジがゴール前まで下がって守ってるよ」「ホントだ、ビックリだね」なんていう場面がよく見られます。「潰れ役」も貴章だけでなく、エジもしっかり担っています。そして相変わらずの「しなやかな黒豹」ぶりももちろん健在です。これはもう、今年のエジミウソンは「スーパーエジミウソン」に進化していますよ。
今日の画像は、十日町キャンプのファンサに応じるエジです。この時実はスタッフから「早くバスに乗って」と促されたエジ、バスに乗るかと思いきやサインや握手を待つサポーターを指さし、「最後尾の人たちのところに行くまでバスには乗らないよ」とアピールしていました。嬉しいですねぇ。アルビに来るブラジル人は本当に素晴らしい人ばっかりです。
ボクはサインをしているエジに声をかけました「エジ、得点王とってね」。すると、エジは笑顔で答えてくれました「はぁい、がんばりまぁーす」ってね。現在、広島のウェズレイに次いで得点ランキング2位(ワシントンと同点)のエジ、後半の爆発ぶりによってはもちろん得点王も視野に入ってきます。エジが得点王をとるためには、貴章も得点をあげて相手チームのDFを警戒させる必要があります。貴章とエジが上手く絡み合って互いの得点をあげていくようだと、アルビは「正のスパイラル」に乗っかっていきますね。そして優勝争いに絡んでくるのも夢ではありません。
エジの得点王が実現する時、その時はアルビが優勝争いをする時でもあります。今季11~12月、「その時」が来るのを信じていますぜ!