『機会を活かす』(日々の生活のための聖書からのヒント)エペソ5:15~17より 2021年8月22日小山コミュニティチャペル礼拝
2021年8月22日礼拝メッセージ 要旨
■タイトル:『機会を活かす』(日々の生活のためのヒント)
■聖書箇所:エペソ5:15~17
■中心聖句:エペソ5:15~17 ですから、自分がどのように歩んでいるか、あなたがたは細かく注意を払いなさい。知恵のない者としてではなく、知恵のある者として、:16 機会を十分に活かしなさい。悪い時代だからです。 :17 ですから、愚かにならないで、主のみこころが何であるかを悟りなさい。
・16節 機会を十分に活かしなさい。
1.「機会を活かす」、これはすべての人への適切な助言です!
・この聖書の教えは、第一義的には、信仰を持っている人への教え。
・とは言え、すべての人に当てはまる助言でもある!
・聖書の教え、難しい箇所もある。しかし、わかりやすく、身近で、役に立つ教えもたくさんある!
・機会を活かすことを心がけるとき、良いことがたくさんある!
・自分にとって。家族、隣人にとって。広くは社会のため。
・私たちの教会の仲間でも、7月に、そして、昨日、式を挙げられた2組のカップル!
・こういう社会情勢、心配していればきりがない!
・前進しよう、という気持ち、大切ですね!
・聖書からの実例
・創世記に出てくるヨセフ!
・兄弟たちに妬まれ、エジプトに奴隷として売られてしまう。
・懸命に働き、認められるように。
・しかし、ご主人の奥さんにだまされ、牢獄へ。
・牢獄でも、彼は、神に信頼した。
・そして、自分のできることに取り組んだ。牢獄に入れられている人の世話をした。
・王の献酌官の夢を説き明かしてあげた。
・献酌官は元の地位へ戻ることができる。残念ながらヨセフのことを忘れてしまうが。
・しかし、機会がやってきた!王は不吉な夢を見、その意味を知りたいと思う。
・献酌官はヨセフのことを思い出す!ヨセフは王のところへ召し出される。
☆あなたならどうする?
・ヨセフは立ち上がった。機会を活かした!
・そして、みごとに神の助けにより、王の夢を説き明かし、王を安心させる。急きょ、王の次の位であるエジプトの総理大臣に!
・彼は、人生を切り開いていくことができた!一族を救った。エジプトを救った。
・彼は、機会を活かした!
・:17 ですから、愚かにならないで、主のみこころが何であるかを悟りなさい。
2.機会を活かす生き方をしていくため、機会を備えてくださる神様に心を向けていきましょう!
・「主のみこころ」とは、すなわち、神のお考え、ということ!
・機会を活かすとは、機械的なものではない!事務的なものではない!
・人格的なもの!
・神様からサインに気づくこと!
・機会を活かせる人になりましょう!そして、そのためにも、神様に心を向けてみてください!
3.イエス・キリストという方を通して、神様について知ることができると、聖書は教えています。
・エペソ3:12 私たちはこのキリストにあって、キリストに対する信仰により、確信をもって大胆に神に近づくことができます。
・イエス・キリストというお方について聖書から学んでいきましょう!
・イエス様を知り、そうすることにより、神様を知ることができる!
・そして、神様のお心を知り、機会を活かすことができる人に!
■宣言:神様、すべて治めておられるあなたが、私たちにいろいろな機会を与えてくださっていることを感謝します!私たちはあなたが与えてくださった機会を活かしていきます!そのためにも、神様に心を向けていきます!イエス様を通して、神様を知っていけますように!
『神に祝福された結婚』(結婚式にちなんで)ヨハネ2:1~12より 2021年8月15日小山コミュニティチャペル礼拝
2021年8月15日礼拝メッセージ 要旨
■タイトル:『神に祝福された結婚』
■聖書箇所:ヨハネ2:1~12
■中心聖句:ヨハネ2:11 イエスはこれを最初のしるしとしてガリラヤのカナで行い、ご自分の栄光を現された。それで、弟子たちはイエスを信じた。
・古代ギリシャの哲学者ソクラテスの名言
・「唯一の真の英知とは、自分が無知であることを知ることにある。」、無知の知。
・彼は、このことを広めることを責務とした。
・こんな言葉も残している。
・「結婚しなさい。もし良い妻を持てば幸せになるだろう。もし悪い妻を持てば哲学者になれるだろう。」!
・小山コミュニティチャペルには、今年結婚されたカップル、これから結婚するカップルがおります。
・ということで、今日は、神に祝福された結婚、というテーマで学んでいきましょう。
◇聖書箇所をお読みください。
・この箇所は、「カナの婚礼」の記事。
・3つのことをこの記事を通して学んでいきましょう!
・:1~2 それから三日目に、ガリラヤのカナで婚礼があり、そこにイエスの母がいた。 イエスも弟子たちも、その婚礼に招かれていた。
1.イエス様は、「結婚」とそのための「セレモニー」を大切なものと考えておられました。私たちも大切にしていきましょう。
・結婚はいつから始まったのでしょうか?
・創世記1:26~28 神は仰せられた。「さあ、人をわれわれのかたちとして、われわれの似姿に造ろう。こうして彼らが、海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、地の上を這うすべてのものを支配するようにしよう。」 ◇神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして人を創造し、男と女とに彼らを創造された。 ◇神は彼らを祝福された。神は彼らに仰せられた。「生めよ。増えよ。地に満ちよ。地を従えよ。海の魚、空の鳥、地の上を這うすべての生き物を支配せよ。」
・天地創造、人の創造、その時から結婚は神様のご計画の中にあった!
・人の生き方に根源的なもの!
・不思議な神のご計画。 男女が引かれ合い、約束に基づいて家庭を作っていく!
(あ)これからの方へ 大切にしましょう。神様に頼っていきましょう!
(い)まだ先の方へ 大切にしましょう。神様にお祈りしてください!良い結婚ができますようにと!
(う)既婚の方へ 大切にしましょう。
・:3 ぶどう酒がなくなると、母はイエスに向かって「ぶどう酒がありません。」と言った。
・ピンチのときがやってくる!
・:7~10 イエスは給仕の者たちに言われた。「水がめを水でいっぱいにしなさい。」彼らは水がめを縁までいっぱいにした。 ◇イエスは彼らに言われた。「さあ、それを汲んで、宴会の世話役のところに持って行きなさい。」彼らは持って行った。 ◇宴会の世話役は、すでにぶどう酒になっていたその水を味見した。汲んだ給仕の者たちはそれがどこから来たのか知っていたが、世話役は知らなかった。それで、花婿を呼んで、 ◇こう言った。「みな、初めに良いぶどう酒を出して、酔いが回ったころに悪いのを出すものだが、あなたは良いぶどう酒を今まで取っておきました。」
・イエス様の御力による不思議な解決!
2.イエス様はピンチの中にある神の子どもたちに助けを与えてくださいます。イエス様に従っていく歩みを通してです。
(あ)イエス様は助けを与えてくださるお方!
〈適用される場面〉
・結婚に関連して
・一般的な面においても。
(い)イエス様の助けを受けることができるのは、イエス様に従っていく歩みを通してです。
・助けを受けるための手がかり、と言っても良いだろう。
・それは、イエス様から導きを受け、そして、従うこと!
・水がめに水を満たす。そのことを通して奇跡が。2~3メトレテス=80~120リットルの水がめに水を!(→写真)
・大切なことは、イエス様に従う歩み!
・特別な導き、指示がある場合もあるでしょう。そのことを一般化しないようにしましょう!
・毎日の日ごとの歩みの中で、イエス様に従う歩みを、一歩一歩、歩む!(「すぐに」に振り回されずに!)
(う)イエス様の助けを受けるためにどうしても必要なこと、それは、自分の足りなさを認めることです!
・マタイ5:3~5 心の貧しい者は幸い。悲しむ者は幸い。柔和な者(※欄外注 へりくだった者)は幸い。
・自分の足りなさを認めるとき、イエス様の助けの手が届く!
・:11イエスはこれを最初のしるしとしてガリラヤのカナで行い、ご自分の栄光を現された。それで、弟子たちはイエスを信じた。
3.イエス様は、私たちに助けを与えることを通して、神の御子・救い主としてのご自分の栄光を現してくださいます!
・結婚においても、セレモニーにおいても、イエス様の栄光を現していただきましょう!
・神様に頼り、神様から助けをいただいていく。
・その歩みの中に、神様の栄光が現されます!
・神様のすばらしさが現されます!
・神に祝福された結婚、それは、万事順調である、とは限らない。そうである必要もない。困難があってもいい。自分の足りなさを認める、そして、そこに、イエス様の助けが届いているならそこに神様の祝福があり、栄光がある。
■宣言:神様、あなたが定められた結婚を、そのためのセレモニーを大切なものと見ておられます。ですから、私たちも大切にしていきます。また、助けが必要ですから、あなたに従いつつ、助けを受けていきます。あなたの栄光を現してください!
『人の救いのための神の情熱』(母教会の洗礼式にちなんで)使徒8:26~40より 2021年8月8日小山コミュニティチャペル礼拝
2021年8月8日礼拝メッセージ 要旨
■『人の救いのための神の情熱』(母教会の「洗礼式」にちなんで)
■聖書箇所:使徒8:26~40
■中心聖句:第一テモテ2:4 神は、すべての人が救われて、真理を知るようになることを望んでおられます。
・今日はオリンピック2020の閉会式の日。
・いろいろありますが、選手たちの競技に対する情熱に心動かされる!
・いいプレイをしたい!勝ちたい!
・伝わってきますね!!
・ところであなたはの情熱は?
・そして、神様の情熱は?
・聖書箇所をお読みください。
・この記事、初代教会のリーダーの一人、ピリポの活動。
・「使徒」ではなかったが、ステパノとともに「執事(職)」に選ばれていた(使徒6:5)
・8章では、サマリヤでの宣教の様子が記録されている。
・今日の記事はそれに続く場面。
・今日の聖書箇所から、一人の人が救いをいただき、洗礼にまで導かれるために必要な3つのこと、学びましょう。
1.神様の熱心!情熱!
・「一人の人の救いのための神の熱心」を思わされる!
・神様の熱心はどのように表れたか?
①ピリポへ
・主の使いを遣わされた。主の使い、ピリポに指示を与える 26節
・うちにおられる聖霊の導きを通して。ピリポへの御霊の導き 29節
②エチオピア人の宦官へ
・ユダヤ教への接近、求道。
・「イザヤ書」を所持していた。(当時は貴重なものだったにもかかわらず!)そして、朗読していた。
③二人へ
・出会いをマネジメント。
・エチオピア人の宦官、福音を聞く。
・これらが組み合わされ、エチオピア人の宦官の洗礼へと。
・一人の人が救いに導かれ、洗礼を受けるまで、そこにはなみなみならぬ神様の熱心が込められている!
・エチオピア人の宦官のためにそうであったように、私たち一人一人のためにも、神様は情熱をもってみわざをなしてくださった!
・第一テモテ2:4 神は、すべての人が救われて、真理を知るようになることを望んでおられます。
・2つめは、ピリポの神への従順。
2.クリスチャンの従順!
・:26 さて、主の使いがピリポに言った。「立って南へ行き、エルサレムからガザに下る道に出なさい。」そこは荒野である。 :27 そこで、ピリポは立って出かけた。
・:29 御霊がピリポに「近寄って、あの馬車と一緒に行きなさい」と言われた。 :30 そこでピリポが走って行くと、…
・聖霊の導き、①超自然的な面(今日の箇所のピリポのように)、②自然的な面(8章前半のサマリヤ宣教は押し出されて。8:1,5)、
・両面あり。①に頼りすぎる危険性もあるし、②だけ、と固定化してしまうと停滞してしまうこともある。①も、②も!
・いずれにしても、神の導きを受けた人が従わなければ事は進まない!
・3つめは、エチオピア人宦官の信仰の決断。
3.求道者の決断!
・:36 道を進んで行くうちに、水のある場所に来たので、宦官は言った。「見てください。水があります。私がバプテスマを受けるのに、何か妨げがあるでしょうか。」
・決断の大切さ!
・信じよう!
・洗礼を受けよう!
・進もう!
・あなたの決心があなたを変える。
・決心に力があるのではなく、神様が働いてくださるから!
■宣言:神様、私たちを救うためのあなたの“熱心”を感謝します!あなたの熱心に答えて、クリスチャンとされた者たちが従順に従っていけますように!求道者である方が、決断できますように!
『パウロの抱負に学ぶ-隣人に益となる生き方』(ピリピ書講解説教第13回)ピリピ1:21~26より 2021年8月1日小山コミュニティチャペル礼拝
2021年8月1日礼拝メッセージ 要旨
■タイトル:『パウロの抱負に学ぶ-隣人に益となる生き方』(ピリピ書講解説教第13回)
■聖書箇所:ピリピ1:21~26
■中心聖句:ピリピ1:25 このことを確信しているので、あなたがたの信仰の前進と喜びのために、私が生きながらえて、あなたがたすべてとともにいるようになることを知っています。
・人のお役に立てるような生き方、社会に貢献できる生き方、したいものですね。
・パウロという人物はどうだったのでしょう。
・今日の聖書箇所を読んでみましょう。
・:21 パウロの信仰の宣言。生きることはキリスト!
・その信仰に立つパウロにとっては、「死」さえも「益」だという!
・なぜなら、:23 世を去ることは、キリストともにいることとなるから。
・しかし、肉体において生きるなら、:22 働きが実を結ぶ!
・:24 ピリピ教会のために、「もっと必要です」
・:25 ピリピ教会の「信仰の前進と喜びのため」に、役に立つ!
・:26 再び訪問できる!そして、「私に関する誇りは、増し加わるでしょう」
・パウロは自信家だったように思える。
・一部分を読んだだけではそのようにも見える。(前後関係、大切に!)
・:20「生きることはキリスト」がパウロの生き方であったことを考えるなら、この箇所は、パウロの「自信」ではなく、パウロの主にある「確信」だったと言えるだろう!
・パウロは、生きることはキリスト、という生き方をしていたので、ピリピ教会のクリスチャンたちの「信仰の前進と喜び」のために役立つことができた!
・しかし、これは、パウロだけの話ではない!
1.「生きることはキリスト」という歩みをさせていただくとき、あなたは、他のクリスチャンの「信仰の前進と喜び」のために役立つことができます!
・25節 このことを確信しているので、あなたがたの信仰の前進と喜びのために、私が生きながらえて、あなたがたすべてとともにいるようになることを知っています。
・信仰の前進と喜び!
・自分自身の経験から
・小山で伝道を開始したころのこと。なかなか動きがなかった。がっかりしていた。必死でもあった。
・神様に頼るしかないと思わされていた。
・そんなときに、親しくしている牧師の仲間との会話。
・「大変な中を通っているんです。そんなとき、もっと大変な中を通っている小山を思い出すんですよ。」
・うまくいっているなら助けになるというわけではない。うまくいっていないように見えても、イエス様に頼っているなら励ましとなることができる!!
・「生きることはキリスト」という歩みをするためにはどうしたら? ・前回の復習を。 ①イエス様を信じること、②イエス様に信頼し続けること、③イエス様への信仰によって、イエス様にあなたのうちに生きていただくこと、です!
・イエス様への信仰、ということ!
・もう少し掘り下げて考えてみましょう!イエス様への信仰とは?
・ピリピ3:8~11を読んでみましょう。
2.イエス様への信仰のエッセンスは、“キリストを信じることによる義、すなわち、信仰に基づいて神から与えられる義”を受け取ったことです!
・ここでは、「キリストを得て」(:9)、「キリストにある者と認められる」(:10)とも表現されている。
・イエス様への信仰により義とされる。信仰義認。
・信仰義認は、信仰の歩みという建物の「土台」であり、また、「本体」でもあるのです!
・信仰によって義とされた、そのことを受け取るとき、自分にあてはめるとき、聖霊の導きの中、その人は「生きることはキリスト」の歩みをするようになるのです!
・イエス様への信仰について考えるため、信じるイエス様がどのようなお方であるのか、見てみましょう。
・ガラテヤ2:20 もはや私が生きているのではなく、キリストが私のうちに生きておられるのです。今私が肉において生きているいのちは、私を愛し、私のためにご自分を与えてくださった、神の御子に対する信仰によるのです。
3.イエス様は、あなたを愛して、あなたのためにご自分を与えてくださった、あなたのために十字架にかかってくださったお方です!
・イエス様の愛を確認しましょう!
・イエス様が、十字架にかかってくださったことを確認しましょう!
・イエス様への信仰を確認しましょう!
・イエス様への信仰により義とされたことを確認しましょう!(義とされた=神の前に出ることができる、神に語りかけることができる、神は受け取ってくださる、…)
■宣言:イエス様、あなたへの信仰により義とされ、「生きることはキリスト」という歩みができることを感謝します!神の家族の“信仰の前進と喜び”のために役立つことができることを感謝します!「あなたの愛」と「あなたが私のために十字架にかかってくださったこと」を自分のこととして受け取っていきます!