『パウロの抱負に学ぶ-"生きることはキリスト“の境地』(ピリピ書講解説教第12回)ピリピ1:18~21より 2021年7月25日小山コミュニティチャペル礼拝
2021年7月25日礼拝メッセージ 要旨
■タイトル:『パウロの抱負に学ぶ-“生きることはキリスト”の境地』(ピリピ書講解説教第12回)
■聖書箇所:ピリピ1:18~21
■中心聖句:ピリピ1:21 私にとって生きることはキリスト、死ぬことは益です。
New International Version For to me, to live is Christ and to die is gain.
〈塚本虎二訳〉 何故なら、私にとって生きることはキリスト(を生きること、彼が私に生き給うことである。否、彼が私の生命)である。そして死ぬることは(完全にキリストと共に生きることであるから、私にはむしろ)利益である。
・オリンピック、始まりましたね。課題はいろいろありますが、良い点もいろいろあるように思います!
・昨日は柔道、男子60キロ級で高藤直寿が金!(栃木県出身!)
・女子48キロ級では渡名喜風南が銀!
・勝利を目指し、戦う姿に心動かされる。
・彼らに言わせれば、「生きることは、柔道!」
・パウロならどう言うでしょう?
◇聖書箇所を
・18節では、「キリストが宣べ伝えられること」を喜ぶとパウロは言っている。
(1:18 しかし、それが何だというのでしょう。見せかけであれ、真実であれ、あらゆる仕方でキリストが宣べ伝えられているのですから、私はそのことを喜んでいます。そうです。これからも喜ぶでしょう。)
・20節では、「キリストがあがめられること」が願いであると。
(1:20 私の願いは、どんな場合にも恥じることなく、今もいつものように大胆に語り、生きるにしても死ぬにしても、私の身によってキリストがあがめられることです。)
・そして、21節では、究極の宣言をしている!「生きることはキリスト」!
・「この一句には、生きたキリスト体験がにじみ出ています。キリスト教の奥義がここにあるとさえ言えましょう」、「いったいだれが、わずか数語のうちに深遠な人生観を表明できるでしょうか。だれがこれにふれて、心を動かさないでいられるでしょうか」(樋口信平)
・今日は、「生きることはキリスト」について学んでいきましょう。
1.「生きることはキリスト」は、救い主イエス様を信じること(イエス様への信仰)から始まります!
・イエス・キリストは救い主なのだから。
・キリストのように生きる(模範)よりも、第一に「信じること」!
・ヨハネ6:27~29 :27 永遠のいのちに至る食べ物のために働きなさい。 :28 神のわざを行なうためには、何をすべきでしょうか。 :29 神が遣わした者をあなたがたが信じること、それが神のわざです。
2.「生きることはキリスト」は、イエス様に信頼すること(イエス様への信仰)によって継続していきます!
・イエス・キリストは、「信仰の創始者であり完成者」(ヘブル12:2)なのだから。
・私たちのするべき分は、「信仰の創始者であり完成者であるイエスから、目を離さないでいなさい。」
・イエスから目を離さない=イエス様に信頼するということにほかならない!!
・イエス様への信仰、そればかり?そう!
・ローマ1:17 福音には神の義が啓示されていて、信仰に始まり信仰に進ませるからです。「義人は信仰によって生きる」と書いてあるとおりです。
3.「生きることはキリスト」とは、イエス様に生きていただくことです!これもイエス様への信仰によってです!
・(ガラテヤ2:19~21)
・ガラテヤ2:20 もはや私が生きているのではなく、キリストが私のうちに生きておられるのです。
・イエス様に生きていただく、とは、イエス様は、「私を愛し、私のためにご自分を与えてくださった」!そのことを土台として生きることです!そのことをよりどころとすることです!そのことのゆえにイエス様を信じ、信頼することです!(そこには自分の罪を認めることが含まれている)
・イエス様に生きていただくとは、
(あ)あなたがあなたでなくなること、ではありません!神に造られたあなたはあなたらしく生きる!
・「らしさ」は、聖書の記事にも表れている!神学的なパウロ、単純明快なペテロ、深遠なヨハネ、実際的なヤコブ。
(い)スーパークリスチャンになること、ではありません!
・イエス様が生きてくださるなら非の打ち所のない人格者に、というわけではない。
・イエス様が持っている知恵を持つというわけでもありません。力においても。
(う)特別なクリスチャンだけの特権ではありません。
・イエス様を信じた人が、イエス様に頼るなら、イエス様に生きていただくことができます!
・自分はだめなクリスチャンだ、と思っている方へ。あなたも、「生きることはキリストです」と言うことができます!
・イエス様を信じ、頼っているなら、イエス様が生きてくださる!
◆ところで、「良い行い」はどこへ?
・ヨハネ15:5 わたしはぶどうの木、あなたがたは枝です。人がわたしにとどまり、私もその人にとどまっているなら、その人は多くの実を結びます。
・イエスにとどまる=イエス様への信仰・信頼 →多くの実
・エペソ2:10 実に、私たちは神の作品であって、良い行いをするためにキリスト・イエスにあって造られたのです。神は、私たちが良い行いに歩むように、その良い行いをあらかじめ備えてくださいました。
・良い行いも備えられている
・ガラテヤ5:16、22~23 私は言います。御霊によって歩みなさい。/しかし、御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制です。
・御霊によって歩む=イエス様への信仰・信頼 →御霊の実
・ご近所の方がミニトマトを栽培している。トマトの実がたくさんなっている。ぶどうのように、ふさになって。茎に近い方は赤い。先に行くとまだ緑。徐々に赤くなっていく。トマトも大変ですね?緑を赤にしなければならない?いいえ!!トマトとして生きていれば、実は緑から赤に!
・私たちも、イエス様を信じ、信頼し、つながっているなら、実を結ぶ!イエス様の似姿!御霊の実!伝道の実!
■宣言:イエス様、私たちは、「生きることはキリストです」と告白し、そのように歩むことができることを感謝します。イエス様を信じ、イエス様に頼り続け、イエス様に生きていただきます!
『パウロの抱負に学ぶ-いちずに生きる』(ピリピ書講解説教第11回)ピリピ1:18~20より 2021年7月18日小山コミュニティチャペル礼拝
2021年7月18日礼拝メッセージ 要旨
■タイトル:『パウロの抱負に学ぶ-いちずに生きる』(ピリピ書講解説教第11回)
■聖書箇所:ピリピ1:18~20
■中心聖句:ピリピ1:20 私の願いは、どんな場合にも恥じることなく、今もいつものように大胆に語り、生きるにしても死ぬにしても、私の身によってキリストがあがめられることです。
・「人は誰かを変えることなんかできない。
おれはそう言った。
だが、よーく、覚えておけ。
お前らがまっすぐな思いで突き進むとき、
その姿はほかの誰を動かす原動力となる。」
・ドラゴン桜、最終話、阿部寛、扮する”桜木先生”のせりふです!
・いちずに生きる、いいですね。
・聖書箇所を読んでみましょう。
・内容的には、18b~26 「パウロの抱負」(宣教報告に続いて)
・今日は20節から恵みをいただいていきましょう。
・直訳的には・・・
・私の願い、それは、
・私が ・・・ 何事においても ・・・ 恥を受けず※1
・かえって
・キリストが ・・・ 公然と※2 ・・・ あがめられるように(大きくされるように)
ということです。
[いつもそして今も]、[私の身によって]、[生によっても、死によっても]
・※1 前田訳 わがあこがれと望みによれば、わたしは何にも恥を受けず、いつものように今もまた、全く公然と、生によれ死によれ、わが身によってキリストがあがめられましょう。
・※2 新共同 そして、どんなことにも恥をかかず、これまでのように今も、生きるにも死ぬにも、わたしの身によってキリストが公然とあがめられるようにと切に願い、希望しています。
・:20 私の願いは、どんな場合にも恥じることなく、今もいつものように大胆に語り、生きるにしても死ぬにしても、私の身によってキリストがあがめられることです。
1.パウロの願いは、自分自身を通して、キリストがあがめられることでした。なんとすばらしい願いでしょうか!
(あ)自分のために何かを求める。それはそれですばらしい。
・一途な生き方!心打たれる!
(い)何を求めているかが重要。
・パウロは、キリストがあがめられることを求める。
・イエス様の栄光のために一途に生きた。
・“すがすがしさ”さえ感じさせる。
・ところで、あなたはいかがでしょうか?
2.あなたは、「キリストがあがめられる」ことを、あなたの切なる願いとしているでしょうか?
・いろいろな答が返ってくるでしょう。
(あ)「ぜんぜんそのような生き方、できていません。」
(い)「願っていますよ。でも、切なる願いほどではありません。」
(う)「キリストがあがめられること、切に求めています。パウロにも負けないくらい切に求めています。」
・まず、自信を持っている方に聞いてみたい。
・「あなたは、イエス様があなたにしてくださったことに十分ふさわしく、イエス様があがめられることを求めているでしょうか」
・だれひとりとして、イエス様がしてくださったこと以上に応答できた人はいません!
・イエス様は、神であるお方にもかかわらず、人となってくださいました。
・父なる神様のみこころを一つももれることなく、実行されました。
・十字架の苦しみを味わい尽くしてくださいました。
・私たちの身代わりに、十字架の上で命を捨ててくださいました。
・「わが神、わが神、どうして私をお見捨てになったのですか」と叫ばれました。事実、そうだったからです。
・誰一人として、「キリストがあがめられること」を十分に願い、生きることができた人は、できる人はいないのです。
3.あなたが、自分の足りなさを認め、いつもイエス様から「赦し」と「励まし」と「新しい力」をいただいているなら、あなたを通して、キリストが大きくされ(あがめられ)ていっているのです!
・しかし、あなたが、自分の罪を、弱さを、至らなさを認めるとき、流れは変わるのです!
・私は、自分中心で、自分のことにとらわれている。
・そして、イエス様を見上げます。
・イエス様、赦してください。励ましを与えてください。新しい力を与えてください。と祈る。
・赦される。励ましを受ける。新しい力をいただく。
・イエス様が大きくされている!
・イエス様があがめられる!
・偉大なことをした人、すばらしい。尊敬に値する。
・罪と無力さの中で、必死にイエス様にすがっている人、人は認めないかもしれない。
・しかし、神様の目は、その人に注がれているのです。
まとめ
・イエス様があがめられることを求めていきましょう。
・そうできない、そうしてこなかった罪を赦していただきましょう。イエス様の十字架の血潮により頼んで。
・主にあって立ち上がり、また、イエス様があがられることを求めていきましょう!
■宣言:神様、私は、「私の身によってイエス様があがめられること」を願いとしていきます。たびたび失敗し、そのたびに、イエス様から赦しと新しい力をいただくばかりですが、そのことを通してもイエス様が大きくされ、イエス様があがめられることを信じます。イエス様があがめられますように!
『パウロの抱負に学ぶ-“世の3つの不幸”と“福音による3つの解決”』(ピリピ書講解説教第10回)ピリピ1:18b~19より 2021年7月11日小山コミュニティチャペル礼拝
2021年7月11日礼拝メッセージ 要旨
■タイトル:『パウロの抱負に学ぶ-“世の3つの不幸”と“福音による3つの解決”』(ピリピ書講解説教第10回)
■聖書箇所:ピリピ1:15~19
■中心聖句:ピリピ1:18b~19 :18b そうです。これからも喜ぶことでしょう。 :19 というのは、あなたがたの祈りとイエス・キリストの御霊の支えによって、私がせつに期待し望んでいるとおりに、このことが結局は私の救いとなることを知っているからです。
・小学生の低学年の時、こんなことが。
・先生「これから新学期の”抱負”を書いてもらいます」
・「抱負って何?」、「どうしよう・・・」
・そう思ったことがありました。(そんなこと、ありませんか?)
・※ちなみに”抱負”とは、「やりとげたいと心の中に抱いている考え・計画のこと」
・パウロの抱負は何だったのでしょうか?
◇聖書箇所をお読みください。
・内容的には、18b~26 「パウロの抱負」(宣教報告に続いて)
・その直前(先週学んだ)は、パウロは言う!ねたまれる苦しみ、つらい、しかし、そうであっても喜ぶ!イエス様が伝えられているゆえ!パウロの喜びの理由、その1、キリストがのべ伝えられているから!
・そして、「これからも喜ぶことでしょう」!2つめの理由が記されている。
・19節 直訳では以下。
・なぜなら、私は知っているからだ!
・このことが、私の救いとなることを!
・私のために!
・あなたがたの祈りによって、また、イエス・キリストの御霊の支えによって。
・「このことが、私の救いとなる」とはどういうことか?
・「このこと」=パウロが直面している諸々の試練
・「私の救いとなる」=救いの完成のために益となる、役立つ、という内容をさすと考えられる
○救いのいくつかの側面。
①イエスへの信仰による新生、義認を指す。 「瞬間的な神のみわざ」。だが、時にはっきりと認識できないことも。
・エペソ2:8 この恵みのゆえに、あなたがたは信仰によって救われたのです。それはあなたがたから出たことではなく、神の賜物です。
②救いの完成に向けてのプロセス(聖化)。
・第二コリント3:18 私たちはみな、覆いを取り除かれた顔に、鏡のように主の栄光を映しつつ、栄光から栄光へと、主と同じかたちに姿を変えられていきます。これはまさに、御霊なる主の働きによるのです。
・ヘブル12:10~11 肉の父はわずかの間、自分が良いと思うことにしたがって私たちを訓練しましたが、霊の父は私たちの益のために、私たちをご自分の聖さにあずからせようとして訓練されるのです。すべての訓練は、そのときは喜ばしいものではなく、かえって苦しく思われるものですが、後になると、これによって鍛えられた人々に、義という平安の実を結ばせます。
③救いの完成(栄化) 「瞬間的な神のみわざ」。明々白々。完全なみわざ。
・ピリピ3:20~21 しかし、私たちの国籍は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主として来られるのを、私たちは待ち望んでいます。キリストは、万物をご自分に従わせることさえできる御力によって、私たちの卑しいからだを、ご自分の栄光に輝くからだと同じ姿に変えてくださいます。
・ここでの「私の救いとなる」は、②と考えられる。
・パウロは、こう言いたかった!
・「私が経験している様々な試練は、私の救いの完成に向けて、益となっている!役に立っている!」
・パウロは、このことを神様から教えていただき、試練の中にあっても、喜ぶ者とされた!
・あなたにとっても同じ!あなたが神の子どもとされているなら!
1.あなたが経験している様々な試練は、あなたの救いの完成に向けて、役立っています!このことを深く知れば知るほど、あなたは喜びにあふれて歩むことができます!
・喜ぶことができる理由、第一は、あらゆるしかたでキリストがのべ伝えられているゆえ、だった。
・パウロ、驚異的な人物。ある意味、人間離れ?かけ離れた存在?主にあって目指したい!
・別な面もある!
・:19 というのは、あなたがたの祈りとイエス・キリストの御霊の支えによって、私がせつに期待し望んでいるとおりに、このことが結局は私の救いとなることを知っているからです。
・私にとって、救いの完成に向けて益になる!役に立つ!だから喜ぶ!
・パウロも一人の人。それでいい!
・神第一!目指していきましょう!それとともに、私の救い、私の信仰の成長、を求めて良い、求めるべき!
・神様のご計画の中に、それは含まれているのだから!
・ところで、パウロは試練が救いの完成へとつながるために神様が用いられるものを2つ上げている。
・:19 というのは、あなたがたの祈りとイエス・キリストの御霊の支えによって、私がせつに期待し望んでいるとおりに、このことが結局は私の救いとなることを知っているからです。
・「とりなしの祈り」と「御霊の支え」。先に「御霊の支え」を見ていきましょう!
2.聖霊なる神様のお働きによって、あらゆることが、あなたの救いの完成に向けて、用いられていくのです。
・「御霊の支え」!
・「支え」=新改訳第3版「助け」
・聖霊なる神様は「助け主」!!ヨハネ14:16,14:26,15:26,16:7。
・ローマ8:26 「同じように御霊も、弱い私たちを助けてくださいます。」~(以下は祈りについて)
・第二コリント3:18 私たちはみな、覆いを取り除かれた顔に、鏡のように主の栄光を映しつつ、栄光から栄光へと、主と同じかたちに姿を変えられていきます。これはまさに、御霊なる主の働きによるのです。
・聖霊なる神様は、イエス様を信じる者の心に住んでくださる。
・第一コリント3:16 「あなたがたは、自分が神の宮であり、神の御霊が自分のうちに住んでおられることを知らないのですか。」
・そして、私たちを助けてくださる。信仰の歩みにおいて。あらゆることを救いの完成に向けて用いて。
・聖霊なる神様のお働きに信頼していきましょう。自分の弱さを認めて!
・聖霊なる神様に心を支配していただきましょう。満ちていただきましょう!エペソ5:18 御霊に満たされなさい。
・もう一つの「とりなしの祈り」を見ていきましょう!
・:19 というのは、あなたがたの祈りとイエス・キリストの御霊の支えによって、私がせつに期待し望んでいるとおりに、このことが結局は私の救いとなることを知っているからです。
3.クリスチャンの兄弟姉妹のとりなしの祈りを通して、あらゆることが、あなたの救いの完成に向けて、用いられていくのです。
・パウロは、ピリピ教会の人々のサポートの祈りに全面的に信頼していた!
○兄弟姉妹の祈りがあることを感謝しましょう!
○兄弟姉妹に、祈りをお願いしましょう!
○兄弟姉妹のために祈りましょう!
○牧師のためにも祈りましょう。パウロは祈りのサポートを依頼した。
〈まとめ〉
(あ)すべてのことが、信仰の前進のために益とされる!
(い)聖霊なる神の助けがあるゆえ!
(う)兄弟姉妹の祈りがあるゆえ!
・神の子どもとされた者への3つの特権、と呼ぶことができるだろう。
・一方、この世界は…
(あ)不幸な出来事が(外に内に)満ちている。不確かな世界。
(い)よりどころがない。不安定。
(う)仲間がいない。孤独。
・この世界の3つの不幸を、福音が解決する!
■宣言:神様、私たちは不確かな世界に生きていますが、すべてのことが信仰の成長のために益とされることを信じます!それは、「兄弟姉妹の祈り」と「御霊の支え」があるからです!聖霊様に信頼していきます!兄弟姉妹のために祈ります!
『パウロの”宣教報告”に学ぶ-“キリストが宣べ伝えられていることを喜ぶ”』(ピリピ書講解説教第9回)ピリピ1:15~18より 2021年7月4日小山コミュニティチャペル礼拝
2021年7月4日礼拝メッセージ 要旨
■『パウロの宣教報告に学ぶ-“キリストが宣べ伝えられていることを喜ぶ”』(ピリピ書講解説教第9回)
■聖書箇所:ピリピ1:15~18
■中心聖句:ピリピ1:18 しかし、それが何だというのでしょう。見せかけであれ、真実であれ、あらゆる仕方でキリストが宣べ伝えられているのですから、私はそのことを喜んでいます。そうです。これからも喜ぶでしょう。
・私は牧師をしながら、塾をやっています。
・生徒とのコミュニケーションが大切。始める直前、休憩時間、ちょとした話をする。
・ある生徒。「最近、小説、読んでます」、「どんな本?」、「今読んでいるのは『青ブタ』(?)で、…」。
・別な生徒、「ドラマにこってます。」、「何?」、「ドラゴン桜です!」、「前回はあの場面が良かったです!」。
・さらに別な生徒。「辛い物、好き!」、「何?」、「お寿司にわさび!ツーンとくるのが・・・」。
・それぞれ目を輝かせ話している!その話題になるとうれしそう!喜んでいる!
・あなたは何を喜んでいますか?
・パウロは?
◇聖書箇所を読む。
・ピリピ書、続けて学んでいる。
:1~2 あいさつ。
:3~6 パウロの感謝。
:7~8 パウロの愛の告白。
:9~11 パウロの祈り。
:12~18 パウロの宣教報告。先週はその前半。「私の身に起こったこと・投獄」が「福音の前進」に役立った!
(あ)親衛隊、その他へ、「キリストゆえの投獄なのだ」!
(い)兄弟たちの大多数は大胆にみことばを語るように。
・《内容》 今日はパウロの宣教報告の後半。
・先週学んだように、兄弟たちの大多数は大胆に福音を語るようになった。14節
・ところが、次のレベルの問題が。
・みことばを語るようになった人たちの中には、動機に問題のある人々もいた、というのです!
・15節 「ねたみや争いからキリストを宣べ伝える人もいますが、」 →×
「善意からする者もいます。」 →○
・16節 「私が福音を弁証するために立てられていることを知り、愛をもってキリストを伝えていますが、」 →○
・17節 「党派心からキリストを宣べ伝えており、純粋な動機からでありません。」 →×
・「鎖につながれている私をさらに苦しめるつもりなのです。」
・パウロにとっては大きな苦しみだったことだろう。しかし、パウロはこう言う。
・18節 しかし、それが何だというのでしょう。見せかけであれ、真実であれ、あらゆる仕方でキリストが宣べ伝えられているのですから、私はそのことを喜んでいます。そうです。これからも喜ぶでしょう。
・「キリストが宣べ伝えられている」!そうであるば、「それが何だ(というのでしょう)」!!
・私は喜ぶ!
1.「キリストが宣べ伝えられていることを喜ぶ」、パウロはその【模範】です!
・パウロは主にあって、キリストが宣べ伝えられていることを喜んでいる!
・パウロは、模範なのです!
2.「キリストが宣べ伝えられていることを喜ぼう」、これは、あなたへの【チャレンジ】です!
・あなたはどうですか?
・キリストが宣べ伝えられていることを喜んでいますか?
・神様は様々な恵みを与えてくださっている!たくさんの喜びを神様は与えてくださっている!それはそれで負い!
・でも、「イエス様が宣べ伝えられていることを喜んでいますか?」
・神学上の強調点の違い、伝道のスタイル、善意か、それとも、ねたみか。それらをすべて「それが何だというのでしょう」、そう言うことができるでしょうか?
・イエス様が宣べ伝えられていることが喜びであるなら、あなた自身、イエス様を宣べ伝える者となっているはずですね!
3.「キリストが宣べ伝えられていることを喜ぶ」、これは、あなたへの【恵み】でもあるのです!
・こういう方がおられるのではないでしょうか。
・「『イエス様が宣べ伝えられることを喜んでいるか』と言われるなら、自信はない。しかし、少しばかりかもしれません。イエス様が伝えられていることに喜びを感じるのは確かですね。」
・それでいいのです!それを大切にしていけば良いのです!
・イエス様を信じたなら、みな、イエス様が宣べ伝えられることを喜ぶ者とされています!神の恵みが注がれている!
・イエス様は私の、あなたの、みんなの救い主だから!
・第一ヨハネ3:16 キリストは私たちのために、ご自分のいのちを捨ててくださいました。それによって私たちに愛がわかったのです。
・でも、大切にしていないと、しぼんでいってしまう!
○イエス様が宣べ伝えられていることを喜びましょう!
○喜びをもって、イエス様を伝えていきましょう!※もちろん、自分自身が伝える者に!
(あ)表現はいろいろあるでしょう。
・イエス様は救い主です!イエス様は、身代わりに十字架にかかってくださったお方です!イエス様は、いのちの恩人です!
(い)チームでの働きでもあります。
・「アーメン」という働きもある!
・礼拝で、イエス様のことが宣べ伝えられる。心の中で「アーメン」と応答する。チームとしてイエス様を宣べ伝えることになる!※動画で返信するのもいいのではないでしょうか!
(う)イエス様を宣べ伝える。知恵もって、取り組む必要もある。
・通常の場合の伝道の要素。①良い関わり。②良い福音伝達。
・②が中心。しかし、①も大切に。祈り心で②の機会を待つ!②には時がある!①はいつでもできる!
■宣言:イエス様、私たちは、あなたが宣べ伝えられていることを喜びます!イエス様、あなたは、私の救い主だからです!私も、あなたを宣べ伝えてきます!