2021年2月21日小山コミュニティチャペル礼拝 『神の子どもの特権ー相続人とされる祝福(ガラテヤ4:7より)
2021年2月21日礼拝メッセージ 要旨
■『神の子どもの特権-相続人とされる祝福』
■聖書箇所:ガラテヤ4:4~7
■中心聖句:ガラテヤ4:7 ですから、あなたはもはや奴隷ではなく、子です。子であれば、神による相続人です。
・クリスチャン・シンガーソングライター、岩渕まことさん。
・こんな歌詞の歌を書いている。
・タイトルは「ただありがとう」。
・「♪金持ち・お金持ち、金持ち・貧乏、貧乏・金持ち、貧乏・貧乏♪」
・あなたはどれにあてはまりますか?
◇聖書箇所を読んでみましょう!
・ガラテヤ4:7 ですから、あなたはもはや奴隷ではなく、子です。子であれば、神による相続人です。
1.神の子どもとされたということは、「相続人」とならせていただいたということなのです!
・いわゆる「遺産相続」。親が亡くなり、その遺産を受け継ぐこと。
・神の子たちも相続する。神様は永遠に生きておられるが、時が来ると、相続することができる!
・何を相続するのでしょうか?
(あ)御国を。
・エペソ1:11 またキリストにあって、私たちは御国を受け継ぐ者となりました。
・黙示録21:1~4
・黙示録22:1~5
(い)神様ご自身を。
・ローマ8:17 子どもであるなら、相続人でもあります。私たちはキリストと、栄光をともに受けるために苦難をともにしているのですから、神の相続人であり、キリストとともに共同相続人なのです。
・※詩篇16:5 主は私への割り当て分 また杯。 あなたは 私の受ける分を堅く保たれます。
2.神様は、御国の相続人であることが、どんなにすばらしいことなのか、わかってほしいと願っておられます。
・エペソ1:18~19 また、あなたがのこころの目がはっきりと見えるようになって、(神の召しによって与えられる望みがどのようなものか)、聖徒たちが受け継ぐものがどれほど栄光に富んだものか、(また、神の大能の力の働きによって私たち信じる者に働く神のすぐれた力が、どれほど偉大なものであるかを)、知ることができますように。
・受け継ぐものがどんなにすばらしいものかわかればわかるほど、・・・
(あ)信仰が強められる。 ※私たちは信仰を強めていただく必要がある!試練と困難の中にあるのだから。
(い)希望をいただくことができる。 ※希望、必要ですね!
(う)新しい力をいただくことができる。 ※新しい力も必要!
・4節 しかし時が満ちて、神はご自分の御子を、女から生まれた者、律法の下にある者として遣わされました。
3.神の子どもとされるにあたっても、また、相続人とされるにあたっても、神様が、御子イエス様を遣わしてくださったことは、なんとありがたいことでしょう!
・それがなければ、救いはない!神の子どもとされることもない!相続人にしていただけることも、もちろん、ありえない!
・神は御子を遣わしてくださった!救いを用意してくださった!
・私たちは、信じ、信頼し、受け取っただけ!
・ガラテヤ3:24~26 信仰によって義とされる→子どもとされる→相続人とされる→相続する!
■宣言:神様、私たちを子どもとしてくださり、そして、相続人としてくださったことを感謝します!さらに目を開いてくださり、それがどれほどすばらしいものであるかをわからせてください!また、イエス様を遣わしてくださったことを感謝します!
2021年2月14日小山コミュニティチャペル礼拝 『神の子どもとされるためー光であるイエスを受け入れる(ヨハネ1:9、12より)
2021年2月14日礼拝メッセージ 要旨
■タイトル:『神の子どもとされるため-光であるイエスを受け入れる』
■聖書箇所:ヨハネ1:9~13
■中心聖句: ヨハネ1:9 すべての人を照らすそのまことの光が、世に来ようとしていた。 :12 しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとなる特権をお与えになった。
○心理学者の河合隼雄さん。本の中でこんなことを書いています。
「小さい頃読んだ本の中にこんなことが書いてあった。
何人かの人が漁船で海釣りに出かけ、夢中になっているうちに、みるみる夕闇が迫り暗くなってしまった。
あわてて帰りかけたが潮の流れが変わったのか混乱してしまって、方角がわからなくなり、そのうち暗闇になってしまい、都合の悪いことに月も出ない。
必死になって灯(たいまつだったか?)をかかげて、方角を知ろうとするが見当がつかない。
そのうち、一同のなかの知恵のある人が、「灯を消せ」と言う。
不思議に思いつつ気迫におされて消してしまうと、あたりは真の闇である。
しかし、目がだんだんとなれてくると、まったくの闇と思っていたのに、遠くの方に浜の町の明かりのために、そちらの方が、ぼうーと明るく見えてきた。
そこで帰るべき方角がわかり、無事に帰ってきた、というのである」
(河合隼雄著『こころの処方箋』 新潮社p112)。
・考えさせられる話ですね。
・聖書にも、「光」が出てくる。
◇聖書箇所を読んでみましょう。
・私たちは、神の子どもとして歩む、という大きなテーマで続けて学んでいます。今日はこの箇所から学んでいきましょう。
・まず、12節。 「神の子どもとなる特権」という言葉に心を留めたい。
1.神の子どもとされるということ(クリスチャンになること)の本質は、「義務」ではなく、「特権」です! 【特権をいただける】
・義務ではなく、特権!
・「決りごと」ではなく、「喜び」です!
・何かをしなければならない、ということではなく、何か良いことにあずかる、ということ。
・キリスト教についての誤解、と言ってもよいかも。
・信者の方にとっても確認し続ける必要もある。いつのまにか、「規則を守ること」が中心になってしまうときがある。
・神の子どもとされたことが特権であることを忘れ、いつのまにか、「もっと~しなければ」と追い立てられて歩んでしまっているときがある。
・心に留めてください!思い出しましょう!神の子どもとして歩むことは「特権」であること!
・さて、その特権にあずかるにはどうしたらいいのでしょうか?
・:12 しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとなる特権をお与えになった。
2.神の子どもとされるために必要なことは、イエス・キリストの名を信じることであり、この方を受け入れ、心に迎えることです。 【受け入れるなら】
・ひとことで言うなら、「信じること」。単純です。重要なことはシンプルです。
・「信頼すること」ですね。
・この箇所では、「この方を受け入れること」と言い換えられている。
・信頼して、受け入れることだ、と聖書は教えています。そして、そうするなら、神の子どもとしていただける。
・プレゼントを受け取るように。お客さんを迎えるように。
・受け取るには、「この方」がどのようなお方であるかを知る必要がありますね。それが第3のポイント。
3.イエス・キリストは、神が人となったお方であり、また、すべての人を照らし、神をわからせてくださる救い主であられます。 【光であるイエス様を】
・10節 この方はもとから世におられ、世はこの方によって造られたのに、(世はこの方を知らなかった。)
(あ)この方は、神であるお方。神が人となられた。聖書の教え、神は万物の創造者。イエスは神が人となられた。
・9節 すべての人を照らすそのまことの光が、世に来ようとしていた。
(い)この方は、すべての人を照らす光であるお方。「救い主」
①「すべての人を照らす光」
・人類の歴史は、神を求める歩み。
・聖書は、神が、人を照らし、ご自分をわからせるため、光を与えてくださった、と教えている。
・聖書の言葉は静か。おぼろげであるようにも思える。しかし、頼っているともしびを消してみると、輝いている。
・進むべき方向を示してくれる。 ・イエス・キリストはそのようなお方だ、と聖書は教えています。
②「すべての人を照らす光」
・すべての人です。人種、文化を越えて。地位のあるなし、お金のあるなし、性別、あらゆるものの垣根を越えて!
③イエス・キリストは光として、救い主として、人類の罪を背負われ、十字架で死なれました!神であることを示すため、三日目によみがえられました!
適用
①クリスチャンの皆さんへ 光であるイエス様に感謝していきましょう!
②クリスチャンで神をもっと知りたいと願っている方へ 光であるイエス様により頼んでいきましょう!神を求めることはすばらしいこと。それは、光であるイエス様を通してであることを心に留めていきましょう。
③まだ、信仰をもっておられない方へ 光であるイエス・キリストというお方について聖書を通して知っていただきたい。ともに聖書から学んでいきましょう!
■宣言:イエス様、あなたはすべての人を照らす光であるお方です。あなたを信じ、受け入れます。私たちを神の子どもとしてください。その特権にあずからせてください。
2021年2月7日小山コミュニティチャペル礼拝 『神の子どもとするためー神様の備え』(エペソ1:3~6より)
2021年2月7日礼拝メッセージ 要旨
■『神の子どもとするため-神様の備え』
■聖書箇所:エペソ1:3~6
■中心聖句:エペソ1:5 神は、みこころの良しとするところにしたがって、私たちをイエス・キリストによってご自分の子にしようと、愛をもってあらかじめ定めておられました。
1.神様は、私たちを神の子どもとすることを、愛をこめて、願ってくださり、そして、計画してくださいました!神様を賛美しましょう!
・「子にしようと」「子とする」=「養子縁組をする」(adoption)
(あ)神様は願われた!
・「みこころの良しとするところにしたがって、」
・前田訳「それは彼のみ心にかなったことで、」 ・新共同「御心のままに」
・喜ばれる質問、「あなたの願いは何ですか?」
・神様にも願いがあった!
・神様は言われる。「私の願いは、彼を、彼女を、私の子どもとすることだ」!
(い)神様は計画してくださった。予定してくださった!
・この教えは、救いが確かなものであることを確信させる。
・黒崎幸吉 「もし我らの救いが我らの価値によって定まるものならばそれほど不確実不安定なものはない。然るに神が我らを予め救いに定め給うが故に、その救いは全く不動不変である。」
(う)「愛をもって」すべてのことが神様の愛のうちになされた!
・「イエス・キリストによってご自分の子にしようと、」
2.私たちが神の子どもとされたのは、ただイエス様を通して、でした!イエス様に感謝しましょう!
・ひとり子の神が人となってくださった。
・罪のない歩みをされた。父なる神のみこころを実現された。
・そして、十字架の上で死なれた。私たちの罪を身代わりに背負って。
・救いの完成を表して、三日目に復活された。
・父なる神の右の座に座し、とりなし祈っていてくださる。
・このイエス様によって神の子どもとなることができる!!
・イエス様に感謝しましょう!
・「ご自分の子にしようと」=子とする、彼(神様)へと
〈International Standard Version〉 he predestined us for adoption to himself through Jesus the Messiah, according to the pleasure of his will,
3.神の子どもとされたあなたは、「父である神様」と「子とされたあなた」との個人的でユニークな交わりの中に入れていただいているのです!神様と交わりをもっていきましょう!
・神の子どもとされる、ということは、個人的な事柄!
・神とあなた、という個人的な関係!パーソナルな関係!
・「神の子どもたち」は多数。しかし、みんなまとめて、ということではない!
・ひとりひとりを大切にし、ひとりひとりと独特で、ユニークなありかたで関わってくださる!
・神の子どもとされたということは、神様から「あなたはわたしの子だ」と言ってもらえる、ということです。
・人間の課題の一つ。「孤独」、「孤独感」。現代の「情報化社会」は特に。コロナ禍の中でさらに。
・信者ではない人たちの問題ではない。信者であっても孤独感に襲われることもある。
・信仰がしっかりしているかどうかの問題でもない。情緒面の問題。
・解決は神様との交わりにある!神の子どもとされたという堅い土台に立ち神様と交わりを持つ。そうすることにより孤独感を乗り越えていくことができる!
■宣言:神様、あなたは、愛をもって、私たちを子どもとすることを計画してくださいました。あなたをほめたたえます!神の子どもとされたのは、イエス様のみわざによってです。感謝します!あなたの子どもとして、あなたとの交わりを大切にしていきます!
2021年1月31日小山コミュニティチャペル礼拝 『神の子どもの特権ー求め、与えられる祝福』(マタイ7:7~11より)
2021年1月31日礼拝 メッセージ 要旨
■タイトル:『求め、与えられる祝福』
■聖書箇所:マタイ7:7~11
■中心聖句:マタイ7:11 このように、あなたがたは悪い者であっても、自分の子どもたちには良いものを与えることを知っているのです。それならなおのこと、天におられるあなたがたの父は、ご自分に求める者たちに、良いものを与えてくださらないことがあるでしょうか。
・7節
・求めなさい。探しなさい。たたきなさい。
・似たような内容が繰り返されている。それほど大切!
・とともに、現実は厳しい、と言っても良いのではないか!
・厳しい現実。求めても与えられない。探しても見つからない。たたいても開かれない。(多くの方は共鳴してくださるでしょう。ある人は、そんなことを言うのは不信仰だ、と言われるかもしれませんが。)
・イエス様 も言われた。「世にあっては苦難があります。」(ヨハネ16:33)
・パウロも厳しい状況を生きた。(第二コリント11:23~27)
・しかし、厳しい現実の中にある私たちに、イエス様は、励ましを与えてくださる。
・求めても、なかなか与えられない厳しい現状の中にある私たちのために!
・イエス様は、どのようにして励ましを与えてくださるのでしょうか。
1.イエス様は「約束」を通して励ましてくださいます!
・7節「求めなさい。そうすれば与えられます。探しなさい。そうすれば見出します。たたきなさい。そうすれば開かれます」
・「そうすれば」という言葉によって、「私たちのアクション」と「神様のアクション」がつなげられている!
・これは、神様からの約束なのです!
・8節も!「だれでも、求める者は受け、探す者は見出し、たたく者には開かれます。」
・神様は言っておられる。「あなたに約束を与えよう。だから、求めなさい。求め続けなさい。」
2.イエス様は、「例証」を通して励ましてくださいます!
:9 あなたがたのうちだれが、自分の子がパンを求めているのに石を与えるでしょうか。 :10 魚を求めているのに、蛇を与えるでしょうか。 :11 このように、あなたがたは悪い者であっても、自分の子どもたちには良いものを与えることを知っているのです。(それならなおのこと、天におられるあなたがたの父は、ご自分に求める者たちに、良いものを与えてくださらないことがあるでしょうか。)
・親であれば、子どもがパンを求めているのに石を与えることはない。
・魚を求めているのに蛇を与えることはない。
・悪い者ではあっても、子どもには、良いものを与えるもの!(一般的な話として。)
・そうであるならば、神は、求めるものたちに良いものを与えてくださるはずではないか!
・だから・・・求めるのです!探すのです!たたくのです!とつながる。
3.イエス様は、「絆」を思い返させて、励ましを与えてくださいます!
・絆という言葉が出てきますか?いいえ。でも…。
・11節後半 「それならなおのこと、天におられるあなたがたの父は、ご自分に求める者たちに、良いものを与えてくださらないことがあるでしょうか。」
・イエス様は言われる。神様は、「天におられるあなたがたの父」だ!
・「ご自分に求める者たちに…」=「神様の子どもたちに」、「神様の子どもとされた私たちに」
・神様とクリスチャンの関係は、お父さんと子ども、なのです!
・深い絆で結ばれているのです。
・神様は、私たちを愛して、救い主イエス様を送ってくださいました!
・イエス様は、十字架の上で、私たちの罪を負い、救いのみわざを成し遂げてくださいました!
・私たちが、「ありがとうございます」と、救いを受けること通して、罪人である私たちが、神様の子どもとされたのです!
・なんという神様の愛!
・そして、そこには確かな、深い絆があるのです!
・そして、神様との父と子としての絆が、私たちに新しい力と希望を与えてくれるのです。
・「求めることが、絆を生み出すのではない!絆が、求める心を生み出すのです!」
・私が高校生の時のこと。
・オーケストラ部でトロンボーンを担当。・父がその昔、購入したトロンボーンを使用していた。
・マウスピース(口にあてる部分)は自分のものを持っていた。
・ところが楽器と規格が合わず具合が良くない。
・しかたなく、やすりや金ノコで加工してみた。(よい子はまねをしないでください?)
・うまくいきそう。そんな中、ぽろっと溶接部分が取れた!
・後の祭り!
・観念して父のところへ謝りにいった。「すみませんでした」かくかくしかじか、…。そして、付け加えた。「明日から練習する楽器がなくなりました」
・「わかった。しかたない。」父はそう言い、続けて聞いてきた。
・「どれくらいで買えるものだ?」いつも調べて知っていたので「15万くらい」と私。
・「これで何とかしなさい」と必要なお金をその場で渡してくれたのです。
・すぐに当時行きつけの楽器店へ!新しいトロンボーンを手にしたわけです!
・「それならなおのこと、天におられるあなたがたの父は、…、良いものを与えてくださらないことがあるでしょうか」
■宣言:神様、あなたは天におられる私たちの父です。私たちは、あなたの子どもとしていただきました。私たちは、あなたとの絆により励ましをいただき、求め、探し、たたいていく者となっていきます!