◆Good News!小山コミュニティチャペル発!

いい話(Good News)はないかな…。あります!小山コミュニティチャペル(小山CC)牧師、万年宣義のブログです。

『預言されたとおりに病を癒されたイエス様』マタイ8:16~17、イザヤ53:4 2022年12月4日小山コミュニティチャペル礼拝メッセージ 要旨

2022年12月06日 | ♪ 聖書からの話―礼拝メッセージなど―

2022年12月4日礼拝メッセージ 要旨

■『預言されたとおりに病を癒されたイエス様』

■聖書箇所:マタイ8:16~17

■中心聖句:マタイ8:16~17 夕方になると、人々は悪霊につかれた人を、大勢みもとに連れて来た。イエスはことばをもって悪霊どもを追い出し、病気の人々をみな癒やされた。これは、預言者イザヤを通して語られたことが成就するためであった。「彼は私たちのわずらいを担い、私たちの病を負った。」

 

 

・先々週までペテロ第一の手紙から学んできました。

・預言者が、キリストの苦難と栄光について聖霊により教えられ、預言したことを見てきた。

・彼らは、さらには誰のことか、いつのことか、調べた(1:10~12)ということを学んだ。

・旧約聖書Tは、やがて救い主が来られる、と教え、新約聖書は、救い主が来られた、と教えている。

・前回はイエス様の誕生が預言されていたことを学んだ。

・しかし、イエス様は誕生を預言されていただけではない。

・では?

 

◇聖書箇所をお読みください。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

・:16 夕方になると、人々は悪霊につかれた人を、大勢みもとに連れて来た。イエスはことばをもって悪霊どもを追い出し、病気の人々をみな癒やされた。

 

1.イエス様は、地上を歩まれた間、悪霊に束縛されていた人々を解放してくださいました。また、病で苦しむ人々を癒やしてくださいました。

・この箇所は、イエス様のみわざが要約されている記事。

・:16 主のみわざ。悪霊の追い出し、病の癒し。

・マタイ5章~7章、山上の説教。8章から癒しのみわざが記録されている。

・ツァラアトのいやし。重い皮膚病。癒しを求めてイエスのもとへ。お心一つで、と助けを求め、癒された!

・百人隊長のしもべの中風のいやし。百人隊長がしもべの代わりに癒しを求めてイエスのもとへ。その信仰を称賛していただく!そして、癒していただいた。

・ペテロのしゅうとめの熱病のいやし。イエス様が直接、癒してあげた。

・そして、今日の箇所。

・福音書には多くの悪霊からの解放、病の癒しが記録されている。

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

・:16~17 夕方になると、人々は悪霊につかれた人を、大勢みもとに連れて来た。イエスはことばをもって悪霊どもを追い出し、病気の人々をみな癒やされた。これは、預言者イザヤを通して語られたことが成就するためであった。「彼は私たちのわずらいを担い、私たちの病を負った。」

 

2.イエス様のみわざ(悪霊からの解放、病の癒し)は、預言者イザヤによるメシア預言の成就でした。

・イエス様のみわざの意義が記されている。

・:17 預言の成就であった。イザヤ53:4 「彼は私たちのわずらいを担い、私たちの病を負った。」

・代わりに病気になってくれた、ということではない。そのような記述はない。

・取り去ってくださったことを意味している。

 

・前回はイエス様の誕生は預言されていたことを学んだ。

・今日はイエス様のお働きも預言されていた、ということ!

・イザヤは紀元前700年頃。

・700年前から預言されていた!!(先週学んだ)誕生も!そして、(今日、学んでいる)お働きも!

 

・イザヤは、神様から預言の言葉を与えられ、告げ知らせた。記録した。そして、調べた。だれのこと?いつのこと?

 

・イエス様において、預言は実現した!!

 

 

~~~~~~~~~~~~~~

・それでは、イエス様において病の癒しが実現したことは分かったが、そこまでの話なのか?

・それで終わりではない!さらに重要な真理が込められていた。

3.イエス様は、悪霊からの解放と病の癒しを通して、ご自分が人類の罪を負い、罪の問題を解決する苦難のメシア・救い主であることを啓示してくださったのです。(参考 イザヤ53:5)

・この箇所では直接記されてはいない。

・しかし、当時のマタイの福音書の読者にとってはその結論は自然につながっていたと考えられる。

・マタイの福音書はユダヤ人向けに記された。旧約聖書の知識、信仰を持っていた。

・旧約聖書の代表的な書物と言えば、モーセ5書(創、出、レビ、民、申)や、詩篇、そして、イザヤ書、であったのではないか。

・根拠 使徒8:26~39 エチオピアの宦官の救い(ピリポによる伝道)。彼はイザヤ書を読んでいた!ユダヤ教への改宗希望者?イザヤ書を読むことを教えられていたと考えられる。

・イザヤ書、66章。その中心は53章ではないか。だからエチオピアの宦官は読んでいた!53:7~8!

・マタイの引用は53:4

・当時のユダヤ人たちにとっては、53:4「彼は私たちのわずらいを担い、私たちの病を負った。」と53:5「しかし、彼は私たちの背きのために刺され、私たちの咎のために砕かれたのだ。彼への懲らしめが私たちに平安をもたらし、その打ち傷のゆえに、私たちは癒やされた。」とは“ひとセット”!!

・イエスは病を負ってくれた→イエスは背きと咎をも負ってくださった!→イエスは苦難のメシア!救い主!

 

〈まとめ〉

・救い主イエスを信じましょう!

・信じているならイエス様の救いのみわざを心に留めましょう!礼拝しましょう!感謝しましょう!紹介しましょう!

 

 

 

宣言:イエス様、あなたはイザヤが預言したとおりに、病を癒し、ご自分が救い主であることを示してくださいました。確かにあなたは救い主です!イエス様、あなたを信じます!信じ続けます!紹介していきます!

 

 

付録

■主要観念:イエスは、預言のとおりに、悪霊からの解放・病の癒しのみわざをなされたことを通して、ご自分が、人類の罪を負い、救いの道を開く救い主であることを啓示された。(一言で言えば「イエスは救い主」!)

■病の癒しについての覚え書き

・病の癒しは新約時代も限定的な祝福であるというべきだろう。 

・イエス様を通しての癒し、弟子たちによる癒し、初代教会による癒し。しかし、病気がなくなってしまったわけではない。 

・教会時代も限定的。 

・完全な実現は、新しい天と新しい地において!そのときには完全な祝福が実現する!黙21:4 もはや死はなく、悲しみも、叫び声も、苦しみもない。 

・癒しは第一義的にはイエス様が救い主であることのしるしだったということができるだろう。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿