ヨガをやっていない自分

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私は20年近くヨガをやってきました。
ヨガをやっていなかったらどうなっていたのだろうと時々考えます。
やっていない自分は存在しないので想像するしかありません。
現実的なところからいくと仕事は確実に別の仕事です。
でも体調が良くなければ家にこもっていたかもしれません
現在でも疲れが出たりしますがヨガを始める前の体力より今のほうがあるような気がしています。
年は若かったですが、子育てに四苦八苦しストレスを溜めていたときはあちこちが痛くて横になる事が多かったのです

ヨガは医療のように、病気が目に見えて治ったとかいう事ではないので私のように長い年月で見てきっとこれはヨガのお陰だろうと予測するしかないのです。
生徒さんが怪我をしてもお医者さんがいうより早く回復した、膝が悪いと言われたけど年齢の割りにいい筋肉をしているからひどくならずに済んでいる等おそらくヨガを続けてきた結果そうなっているんだろうなと、これも予測です。
難しい手術が成功したとかいうことははっきりとした結果として出ますが、ヨガはどちらかというと予防的なものですし病気が治ったとしても長い時間をかけてやっていくものな
ので評価されにくいものですね。
それでもヨガは副作用も無いですし穏やかではありますが徐々に体が良い方に変わっていくのですから本来はもっと評価されて良いものと思っています

しかしながら、シャンドール先生を見ていると、評価とか見返りを期待してヨガを教えているとは思えません。
自分の体でいろいろ試し、古い文献等を読んで得た知識を惜しみなく提供して下さいます
いろいろなヨガがはやり、その中の問題点にも気付き先生なりに研究されて今のシャドーヨガ、ナタヨガがあります。
先生が良いと思ったものを世界中まわって伝えたいという気持ちだけだと思います
ですから私などがもっと評価されるべき等と言うのは本当はおこがましいことですね。
いろいろ教わるなかで、日本文化の良さにも気付かされました
外国の先生から気づかされるというのはとても不思議な気がしています。

最初のもしヨガをやっていなかったらに戻りますが、シャンドール先生に出会っていなかったでしょうから日本文化について考える事も無かったかも知れません。
現在の体も無く、人格も別だったでしょう。
そう思うとヨガに出会っていて本当に良かったと心から思う事ができます



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