ヨガセラピ- by ナターシャ

ヨガによって身体感覚を取り戻し元気になることを具体的に紹介していきます。

今年1年を振り返って

2009年12月30日 | ヨガ全般
年齢を理由にはしたくないのですがやはり今までとは違うということを明らかに実感した1年でした。

練習をもっとやらなくてはという気持ちはあっても仕事との兼ね合い、家庭のこと、プライベートな部分とのバランスを考えるとなかなか難しい面がありました。

何処か落ち着いてしまった感じもあります。

追い立てられたようなところがあった数年前の心境と今は違う気もします。

反省点としてより今の自分を認めたい気もします。


一つはっきりしたことは待っていてくれる生徒さんの存在の大きさです。

自分のヨガももちろん大事、生徒さんの何歩か前を歩いていなくてはならないということは当然です。

それと同時に他の習い事は止めてもヨガを残してくれたというような生徒さんの言葉は本当に私にとっての励みになっています。

一時サークルの運営のことなどで悩んだ時期もありました。

正直、そこから逃げ出したい気持ちになったりしたけれど最後までみると覚悟出来たのも生徒さんの一言だったりしました。

離島に赴任した医師が 患者さんの人生に一時関わるのではなくずっと寄り添っていけるのが止めない理由と言っていたのを思い出します。

どんなに手術の技術がある医師よりその先生の偉大さを私は感じました。

私はそこまで大袈裟ではないけれどどこかで支えられる存在に少しでもなれたらという思いはあります。


自分の練習はこれは本当にいいものなのかという検証の為には必要です。

だからちゃんとやっていかなくてはなりません。

でもやる内容も若い人がやるものと同じではなく自分にあったメニューを考えたいです。

それもこれからの課題です。

ワークショップで得るものはたくさんありました。


これからはヨガに関してもそうですが日本古来のものを少し学びたいと思っています。

日本人として一番手近なものを学ぶのは言葉の壁もありませんし理解し易いという面もあります。

武術家の甲野さんによると日本人の体は明治以降衰退の道を辿っているそうです。

戦後武術が禁止された時期があり、また禅の存在で体は2の次の存在になってしまったようです。

こころがもてはやされる傾向と文明社会の進歩によってますます体は何処かに置き去りにされてしまいました。

体が全てではないけれど体が無ければ何も始まりません。

体を使ってこそ心も成長する と私は思っています。

肉体労働が必要な職業、農業や漁業、建築関係、スポーツ選手の顔は皆清々しいです。

ヨガのインストラクターもある意味肉体労働者かも知れませんね?

遼君を見ても分かるように体をぎりぎりまで追い詰めてこそ心も強くなっていくという仕組みがあると思います。

私の場合はぎりぎりまで追い詰める気力が今年は薄れてしまったということかも知れません。。。

でもそれも自然の流れかと思います。

来年は自分を甘やかすだけでなく何処までならいいのか?を考えつつやっていこうと思っています。

遼君のお父さんお勧めの小説 老人と海 私も読んでみようかな。。。

また考えが変わるかも知れませんね




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2 コメント

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Unknown (ナターシャ)
2009-12-30 20:05:20
なみへいさん

行き詰ったときなみへいさんの写真は元気をくれました!
力不足の私ですが来年も生徒さんと楽しくヨガが出来たらと思っています。
返信する
教えるということ (なみへい)
2009-12-30 16:46:15
一年ご苦労様でした。
充実感に満ちたご感想です。人に教えるということは人から学ぶことでもありますね。
来年も頑張ってください。
返信する

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