1ドル=78円台後半に!!。
世界中の経済状況が妙な動きになっています。また円高がすすんでいるのです。
未曾有の大災害を受けて、これから多額の資金を必要としている日本の円を買う動きがあるのです。ドルを持っているより、まだ円をもっている方がいいと考える人がたくさんいるということなのです。
欧州の経済問題は深刻で、ギリシャの格付けはすでに「CCC」に3段階引き下げらレテいるのですし、他にもイタリアなど厳しい状況下にある国の救済問題が地球的な規模で顕在化しているのです。
大国アメリカにおいても、リーマンショックのような事態が再度発生したとすれば、追加金融緩和の実施に向けた動きが加速する可能性があるとして、欧州債務危機が制御不能に陥った場合、そのような深刻な危機のケースとみなされる可能性があるというのです。
こうした状況下、アメリカ連邦政府の債務上限引き上げをめぐる協議が難航しているため、現在最上級にある米国債の格付け「Aaa」を引き下げ方向で見直す動きが出始めたから、円高傾向にはたらいているらしいのです。
日本の製造業、輸出産業は、また厳しい状況に追い込まれそうです。
ただ、トヨタの豊田章男社長は「日本でのモノづくりを守り、国際競争力を高める方法を検討してきた。製造業を取り巻く環境は厳しいが、自分たちでやれることは自分たちでやる」ため、今回の再編を決断したと説明した。
トヨタ車体を含め数社と本体との統合を図っているのです。
日本の政治は3流でも、経済は1流なのです。
政治は困らないと動かないのです。しかし経済は困らないように、先に動いているのです。
政治家の経済への介入を制限できないものかと思っています。
何時の時代も苦労するのは一般大衆で、愚策を弄しての失敗を転嫁されて尻拭いをするのも、未来の大衆なのです。
今、目の前で困っている大衆を前にして、未来のエネルギー政策について論ずるどこかの先生に失望しています。
日本の産業が疲弊しているのです。特に中小企業がね。
急に書きたくなって書いています。批判ではありません。
感想です。
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ただ、今を生きることしか出来ない現実もあります。
自民党はだめだといったかつての評価より、民主党もだめだったのかという喪失感の方が厳しいね。逃げ場がなくなったのです。