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夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

人物紋様古染付香合

2012-07-27 05:13:22 | 陶磁器
仙台、大阪と出張が続きいていてなかなか母のところに行く時間がありませんが・・。

母を家内が見舞いに行ってくれているので非常にありがたいです。母の痴呆症を悲しいというより今は互いに楽しんでいるようです。どうも女は強い・・。

仏壇のほかに母の箪笥、水屋を整理してみるとたくさんの香合が出てきました。記念でいただいたもの、お土産で買ってきたもの種々様々の香合があるものです。

人物紋様古染付香合
合箱
幅54*奥行54*高さ36

 

なぜ香合は近年必要なくなったのでしょうか?

本来お香を入れておく器で、お茶席では炉にお香を入れるのでその器は鑑賞の意味からも重要なようです。



それ以外では家に「火」が無くなり、お香を焚くところが無くなったこともあるのでしょう。
香炉と対になって、香りを楽しんだのですが、今はそのような器を使って焚く人も少ないのでしょう。

香合からお香を取り出し、香炉で炊いて獅子の口から香りがでる・・、そんえ粋なことを愉しむことがなくなりました。




古染付は中国に日本の文人が依頼して作らせた一連の染付けの作品群を意味します。そのうち模倣して国内でも製作するようになりました。



蝋燭での香りなどを楽しむ女性達もこのような器を知っているのでしょうか?ちょっとした宝石などの小物入れにも香合はいいものです。私にとってはこれ自体が宝石ですが・・・、それと家内と母の会話。





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