Minori Cafe

好きなものはコーヒーとチョコレート、それから音楽♪

発達障害♪

2018-01-09 17:15:10 | 日記
先日、音楽を教えている方から、発達障害の生徒さんにどのように対応しているのかと聞かれました。
また、別の音楽教室でピアノの先生をしている方からは、「同僚が発達障害の生徒さんの対応が上手くできず、
精神的に追い詰められて辞めてしまった。」という話を伺いました。

私は・・・。

誰に対しても、つまり、発達障害やいろいろな「障害」と言われている子も、
そうでない子も、大人も、
みんな同じように気を遣っています。

コミュニケーションに困るというのは、単純に、
こちらの言っていることが、相手に伝わっていないか、
相手の言っていることが、私に伝わっていないか、
ということだと思います。

「あの子は、言うことをきかない!」と、腹が立ったり、困るのかもしれませんが、
人というのは、それぞれ、すごく違った感覚を持っていて、思いのほか伝わらないものなのだと思います。
また、能力にも得意不得意の差が、すごくあって、人によって簡単にできることと、とても困難なことがあって、
それは、自分と他人では、まったく想像できないくらい大きな差があるものだと思います。

「人はみんな、
幸せに生きたいと思っているし、周りの人と仲良くしたいと思っている。
いろんなことをうまくやりたいと思っている。」と、私は思っています。

でも、それをうまくできないということは、誰にでもありますよね。
だから、「あんなこと言わなければよかった!」と後悔したり。

発達障害の話題からずれているようですが、つまり、
「言われたことができない。」「やらなきゃいけないことができない。」
と言われる子も、本当は、「言われた通りに上手くやりたい。」のに、
言われていることが理解できていなかったり、
やりたいけれど、そのことがすごく困難で上手くできなかったりしているわけです。

だから、言っていることが伝わっていないのなら、
心を落ち着けて聞けるように、ゆっくりていねいに、わかりやすく伝える、
また、言い方、表現の仕方を工夫したりします。
「わかっているけどできない」のなら、できるやり方を一緒に探したり、
その子にできることを探したりします。

コミュニケーションというのは、誰でも難しいものです。
感覚の合う人同士なら、何の問題もないことですが、
感覚の違う人は、いくらでもいます。
でも、それが人の面白いところではないでしょうか?

「えー?なんでそうなのー?」という、私には全然理解できない個性的なお子さん、
その子から見たら、私のことが「何言ってるの?」という感覚なのかもしれませんが、
コミュニケーションがうまくいかないことは、ダメなことではなくて、
その違いを楽しむ姿勢で日々接したいですね!!
コメント
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