上達する人、しない人…♪

上達する人、しない人…なんて、書いてしまったら、
「君はどうなんだ！？」と言われそうですが。

子供の場合。
「練習する子」が絶対に一番です。
器用な子、不器用な子、丁寧な子、雑な子…そのほか、いろんな性格の子がいますから、
表情が豊か、正確さ、音色、テンポ、それぞれに個性があります。

でも、とにかく、「練習する子が一番上達する！」
これは、間違いありません。

いつも、なかなか弾けない子でも、何かの拍子に一生懸命練習してくると、
きちんと上手になっています。
逆に、とっても勘がよく、「教えてあげるとすぐ弾ける子」でも、
家で自分で練習しない子は、なかなか進歩しません。

だから、先生の仕事というのは、
「いかに練習させるか」なんですよね。


続いて、大人の場合。
素直な人が上達します(笑)
「効率的に練習しよう」とか「自分はこういうタイプだからこうした方がいい」とか、
頭でいろいろ考えてしまう人はダメです。

頭を使っても、ラクに上達はしません。
私が、２７年間ピアノを練習してきて、
それなりに効率の良い練習方法を知っていても、
練習には時間がかかります！
忍耐も必要です！

でも、ふとしたときに、「あ、上手くなったな。」と感じることがあるでしょう。
それが、この上なくうれしいものです。

「ピアノが弾ける」ってことは、お金じゃ買えません。
努力した人しか手に入れることのできない、素敵な宝物です♪

３連休♪

勤労感謝の日で３連休♪

私は、３日ともチェロを背負って外出です。

昨日は、７０～８０人のオーケストラの中で弾いて来ました！
ベートーヴェン、チャイコフスキーなど。

私は、初心者なので、ついていけないところもたくさんありますが、
弾けるところは、とっても気分がいい！！(笑)

オーケストラで楽器を弾いてみたい！と思ってから、１年ちょっと。
こんなにも早く夢が叶うとは…。


上達したら、
もっともっと楽しいだろうな♪

昨日は、素敵な経験をできた一日でした。

お母さん！

子供って、先生のことを
「お母さん！」と呼んじゃったりしますよね。

先日は、レッスンが終わって帰ろうとした女の子に、
「暗いから気をつけてね！」と声をかけたら、
「行ってきま～す！」だって。

かわいいですね～。
癒されます。

ピアノを教える♪

私は、４歳からピアノを始めて、
毎週、
「あー。またレッスンだ。また怒られる～。練習しなきゃ。。。」
という感じで続けていました。


そして、今、教える立場になって、
「少しでも楽しくピアノを習ってほしい。」と思っているわけですが、
難しいですね。
きちんと練習しなきゃ、上達しないし、
上達しなきゃ、面白くない…

でも。最近、思うんです。
「今、こうして弾きたいと思ったときに弾ける。それが、とっても重要なんじゃないか」って。

今、私は、弾きたい曲があったとき、
弾きたい場面があったとき、
自分で楽譜を見て弾ける、その技術がある。

小学生のころ、ピアノ大嫌いだったけど。

今、ピアノが弾けること、
本当に、先生や、両親のお陰だと感謝します。

技術って、短期間では身につかないし、お金じゃ買えませんから。

ユンディ・リ♪

日曜朝９時から、テレビ朝日で『題名のない音楽会』という番組があります。

最近、何度か見る機会があったのですが、
なかなか面白いですね。

今日は、ピアニスト、ユンディ・リ♪

ショパンコンクール優勝で有名になったこともあり、
本人もショパンが好きということですが、
番組ではショパンのノクターンやマズルカを弾いていました。

これらの曲は、技術的に決して難しくありません。
中学生・高校生が発表会に弾いている曲です。

だから。

だから、私は興味深く聴きました。

私も、たまに人前で弾く機会がありますが、
技術的に難しい曲を選べば必ず、
「わぁ～。すご～い！」と言ってもらえます。

でも。。。

私は、音楽的に、
「あ。さすが！」
と思ってもらえる演奏を目指したい…。
こころに響く音楽を。


難しいことです。

でも。それが面白い。