音楽ボランティアの活動をしているのと、アンサンブルの機会もたくさんあります。
そんな中で、ちょっと気になることを、書いてみようと思います。
どの主催者も一番困っているのは、いわゆる「ドタキャン」です。
本来は、やむを得ず本番に出られなくなったら、
自分で代役(自分と同じか、それ以上に務められる人)を探すものです。
趣味の団体では、そこまでしなくても良い場合もありますが、主催側にはいろいろ迷惑がかかっている場合があります。
「作成済みのプログラムを変更しなくてはならない。」とか、
「訪問演奏の場合、人数を知らせてあり、訪問先でも人数分の準備がされている。」など。
「たくさんいるメンバーの中の一人だから、自分がいなくても」という安易な気持ちではなく、きちんと体調管理をして臨みましょう!
また、やむを得ず仕事や家庭の用事で欠席する可能性があるという場合には、最初にそれを主催者に伝えておきましょう。
そして、もうひとつ。
全体練習は、アンサンブルの練習(合わせる練習)です。
「それぞれが、想定されるテンポで、正しい音で弾ける」というのが前提です。
その上、こんな風に弾いたら良いと思うというイメージを持って集まり、メンバーで音楽を作り上げていく作業です。
「きちんと弾ける技術がなくても参加可能」という団体もありますが、
全体の練習中に自分の「弾けないところ」を練習しようとするのは、周りのメンバーに迷惑です。
しっかり個人練習をしてから全体練習に臨みましょう!
最後に伴奏者から。
私は、ボランティアで演奏しますし、伴奏も引き受けます。
ただ、それが当たり前と思ってしまっては困ります。
伴奏者は、どんなテンポでも、どんな表現でも合わせられるよう入念に練習をしています。
上記2つのマナーはもちろんのこと、「友達同士で合奏を楽しむ」「ボランティア活動」という目的がはっきりしている場合以外は、きちんと謝礼を渡しましょう。
特にアンサンブルの経験の少ない方々は、気付かぬうちに、このようなことで周りのメンバーに迷惑をかけていることがあります。
みんなで楽しく活動するために、ちょっと自分の行動を振り返ってみてくださいね