ローマ世界選手権２００９。

　北京オリンピックの翌年はイタリアのローマで世界選手権が開催されます。私の競泳コーチの出発点はこのローマだったと思っています。１９９４年に行われたやはりローマの世界選手権。まだジュニアオリンピックに２,３名しか出せない駆け出しのコーチだった私は１９９１年くらいから日本選手権を見学し（当然、出場者ゼロ）、必死にトップスイマーの泳ぎを見ていました。そして「よし！見切った（生意気です！）！！」ということで私の欲望は世界選手権に向いていました。海外旅行どころかパスメ[トさえ持っていなかった私ですが、どうしても行きたくなって会社を休んで（１０日間）一路ローマへ！
　イタリア語も英語もわからない私は不安いっぱいでしたが、そこで出会った人たちが私の幸運人生のきっかけだった方々でした。J○○長岡の酎ｺ先生とCトラルスメ[ツ（当時はCトラル横浜）の小島先生。今でも仲良くしていただき、その時の私の印象を聞くと「水泳オタクか？」と思ったそうです（２人とも）・・。
　お二人に「必ず日本選手権に行きます！」と宣言してお別れしたのを覚えています。
そして翌年、中西悠子を担当・・・現在に至る・・です。
　この話はわがssの若手コーチにはよくしますが、海外に勉強しに行け！ということではなく、知識欲が沸かないやつは成長しないぞ！どんどん行動しろ！ということが言いたいのです。
　ブログでの情報収集はほんのきっかけに過ぎません。ぜひ「たのもう！」と強豪SSの門を叩いて勉強に行ってもらいたいと思っています。
　実は金メダルを獲った３名のコーチを観察（失礼！）しているとアッププールで情報収集（泳ぎを見る）を盛んに行っています！いくつになってもどんなに偉くなっても水泳が好きなんだなーーと感じます。

ローマ・コロッセオの近くのピザ屋で画家のロナルドさんとイタリア語と関西弁で交流を深めているところ。１３年前ですから今より２０ｋｇくらい軽いころです（笑）！