大多喜町観光協会 サポーター

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大多喜町ふるさと民話さんぽ 夷隅民話の会刊行

2010年08月16日 | サポーター情報

大多喜町ふるさと民話さんぽ(上巻)

夷隅民話の会から刊行されました。

もくじ 

第一章 大多喜町ふるさと民話さんぽ

犬上様のたたり、日蓮さんと大黒堂、源頼朝と四つ石、雨をふらせてくれた上人さま、本多忠朝と駒返し坂、鐘つき正太、曼珠沙華寺、十市姫と筒森神社、からかさ松の怪、狒狒の田五郎、タケノコのお礼、首切り地蔵、源頼朝と船子、浄宗寺の「呼び戻しの鐘」、法印様とキツネつき。

 

第二章 養老川のスケッチ

心に残る体験、春到来、猿の窃盗団、PTA奉仕作業、招かざる客・青大将来校、鹿と衝突、梅ひろい、猿と共存、秋季大運動会、「ほんとうの名前は?」が流行、山の文教場にタイムスリップ、ゲートボールクラブ、紅葉の季節へ、イノシシ肉、イチョウの葉が蝶々のよう、初霜、初雪、早朝ランニング、鬼ごっこ・木登り、お飾り作り、老人会新年会、銀世界、イノシシの解体、フキノトウ、卒業式

発行:平成22年4月24日  編著者: 夷隅民話の会 1冊900円

文:斉藤弥四郎  絵:清水三枝

発行所:夷隅民話の会 〒299-5103 夷隅郡御宿町新町631 斉藤さん

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第二章がとっても面白いです。平成17年に全校児童47名の大多喜町のある小学校に校長先生として赴任された斉藤先生の貴重な体験が書かれています。

新鮮な驚きがたくさんあります。 猿やイノシシ、鹿が当たり前に日常生活の中にいることひとつをとってもそうでしょう。学校はまるで「風の又三郎」のよう。養老小唄のこと。 地域の人達のあたたかい行動、地域の知恵や技能。 

斉藤先生の心のヒダに刻まれた思い出を垣間見て、その土地に住んでいると当たり前になってしまったことが、実はだということに気がつくことでしょう。

*養老渓谷ふる里を守る会にも紹介されています。 http://blog.goo.ne.jp/hurusato222