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日本を馬鹿(馬鹿文系)が叩く、だが、それはどの程度正しいのか?非常に疑問である。

声優・奇人伝説、田の中勇、滝口淳平、貴家堂子と言う稀代の名声優。TheProfilerの「水木しげる」:鬼太郎に色を添えた名優。

2018年12月06日 22時10分39秒 | 日記

今声優は、派手な商売だったが、ゲゲゲの鬼太郎の時代には、あまりスポットライトを当てられない存在だった。
ゲゲゲの鬼太郎の「目玉おやじ」を演じていたのは、田の中勇さんである。
見ると普通のオッサンだが、毎度驚いたような顔をしていた。
また、この人の「カラー写真」は見た事が無い。
まぁ色々仕事はされていたのだろうが、アニメの声では、ゲゲゲの鬼太郎の目玉おやじ以外には知らない。
密かに売れていたのは、滝口淳平さんで、コミカルな悪党には、ほぼ定番だった。
「世界のヒコーキ野郎」では、ドイツの悪玉軍人の役をやっていたしドクロ兵衛の声も未だ、耳に残っている。
滝口淳平さんは、アニメもだがラジオの朝の番組も長くやっており、これに似ているのが森重久弥さんだった。
この森重久弥さんのラジオ番組では「海の夜明けは素晴らしい」と言う歌が最後流れる。
これで朝7時になるのである。
かなり、長い間、続いていた記憶がある。
此等、定番の役割の定番の声優さんが、それこそ、徹底した個性を披露していた。
ゲゲゲの鬼太郎が妖怪を描いているというけど、妖怪とは、その精神を表す声もまた妖怪なのだろうと思う。
貴家堂子(さすがたかこ)さんは、サザエさんに長年出ていたが、この人の名前が読めたのは大学入るぐらいだった。
この人はハクション大魔王のあくびチャン等の可愛いキャラで出ていたが、長い間顔を見た事が無い。
最近亡くなった声優さんで麻生美代子さんは同じサザエさんの「おフネさん」の声をしていた。
和風総本家のナレーションをされていたが、先日他界された。
大平透さんはだいぶ前に亡くなった。
ハクション大魔王とか黒いセールスマンの声などをしていた。
この人も妖怪がバリバリ出ている。
これに対して、ジブリのアニメは、この妖怪がお好みじゃ無い様で「ルパン三世カリオストロの城」以外では殆ど使っていない。
最近は、美男美女美声で、もう、声優に個性が見えない感じである。
それは今の芸能界もそうである。
醜男や貧相な男が出ない。
水木しげるも「世の中に妖怪が居なくなった」と言うが、私もそう思っている。
何もかも、何か突っかかりがない、サラリとした仕上げになっている。
この間最後のナイナイの馬鹿の試験で出て来た山本リンダは、我々の子供の時に既にあの山本リンダで、本当に毎度見ていて驚く。
この山本リンダもやっぱり「歳を取らない妖怪」なのだろうね。
今も延々と再放送される鬼平犯科帳の彦十役の江戸屋猫八さんを見ると、本当に貧相なチンピラと言う感じがする。
これも30年前の姿である。
これぐらいの頃、そうバブル前ぐらいが妖怪が跋扈する時代だったのだろう。
そして人間と金が妖怪未満の化物となったようである。
最悪の化け物は竹中平蔵である。



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