国家検定一級和裁技能士のブログ、裁縫記:It is a blog of tailor of a kimono.

着物や和裁を紹介しています。
I am explaining a kimono and sartorial art.

和裁、袖口の止めと口下の縫い

2009年05月01日 14時32分06秒 | 袷の袖
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袖口の止めは出来上がりの状態で、袖山を右にして二本どりの糸で袖口のへらのところの手前の表地の裏側から針を刺し→袖口→袖口と横にすくう(袖裏まですくう)→向側の表地を地の目を2本位を縦にすくう→手前の表地の初めに針を刺したところより地の目を2本位袖下寄りに表より針を刺し裏側で糸を縛る。
 口下の縫い方は、口の止めの縛った糸の3本は切り残りの一本で表地を3寸位細かい針目で縫う→そして縫込みを2寸5分位で起し鏝をかける→裏地を袖口布の部分は口合せの深さより5厘下を縫い袖口布より下で口合せの深さに戻し3寸5分位を縫う→袖口布のところは割りそれより2寸5分位下で縫込みを起し鏝をかける→最後に表地は倒した縫込みはすくう様にし、裏地は袖口布の割ったところより下から倒した縫込みをすくい表と裏の縫い目をとじ合せ4枚をそくに縫います(裏地の袖口布の部分は倒さない縫込みのみを口合せの深さでとじ合わせます)この時袖口を右にして上前袖(左袖)は表地が、下前袖(右袖)は袖裏地が手前になります。→そして袖丈のへらの5分手前で一旦糸こき、玉止めをして袖丈のへら迄口下を縫います。(5分丸味以外はそれぞれ袖丈のへらより丸味の大きさ分の手前で、一旦糸こき、玉止めをします)
 
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