国家検定一級和裁技能士のブログ、裁縫記:It is a blog of tailor of a kimono.

着物や和裁を紹介しています。
I am explaining a kimono and sartorial art.

阿波しじらの重ねの着物

2021年02月26日 14時51分55秒 | 単衣の着物

It is a kimono that looks like you are wearing two single kimonos.

和裁教室で生徒さんから着物を自宅で洗いたいという要望を良く聞きます。
それを可能にするにはどうすればいいのか考えると
1、着物をポリエステルで作る。
2、絹物なら特殊加工した布で作る(でもお値段はそれなりにします)
3、綿や綿麻の反物を水通しをして縮めてから単衣仕立てにする。
あたりでしょうか?
今回の重ねの着物は3のコンセプトで作りました。
でもビデオでも言いましたが単衣のきものは裾廻しが付かないので表地と裾廻しの色合わせが楽しめません。
よって重ねにする事で上着と下着で色合わせが楽しめます。
そして袷仕立てなので縦縫いの縫代をくける必要が有りません。
お勧めの反物は冬用はハイムラヤさんのコットンウール綿百%の阿波しじらの組合せ、
春と秋は綿百%の阿波しじらの組合せ、そして初夏と初秋は染め織こだまさんの浜松しじらの組合せ、背が高く裄が70cm前後の方は少し重くなりますがぬくもり工房さんの遠州綿紬の組合せが良いと思います。
もちろん自宅で洗えるように水通しをしてからの仕立てにして縫い糸はポリエステルにします。
仕立てもお受けする予定ですが少しお時間がかかると思います。(お仕立て代は5万円からになります)
教室のお稽古代は一回3.000円で裁断料金は8.000円から9.000円位になります。

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