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子供放置禁止条例案(埼玉)

2023-10-11 13:33:25 | ニュースから

昨日、今朝の新聞・テレビ画面は多くが取り上げていました。
反対意見多数で、条例案は取り下げられました。私も、全く実情を無視した提案にびっくりしたのでした。
勿論、子どもの安全は大事なことです。でも、ここ迄実情からかけ離れたものであっていいはずはありません。

大抵の反対意見は出尽くしているようなので、あえて書きませんが、私が娘Maと話したことを書いてみます。20年ほども前になるでしょうか、下校時の子供の命が奪われる事件がありました。どうしたら防げるか、各学校でも、父母会で話し合われたことでした。
娘の子供たちが通っている学校でも同様の集会があったようです。集団登下校をさせる、当番制で親が付き添うなど、いろいろ提案されたようでした。
でもよ、と娘は言いました。

子供を、大人の力で守る・・・確かに効果はあるかもしれない。でも私は賛成しないのよ。昔、私達が子どもだったころより、事故を防ぐために、子どもを守ることが多くなっているような気がする。子供を守はいいけれど、これはまた、子供を縛り付けることではないのか。上級生・下級生の別はあっても、小学生ともなれば、日頃の指導訓練で自分の身を守る基本は身に付けるはず。子供って、大人から自由になる時間が必要なのよ。大人の縛りなしに、友達と、また一人で、じっくり考えることがあるべきなのよ。通学途中の子供だけの時間、大人に縛られることなく、自分たちの世界を見ること、大事だと思うの。子供から大人への壁を乗り越えることができるのよ。

勿論、危険から子供は守られるべきだし、大人の務めだと思う。こういう時こそ、子供を持っている、いないに関わらず、地域の大人は協力すべきではないのか。例えば「ながら見張り」。
子供の通学時間はだいたい限られている。この時間に合わせて、各家庭のお花の水やりはしたらどうだろう。朝は、門前の掃除は。直接子供に付き添うのではないけれど、大人の目は張り巡らされている地域だと、悪者に印象付けよう。慣れれば、子どもたちも意識しないで自然に自分たちの時間を持つことができるだろう。

娘の意見を聞いて、現役の親は頑張っているなと、わが娘ながら感心したのでしたが、このしばらく後、わが町会内の小学校の地域をつなぐ会議で、同じようなことが提案されました。もともとこの小学校には、「あいさつ運動月間」という時がありました。休み明けには、校門で、こどもたちにおはよう!!元気よく朝の挨拶をしあうのでした。町会役員の私も参加していました。これを基本に地域の皆さんにながら見張りをお願いしたようでした。元気に声掛けも習慣づくでしょうか。


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