お読みになってくださった方々、タイトルは何繋がりなのかお分かりになりましたでしょうか。続いてお読みいただけたら幸いです。
わが家はこれを使い始めました。コロナが収まってきたとはいえ、ウイルスは絶滅はしないものだそうで、共に生きていくつもりで用心には用心を重ねるべきなのだそうです。トイレや洗面台の所にコロナ前までタオルを下げて置き、夫と二人共通で使っていました。これは危険なのではないかと思いました。洗濯はしていますが一日は同じものをぶら下げていましたから。
そんな時、いつものスーパーでこんなペーパータオルの安売りを見つけました。今まで使っていなかったので、易いか高いかの区別のつかない主婦失格のおせっちゃんですが、迷わず買って帰ったのです。
コロナ対策でもありますが、私は「サトウキビから・・・」という所に惹かれました。紙はパルプ・木材の繊維を使う、これで密林が消えていくという話も聞いたことがありました。木材パルプの代わりにサトウキビの搾りかすを使う、いいんじゃあない?!すっかり気に入ったのです。
最近地球温暖化を止めることが大きな話題になっています。CO2を出さないようにと、石油系の燃料の発電などを減らそうと話し合いが続いています。それを起点にその他のものにも倹約の意思が広がってきているようです。
私もニュースなどで立続けに倹約・循環の工夫のニュースを聞きました。
ある喫茶店の主人がコーヒーの入れ滓を捨てるのは勿体ないと考えました。発酵学の専門家と話して畑の肥料にすることにしました。入れ滓にはまだ有効なものが随分含まれているんだそうです。いい肥料が出来上がりました。荒れていた畑に使い、上等な野菜がとれるようになったのです。コーヒーかすを集める機運が広がってきているのだと言います。
北海道の牧場。観光客に喜ばれるジンギスカンの羊肉。羊を飼っている牧場主がふと気が付きました。アスパラ農家は畑から取ったアスパラの根元2センチほどは切り取って捨てていたのだそうです。ごみとして捨てるのに費用も手間もかかります。「これヒツジが食べないかしら」。大好物にしてむさぼり食べたのです。農家の人からはとても喜ばれたのだそうです。それだけではありません。アスパラを食べた羊の肉は、独特の匂いがなく、食材として上級品になったのだそうです。
高島屋が古いカシミヤ製品や、前年製作のカシミヤの残糸などを集めて、新しい糸にして製品にするサイクルを工夫したとか。捨てないで、新しく回す、いいことですね。
私も会員になっている生協の取り扱うタオルに、やはり残糸で配色をしたタオルがお買い得商品として出ることがあります。これも無駄を無駄にしないいい考えですね。