おせっちゃんの今日2

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ワクチン不安

2021-06-09 13:31:51 | ニュースから

昨日は、12歳以上のコロナワクチン接種のニュースを見ていて考えました。人々はそれぞれいろんな考え方があるのだなあ、とつくづく自分の狭い視野を振り返りました。

京都の伊根町では、高齢者の接種が順調に進み、次のワクチンの入荷もうまくいく見込みが立ったところで、16~12歳の子供にも接種を広げようとしました。アメリカでの治験で、その年齢でも認められたのです。
そこまで聞いた時、私はまあ、いいことだ、子供が安心に過ごせるようになるのはいいなあ、と思ったのでした。ところがです、いろいろな考えがあるのですね。「子どもに接種するのは反対」「友達がするからと、反対できなくて、半強制的になるのではないか」などの反対意見が沸き上がり、接種のまとめをする事務所は大混乱。ついには「死ね」「殺すぞ」などの物騒な言葉まで投げつけられるようになったのだと言います。ひととまず窓口は閉めたとか。

確かに副反応はあります。1度目を受けて私の経験はブログにも書きましたが、軽く、2日ほど痛みがありました。でも私の考えは、ひどい副反応を引き起こす確率は宝くじの高額が当たるほどの割合より小さなくらいで、そのほとんどが4・5日までには治るということ。コロナに感染するリスクに比べればごく小さなことだと思っていたのです。私は何のためらいもなく、1回目を受けたのです。

その上これは、強制ではないのです。いやならしなければいいのですよね。殺すの死ねの言うべきことではないと思ったのです。正直なところ、反対の人の気持ちが分かりませんでした。

同じ日、朝日新聞の「特派員メモ欄」にショックを受けました。ワクチン不安の元にはこんな傷痕もあるのですね。

ヨハネスブルグの遠藤雄司さんの報告です。
南アフリカで国民の間でワクチンへの拒否感が強い、何故か、が話題に。大学を卒業して、今は会社の部長級だという人が「白人がコロナワクチンで黒人を殺そうとしているといううわさがある。だから私の友人は打たないと言っている」というのだ。
まさか、と思った。考え過ぎだろうとも思った。
でも、浅はかな感想だと思い知った。
1981年から10年余り続いた生物化学兵器計画の取材で過去の資料を調べていく中で、ワクチンを使って黒人女性を秘密裏に不妊にする構想が実際にあったことを知った。アパルトヘイトの傷痕は今も南アフリカを苦しめているのだといいます。

今度のコロナ騒ぎも大元は中国。それも生物兵器を研究しているところから漏れ出たのだという説まであるようです。

悲しいですね。人と人、国と国、信じあう心がなければどうしようもありません。