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おせっちゃんの今日2

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指も旨い

2024-03-13 14:34:34 | 言葉

『そして、気づいた。指も旨い。』・・・阿部了・・・折々のことば 2月3日
おにぎりを食べながら、指についたご飯粒を食べる。あの感じだ、と。カメラマンの阿部了はインドに渡った。ある家庭で弁当の御裾分けに預かった。彼らは指で味わう。『箸は使わず手で、指で口に運んでいたのだろう。他人に作ってもらったという思いをありがたく思ったのだろう‥・おせっちゃん)

弁当箱を開けた途端、今日はは誰が作ったのかが分かるのだという。それがお昼の楽しみなのだろう。

私は、料理が苦手な人間です。料理らしい料理を、母からあまり習っていない。戦後の食糧のない時代に重なるから、ちゃんとしたものは手掛けていないのだと思います。だから思い違えたまま、下手な料理をそのままわが家の食事にしたのだと思います。

まずお結び。
同様に、「ぎゅっころぎゅっころぎゅっころころりん」といかにも力を籠めて握る歌があったと思っています。そして私のお結びは力ずくで握っていました。次兄のお嫁さん、義姉がそっと私をつついて、次にお結びを指さして首を横に振りました。あれ~っ、これではいけないの?後に義姉がそっと教えてくれました。中はパラリと壊れない程度でいいのよ、と。
海苔巻もそうなんだって。


中身より箱

2024-03-11 13:54:22 | 言葉

おなじみの「折々のことば」(3月2日にあった言葉。)

『贈られる物は中身でなく、その箱であるかのようだ』。ロラン・バルト・・・フランスの批評家

鷲田清一氏の解説によると日本を訪ねた時、人々の贈答行為、特にその包装に印象を受けたのだと言います。

木や紙や紐などからなり、折り目結び目もつけられて包装自体が一つの品になっているささやかな中身とは不釣り合いな外装の重ね。中身にふれる楽しみのときをひきのばしつつ、世の秩序を暗に支える。

私が思うに、解説の2行は、水引、熨斗、キチンと角々を合わせた美しい包み紙、そしてそれを見事に手際よく一つの美術品の様にしてしまう日本人の繊細さなどに感心したのだと思いました。

子供Maが社会人1年生、Kが大学4年生の夏休み、アメリカの女子高校生を10日ばかりホームステイしたことがありました。妹のらい太が、引き受けていたのですが、エミリーの滞在中に癌が見つかり入院手術をしなければならなくなったのでした。急遽わが家が代役を務めることになったのでした。

その高校生を渋谷のデパートに連れて行ったことがありました。お振り袖などには自分の財力ではとても無理と思ったのでしょう、目を丸くしているばかりでしたが、おみやげになにか・・・と物色しているうちに、食器コナーで塗りのお椀を見つけたのです。これも本物の輪島塗などは高根の花、さんざん迷った挙句早く言えば偽物の塗りのお椀を買ったのでした。

一度家に帰りました。ところがどうしても本物の塗り物が頭から離れないのだそうです。「漆」は日本の代名詞だそうです。日本に来たからには1個でも良い、矢張り欲しいと、自分ひとりで行けるからと引き返して求めに行きました。

迷子になったら大変と気をもむころに帰ってきました。日本の包装がしてありました。エイミーがやはりロラン・バルトと同じ感想を話しました。

先ず、柔らかな薄紙で包むでしょう。それを箱に入れて。動かないように周りを囲み、その箱を包装紙で包んで、日本のリボンをかけ、なんだか折り紙細工を貼り付けて・・・立派なお土産が出来ました、と満足したようでした。

今、地球温暖化を防がなくてはと、包装は極力減らすようになりました。でも、水引との熨斗は廃れてはいないのではないでしょうか。
コロナ時代を通り抜け、外国のお客様も大勢やってきます。その方々が、喜んでお土産に買っていくのが熨斗袋やポチ袋だとのこと。日本のことまた一つ世界の人たちに知ってもらえるでしょうか。

大学生の頃、親元や、知人から荷物が届いた時、どういう開け方をするかでその人が知れるという話になったことがありました。きちんと紐をほどいて束ね、紙を剥がしてその紙をきちんと折って重ね、また紐をほどいて・・・中身にたどり着くまでがまだるっこしいけれど、いかにも優雅な人、いいな、。出来そうでなかなかできないですよね。

 


英語のことわざ

2024-03-09 13:22:44 | 言葉

冬休みを長く取ったり、我が家のリフォームで休まざるをえなかったり。ブログを休んでいるうちにも、日にちはどんどん「お先に」と行ってしまいました。「折々のことば」も、古くなっています。2月24日に載ったのは、私の苦手な英語の言葉です。解説の言葉が、私の思っていることと同じだと切り抜いたようです。

ご紹介します。

『Empty vessels make the most sound』
「空の入れ物が一番大きな音を立てる」。「空樽は音が高い」。

頭が空っぽの奴ほどがなり立てる。良く知りもしないことを自慢げに話す。思慮ある人は穏やかに語る。話しかける相手への敬意がある。何をどこまで言えるか常に吟味している。

ここまで読んで、悲しいかな、NHKの国会中継を思い描いてしまった。声を荒げて、相手の弱点を突きつける。もっと静かに話し合えないものか。原稿を読む、考えようによっては空疎な攻撃。言葉の空疎さに口汚いヤジがかぶさる。本来やらなければならない、話し合って、賛成、反対、それぞれの意見を高めつつ、より良い結論に達することができないのであろうか。勝った、負けたの段階でがなり合っていても何も建設的な結論には至らない。

 


ビ昼

2024-03-02 12:54:10 | 言葉

週末です。何かしゃきっとした文章で締めたいのですが、テーマが尽きてきました。お助けのように日経新聞の広告欄に面白い言葉を見つけました。今日はそれでご勘弁。

今日はではないだろう、いつものこと!!とヤジラレそうですげが。

広告にとった紙面の一番下に小さく「KADOKAWA」とありますので、本の広告だと思います。下は横書きですが、実物は縦書きです。

      ● 生ビ昼
      ● 昼ハイ
      ● 芋焼昼

   昼と酒、実は相性が良い。

朝ご飯が終わって、そのまま食卓で新聞を読んでいた夫が「生ビ昼」を指して「これ読める?」と訊く。
はいはい、あなたには一番大事なものでしょう。読めないなんて・・・。「生ビール」でしょう。「チュウハイ」「イモ焼酎」。ああそうか、上手いこと当てるねえ。

こうしたダジャレの言葉遊び、私は慣れています。学生時代のボーイフレンド・今ではじいじフレンドが、日本語に多い同音異義語を使って面白い笑い話を作る人でしたから。私は頭が固く読めても、作ることはできません。

ああ、久しくお互いご無沙汰しているな。このネタを送ってやりましょう。


思わず長くサボってしまいました。

2024-02-26 13:29:29 | 言葉

今日からまたぼつぼつ始めたいと思います。
お見捨てなく、よろしくお願いいたします。

まず小手調べに、日曜日、日経新聞の広告欄で見つけた言葉のご紹介から始めます。相も変わらず、他人の何とかで・・・ですが、お許しください。

『何をやってもうまくいかないと感じた時には、思い出そう。
飛行機は追い風ではなく、向かい風によって離陸することを。』

ヘンリー・フォード・・・フォードモーター・カンパニーの創設者 の言葉だそうです。

彼は、デトロイトで失読症、失敗、破産、と戦いながら、自分の道を突き進んだ人だったようです。

ちなみに、今、失読症をネットで調べました。ご参考までに記します。

「学習障害のひとつで、会話能力にも問題はなく、眼にも異常がないにも関わらず、文字の読み書きや文章を読むのに困難を抱える読字障害。 が言語を処理できないことで症状がおこる。」とありました。

向かい風こそが、飛躍の原動力か!

向かい風と言えば、一つの景色が私の頭には浮かびます。 私は大学4年間を、山口市で暮らしました。 本州の西の端で、おおくのかたが、「九州の方の人なのね。あたたかいところかな?」 とイメージされたかもしれません。 違うのです。 大陸から吹き付ける寒風を遮って、日本海側に雪を降らせ、太平洋側には晴天をもたらす地形。 本州に長々と横たわる山脈は、山口県ではもう低くなって、遮る力は弱くなっています。 冬の間中、ちらちらと小雪の舞う寒々しい冬なのです。 ついでに申しますと、後に私共が暮らした北九州は、山脈は無く玄界灘を渡ってくる寒気に、積雪も度々でした。 イメージとはかなり差があります。

閑話休題。 ある年、ちらちらどころか、下校時間にどっと吹雪が襲ったことがありました。 下宿させてもらっていた母の里は、街の中心からかなり離れたところでした、日暮れも早く、それこそ向かい風に逆らって体を丸めて突き進まなければなりませんでした。

淋しい山道、人にも出会いません。 心細さはかなりのものでした。
でも突き進んでいるうちに、身体のどこかから、力が湧き出てきたのです。 何か歌でも歌い始めようかと思うくらい高揚してきました。 「負けるものか」「もっと吹け・降れ!!」「負けてたまるか」
雪だるまになって、下宿の玄関にたどり着いたのです。

私にとっての向かい風はこんなイメージです。 幸というか、不幸というか、85年の生きてきた道で、貧乏はしましたけれど、打ち負かされるほどの不幸にも会わず暮らしてきましたが、なにかの時はあの時の吹雪に立ち向かった自分を思い起こして進んできました。 この後、閻魔様に裁かれるまで、向かい風に力を尽くしましょう。