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おせっちゃんの今日2

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青山ゆみこの言葉。土曜日に続いて

2024-04-08 13:37:12 | 言葉

『言葉になる前にすでにあった思いのようなもの。それに触れてくれるのはぼつぼつと語られる、自分ではない誰かの言葉』

読み返してみても、能力が足りなくて言葉がくみ取れないのです。私にはむしろ、解説氏の鷲田清一氏の書き加えられた言葉の方が理解できました。

『雑談のようなおしゃべりの機会に随分と救われた。自分では言葉に出来ないものをそのままそこに置けた。天秤は揺れることでバランスを保っている。人もまた、自分が揺れることを、否定的に考えなくてもいいんだと』

たびたび、ブログに書いていますが、もう20年も越えるほど続けて、パソコン教室に通っています。古くに一緒に通った友人にたまに出会うとまだ通っているの?とあきれられることもあります。まさに青山氏のおっしゃる通り、パソコンの今日の課題以外のこと、また、全く関係ないおしゃべり、日常生活のお喋り、悩み相談、持ち寄った甘いもののおやつタイム・・・こんなことが、ばあさんたちの心を癒してくれるのです。

これが、本来の授業より、大切なことになる場合もあります。いらだった気持ちを静めてくれる大事な時間です。

 


やり直す と 立て直す

2024-04-06 13:24:44 | 言葉

今朝の「折々のことば」。

人生を『やり直す』ことはできないが、生活は『立て直す』ことはできる。
                青山 ゆみこ(フリーの編集者・ライター)

鷲田清一氏は、解説文に青山氏の言葉を加えている。

青山氏は急カーブで転倒して、長く心身の不調のどん底を這いまわった人ということです。
それから、キックボクシングを始めた。少しずつ手抜きをすることを覚え、ゆっくりと回復していった。
「身体が頭を諦めさせたのだ」という。この後、また不調に陥っても、きっと身体が教えてくれるだろう、と語る。

人生の進む道、努力しても、元に帰って、やり直すことはできない。今まで暮らしてきた時代時代で、あなたはどの地点に帰りたいか、インタビュアーがよく尋ねる問ですね。帰れません!!

そうか、今までの生活を良く顧みて、立て直すことはできるのだ。

ブログにもう幾度も書いたことですが、7年も前に、私は脊柱圧迫骨折をやってしまいました。ご同病の方の多くが、背骨がまあるく曲がってしまったりするというのですが、私はそれはありませんでした。おせっちゃんは、見かけだけでは、どこが悪くて整形に来ているのかと変に思われますね、と若い理学療法士の先生にからかわれたのでした。

現実は、そんなに容易い事後ではありません。骨折に加えて、ヘルニアによる狭窄で、神経が狭いところで格闘するのでしょう、痛み、痺れに悩まされ続けています。主婦です。夫は昭和一桁の、何にもしない男子です。主婦仕事は私がやらざるを得ません。
友人とのおしゃべりで、「私が万全ではないのを知りながら、見てみぬふりよ」と愚痴を言うことが、その場の雰囲気を乱していたようです。仲のいい友の一人が言いました。

あなた、万全というのは、どの時点の状態に戻れば万全と思っているのよ!もとには帰りません。今から後は、初めての老後という場面を、どうにか工夫して、生きて行ってこそ、死ぬまでは生きられるのよ。と叱ってくれました。はっと気持ちが変わりました。生活の立て直しは可能、か。


言葉の音・言葉の響き

2024-04-01 13:40:20 | 言葉

今年の桜は早いぞ、3月中に散るかもしれない、などとそのつもりでいました。ところが、いつまでも居座る寒さ、桜は開き始めた蕾を固く閉じてしまうし、人間様は、冬物の選択をためらって、落ち着かなかった。昨日、急に春の女神さまが目を覚ましたか、28度も越える気温院りました。水着で海遊びをする子供たち。

この気候の変化が、老いの進んだおせっちゃんには重荷です。昨日は、どうせまだ満開にはまだ遠いからと、花みにもいかず、引っ込んでいました。
今朝新聞を取りに出てみてびっくり、我が家の楓が赤ちゃんのおててにも似た初々しさでかなり大きく緑で枝w包んでいました。

生まれた赤ちゃんの名前を考える時、発音を重視して決められた、若い高校教師の話を先日書きました。3月23日の天声人語には、言葉の音・響きを主題に人語氏が書いていました。

「春」という言葉には、なんとも軽やかで明るい響きがある、と書き始めている。
もし、「ハル」ではなく、「バル」だったら、私達がこの季節に感じるイメージは随分と変わったものになっていたのではないかと。

日本語では、濁点を含む言葉は重たい印象を与えると言われている。

はるか遠くなった子どものころから、言葉について不思議だと思うことがあります。言葉は、その大本・・まだ言葉と言えない昔、原始人は、何かにつけて雄たけびや、鳴き声や、感動の喜びに発する音から、次第に言葉で意思の疎通ができるようになったのだと何の学科でか習ったような気がします。そうした過程で、今のこの季節を、「はる」と決めたのは、誰だったのか、どうして「春「・ハル」というおだやかな弾むような、軽やかで、明るい響きで表したのか。素晴らしい感覚を持っていたのか。

今週末まで桜ちゃん、美しく、咲いてておくれ、ね。


仲良く・・を壊すもの

2024-03-20 13:42:53 | 言葉

昨日、意味のない、やり取りこそ、という伊藤雄馬さんの言葉を借りてブログを書きました。
私も確かにこうした何気ない言葉がお付き合いの雑念を取り払って、ごく温かい仲間を作ると感じました。
と同時に、こうした何気ない会話に含まれる温かさを、ある時から「プライバシー」という言葉が壊してしまっているのではないかと思っていることをかいておこうとおもいました。。

★ 子供が初めてのお友だちを連れてきました。

「あら、よく来てくれたわね。仲良くしてね」
「はい」
「お名前は?何丁目に住んでいるの?」
「それはプライバシーにふれますから、言いたくありません」

4年生の子供の答えですよ。びっくりしてしまいました。これは単なる子供のジョークでしょうか。それとも日頃から家族で決めていることなのでしょうか。ただびっくりしました。

★ 町会を脱退したいという会員に会って

町会員を脱退したいという人がいるという。私は役員として遺留しに行った。
「何か、町会が不都合なことをしましたか」
「いえ、特には。私当番をしたくないのです。特に会員であるメリットもないし、プライバシーにふれることも起こると思いますので、この際脱退したいのです」
「当番は本部役員とは違ってほんの軽い連絡をする程度ですし、電話番号なども、名簿に載せることもしていません。特にプライバシーにふれることなど・・・」
「でもとにかくやりたくないのです」
「災害時などには、避難所では町会単位で動くこともあるでしょうし、お困りにはなりませんか」
「いいんです。それに災害時に、非常食など配られるとき、会員か、非会かなど解らないでしょう」
びっくりする言葉、

★ 同じく町会で、非常時に手助けの必要な弱者の名簿を作ろうとした時

年初時に、会費を徴収しますが、その時、わけを言って、リストを作ろうとしました。
「そんなプライバシーを明かすわけにはいきません」。きっぱり拒否されました。
この件は、始めの何気ない言葉かけからは、踏み込むかもしれませんが、本当にいざという時助はいらないのかしら。
張り切っていらした、新町会長は意欲を失われたようでした。

 


仲が良くなる秘訣

2024-03-19 13:31:37 | 言葉

『人間は意味のないことをやり取りする時こそ、仲が良くなる』
     折々のことば・3月15日・伊藤雄馬・言語研究者(タイの少数民族の研究者)
「どこいくの?」という挨拶は声を掛け合うこと自体に意味があって、正確な情報を求めているのではない。
むしろ返答は「テキト―」な方がいいのであるという。
解説者の鷲田清一氏は若い頃、こんな会話をしていたという。「どちらへ」「ちょっとそこまで」「はようおかえりやす」などと。

本気で、どこに行くのか、、知ろうとするのではない。自分の行き先をまともに答える必要性は無いと思っている。ただ朝、お互い元気に今日一日を進み始めたことを納得するのでしょう。(おせっちゃん)

何年前からのことでしょうか。こんな言葉を聞いてびっくりしたのは。お互いの無事を確かめ合う、軽い挨拶。それによって醸し出されるご近所様の親しみを「プライバシー」という言葉で、厳しく禁じるようになったのは。

驚きのプライバシーという言葉、明日書きます。