姫路大手前・岡崎外科 消化器肛門クリニック ブログ・肛門科通信

姫路城が好きで姫路在住の消化器・肛門科医によるクリニックのブログです。胃腸肛門の情報あり、気軽にお越し下さい。

忙しい週末でした 岡崎外科ブログ

2010-11-14 23:42:26 | リアル
この週末は公私ともに忙しかったです。まず土曜日午前、マリンバの村上郁子さん、ピアノの福原洋子さん・越智恵さんのコンサートへ。マリンバは木琴の本格的なやつ、です。パルナソスホールを鳴らしきる楽器だったことに感動。午後は大阪にて近畿肛門疾患懇談会に参加しました。今回は愛知県稲沢市たいらクリニックの平昇先生と初めてお話させていただきました。和歌山市、楽(らく)クリニック藤田先生(楽クリニックについては、先生が姫路におられたときに、患者さんが「らくです」というのを気に入っての命名ですと以前このブログで紹介しました!)のご紹介です。立派な先生は私のようなものの意見でもしっかり聞いてくださって、こちらこそ感動しました。次いで日曜午前は、神戸三宮、兵庫県医師会医学会で発表しました。はりま病院の柏木先生(内視鏡手術でお世話になっています)のすばらしいESDテクニックやアイディアに触れ、また神戸掖済会病院産婦人科の加藤俊先生には、骨盤臓器脱としての直腸瘤について貴重なご意見をいただきました。うえだハートクリニックの植田先生、すがの内科クリニックの菅野先生にも1年ぶりにお会いできました。この週末4回目の新快速で姫路へとって返し、午後はうちの次男君の誕生日のお祝いでした。忙しいけれど、とっても充実してました!

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おなか医者(9) 最初の手術「断端形成」

2010-11-14 00:00:16 | おなか・おしり医者奮戦記
 気持ちだけは、おちつき払ったつもりで、エレベータで1階へ。エレベータの油っぽいにおいをまだ覚えています。そんなこちらにはおかまいなしに、看護婦さんは用意を始めています。「断端形成、用意します」私は「はい」と言っても言わなくても進んでいきます。「消毒です」「はい」。「ここから清潔です」「手袋です」「はい」。今から考えるとすばらしい手術です。外科医が何にも言わなくても次から次へと正しい道具がさっさと出てくるのですから。看護婦さんは17歳にも話しかけて、場を仕切っています。指先には4本の動脈があり、圧迫せずに傷を開放すると指先から4本の血の噴水が出てしまいます。すばらしい勢いで天井近くまで吹き上げてしまいます。そんなことをするとまさしく「血の雨」が降ります。雨に濡れることもなく、なんとか4本の血管を処理して、骨を切って形を整えて、あとは皮膚の形成手術。今から思えば、角の丸みが今ひとつかなあと思う手術でしたが、まぎれもなく私の一番目の「作品」なのでした。後日口の悪い先輩曰く、「お前、まだその指、あると思う?」

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