おしりのかゆみ「pHメーター」堀場製作所製

おしりのかゆみに新兵器を導入しました。これまでの検討で「かゆい」場合に皮膚や腸液のpHが高くアルカリ性になっている症例があるのです。皮膚炎を生じてpHが高くなるのは、原因なのか結果なのか不明な点もあります。しかし治ってくるとアルカリ性から弱酸性へ戻ってくることは分かっています。皆さんの協力を得て、治療に役立てながら、少しずつ測定していこうと思っています。皮膚のpHは皮膚を純水（超精製された水）で濡らし、それを特殊なろ紙のような紙（写真にあります）で吸い取り、平面電極のセットされたメーターで測定するのです。測定によって皮膚に障害を与えることはあり得ませんので安心です。もちろん無料です。導入には堀場製作所の技術担当のかたにアドバイスをいただきました。これからもよろしくお願いいたします。

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括約筋の強さとおしりのかゆみ(9)

肛門括約筋が弱いために、腸液が肛門周囲をぬらし、かゆみの原因になっていることがあります。ガス（おなら）の多い方で、このような状態の方もあります。また、括約筋が弱くないのに、かゆみを訴えられる場合もあります。括約筋の強さは、客観的に科学的に評価することができます。かゆみの有無や、ガスの多さによって評価できるものではありません。括約筋の弱さが心配な方は、まず一度測定してみることをおすすめします。測定装置はこちらです。実はこの装置、どこにでもあるものではないのです。姫路地区を代表する総合病院のひとつから、測定の依頼があり、その後他の医療機関からもご紹介も頂いています。地域の皆様のお役に立てるなら本望です。どしどしご依頼ください。
(初出7/25/2009 改訂6/28/2010)
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色々なかゆみの原因 おしりのかゆみ(8)

お尻のかゆみの原因にはよくある原因の他にも色々あります。ヘルペスや尖圭コンジローマもあります。肥満が誘因になっているものもあります。食事内容が原因になることもあります。場所が場所だけに、皮膚科か肛門科・肛門外科か悩むこともあるでしょう。皮膚科では時々、肛門周囲ということで診断に悩まれることもあるようです。日本大腸肛門病学会の専門医がいる肛門科が一番安心でしょう。学会HPの「市民の方へ」の専門医氏名（県別）で探してください。この名簿は内科系、大腸外科系、肛門外科系全てが含まれています。肛門外科系かどうかは、医療機関におたずねください。
(初出7/20/2009)
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6月25日号外（姫路肛門科岡崎外科ブログ）

昨日の朝は寝不足の方も多かったでしょうね。原因はもちろんサッカーのせい。当院のある姫路不動ビルには3階（つまり当院の上のフロア）に産經新聞姫路支局さんが入っています。ですので、号外が出るとビルの入り口に張り出されるのです。写真はその様子です。
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閲覧数30万回突破しました

2010年6月22日に閲覧数(PV)30万回を突破しました。ありがとうございます。またもう一つうれしいことの報告もあります。先日掲載された便秘の論文を、ある製薬会社のかたが、社内および社外の「便秘の教育のために」活用したいとのことで、来院されました。便秘に対する理解が少しでも進むならば、と快く承諾しました。「十年の便秘を三日で治してはダメ」という私の主義主張が少し広まるといいと思っています。論文は社会の共有財産だと思っています。ビジネスライクな方には理解できないかもしれませんが、これは当然無償で行っています。「医師は科学者であるべき」という私のちょっとした誇りなのです。

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ゆかたまつり第1日

ゆかたまつり始まりました。今日は雨が降らなくてよかったですね。待合室から見た22日午後7時ころの大手前交差点の様子です。ゆかたの方が目立ちます。
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期間中(6/22-24)の交通規制はこちらです（お祭りは火水木の3日間です）。当院は通常どおり診療しています。診療時間中提携駐車場は満車となることはないようです。

ゆかたまつりの用意がはじまっています

ゆかたまつりの準備が始まっています。写真は西二階町入り口の長壁（おさかべ）神社の模擬鳥居です。世間は梅雨ですが、これをみると夏が近いな、と思います。姫路岡崎外科のブログです。
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期間中(6/22-24)の交通規制はこちらです（お祭りは火水木の3日間です。姫路市のこのリンクは曜日が間違っています。ご注意を）。当院は通常どおり診療いたします。

大手前交差点の夕景（岡崎外科ブログ）

日が長くなり、きれいな夕景を見ることも増えました。昨日の夕方、ビルを出たところで撮影しました。
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院内点景（姫路岡崎外科 肛門科のブログ）

院内の様子です。
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岡山で勉強会でした

6月12日（土）は、倉敷チクバ外科にて手術でした。当院の患者さんもこのところ数人連続して入院手術があります。夜は「岡山肛門疾患懇話会」が岡山市であり、四日市社会保険病院の梅枝先生をゲストに迎えて、ご講演いただきました。炎症性腸疾患と肛門病変について勉強し、活発な議論ができました。懇親会では、岡山の森谷先生、福山の児玉先生から「大腸肛門病学会誌の論文」を読んだと言っていただき、とてもうれしく思いました。また話の花が咲く中、新しいアイディアや工夫のアドバイスもいただき、本当に有意義な一日でした。
　新幹線、在来線とバスで行き来しました。チクバ外科前の下電（しもでん）バス（旧下津井電鉄路線跡から撮影）と、岡山駅でのサンライナーとマリンライナーの写真です。サンライナーは古い新快速電車でなつかしく、高松行きのマリンライナーは先頭の展望車を除くと今の新快速と同じ電車のようですね。