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姫路大手前・岡崎外科 消化器肛門クリニック ブログ・肛門科通信

姫路城が好きで姫路在住の消化器・肛門科医によるクリニックのブログです。胃腸肛門の情報あり、気軽にお越し下さい。

大腸検査時のズボン 岡崎外科のブログ

2011-10-03 00:40:49 | 大腸内視鏡
大腸内視鏡検査は、当院ではごく普通の毎日やっている検査です。検査時には、ディスポのズボン(パンツ)を着用していただきます。お尻を出した状態で歩いたり、検査台に上がったりすることはありません。このズポンはすぐれもので、後ろにスリットが入っています。ちっとも恥ずかしくないので、ご安心を。当院では当たり前のことなのですが、これまでご案内していなかったので、念のためお伝えしました。

お知らせ:10月20日(木)午後、「地区別医療懇談会」のため、午後診療は、4時30分からといたします。ご迷惑をおかけしますが、2年に一度のことですので、ご了承くださいね。


医療情報をご希望の方へ。携帯でアクセスの方は「アーカイブ」、PCの方は左の「カテゴリー」から項目を選んで読むことができます。アーカイブ、カテゴリーはいっぱいあるので、下の方まで見てくださいね。携帯向けHPはこちらです。パソコン向けHPはこちらです
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心配なのは痔?それとも大腸癌?

2010-08-27 14:55:05 | 大腸内視鏡
肛門科(肛門外科)で患者さんをみていますと、「痔だろうから診てほしい」と言われる方の中に、実は「大腸癌が心配」という方が多くあります。実際痔もあり、調べてみると大腸癌もある、という場合があります。こういうときに、旧来の肛門科のように、おしりだけを診るのでは、大変危険です。反対に、大腸内視鏡検査をしても、大腸癌の有無だけを診て、おしりを素通りすることがあります。おしりや大腸を診られるのは恥ずかしいし、できれば大腸とおしりとが同時に検査、治療ができるのが望ましいと思っています。

たまたま痔から出血して、検査したら、たまたま大腸癌がみつかり、早期で内視鏡治療で命拾いという例を多く経験します。「痔さん、よくぞ出血してくれた」てなもんですが、感謝しつつ、治療してしまいましょう。

おしりと大腸と両方診られるのが、理想の肛門外科だと思います。
(初出2009/2/9 Weblog)
携帯でアクセスの方は「アーカイブ」、PCの方は左の「カテゴリー」から項目を選んで読むことができます。ブログの構造上、下へいくほど古い記事になっていますので、ご注意くださいね。
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下剤がつらい方に朗報

2009-11-25 00:04:00 | 大腸内視鏡
大腸内視鏡は大丈夫だけど、下剤がどうも・・・と言われる方も多いです。「大腸内視鏡」カテゴリーの記事をごらんください。日頃のお通じが良い方なら、飲みやすい味の下剤もあります。検査をあきらめないで、来院の上ご相談くださいね。下剤のつらさと命は天秤にかけられません。今はいい方法があるんです。

つらい検査の敷居を低くするのも、私たちの大切な仕事と思っています。
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午後からの検査 大腸カメラ(6)

2009-10-08 19:00:45 | 大腸内視鏡
大腸内視鏡検査の前はお腹がすくので、午前の検査がおすすめです。日程やお仕事の関係で午後からの検査を希望される方もあります。そう言う場合は朝からおうちで下剤を飲んでいただきます。ニフレック2リットルかマグコロールP1.8リットルです。飲みやすさで多数決をしたらマグコロールの勝ちでしょうけど、状況によりニフレックをおすすめすることもあります。また場合により前日寝る前に錠剤の下剤を追加することもあります。普通は前日は普通の食事でよいですが、便が出にくいかたは、検査食にしていただくこともあります。
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ブラウン900法の食事 大腸カメラ(5)

2009-10-06 00:00:22 | 大腸内視鏡
検査食は、「すうどん」「パン」「おかゆ」などご自分で作っていただいても結構です。お仕事中の方などは、前日昼からの検査食をおすすめしています。仕事中にレトルトさえも無理と言う場合でも、お昼はゼリー食になっていて簡単に食べられるものもあります。逆に言えば、検査食で足りない向きは、ヴィーダーインゼリー(コンビニにあります)などを追加すると良い訳です。
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ブラウン900法の食事 大腸カメラ(4)

2009-10-05 00:35:12 | 大腸内視鏡
ブラウン900法の洗浄力を補うために、前日の食事は工夫が必要です。当院では数種類の検査食を用意しています。一昔前の物と比べて、最近のものは大変美味しくできています。それも当然、食品メーカーのハウスやグリコが作っているのですから。私も食べてみましたが、本当に美味しいものです。美味しい検査食を食べて、下剤でお腹がすっからかんになると、とてもすっきりします。そんなことはないんですけど、「このままやせそうな気がする」ものです。(痩せませんよ!)
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ブラウン900法の問題点 大腸カメラ(3)

2009-10-04 13:58:09 | 大腸内視鏡
ブラウン900法は良い点ばかりではありません。洗浄力が多少劣るため、「のこり」が多いことがあります。その場合、次回は別の方法をおすすめしています。また、ニフレック法などに比べるとカメラの「滑り」が劣りますが、これは技術的にカバー可能です。日頃からの便通は良い方で、ニフレック、ムーベンなどの味がつらかった方にはおすすめなのです。
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ブラウン900法 大腸カメラ(2)

2009-10-02 13:10:00 | 大腸内視鏡
当院で、現時点で最も多く行っている大腸カメラの前処置は、ブラウン900法と言われるものです。ブラウン変法とかブラウン2日法などとも言われます。前日昼から食事は検査食とします。前日夕方1回目の下剤を200-300mLの水に溶いて飲みます。少量なので、仕事中のかたも飲むことができます。検査食の夕食を食べたのち、別の下剤をコップ1杯の水で飲みます。前日はこれだけです。就寝までに何回か排便がありますが、夜は普通に寝られます。検査当日朝から1回目の下剤と同じ物を今度は900mLの水に溶いて飲みます。排便が終わって落ち着いてから来院していただき、検査となります。ポリープ切除があっても、通常はお昼には帰宅できます。下剤はポカリスウェットみたいな味で飲みやすいです。これまで下剤が美味しくなくって飲めなかったかたには、とても喜ばれています。
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大腸内視鏡の準備(下剤)とは 大腸カメラ(1)

2009-10-01 00:19:12 | 大腸内視鏡
大腸内視鏡について、よくある質問に答えます。「検査を受けたいのだけど、準備はどうするの?一日がかりなの?」と聞かれます。現在一般的に多く行われている方法は、ニフレック当日法と言われるものです。前日までは通常通りで、当日朝、自宅あるいは病院で2Lの下剤を飲むものです。下剤が効いて腸がからっぽになるまでの時間がわからないので、検査開始が午後になったり、従って検査が一日がかりになってしまうことも多いのです。それでこういう質問になるのでしょう。さて当院では何種類かの前処置(準備)法を選んでいただけます。当院で一番多く行っている前処置法を次回以降説明しますね。

大腸がん検診にひっかかった方は、こちらを読んでおいてください。
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