姫路大手前・岡崎外科 消化器肛門クリニック ブログ・肛門科通信

姫路城が好きで姫路在住の消化器・肛門科医によるクリニックのブログです。胃腸肛門の情報あり、気軽にお越し下さい。

素屋根に鉄板が 岡崎外科姫路肛門科ブログ

2010-11-08 13:07:22 | 姫路城の写真
週末から、鉄骨だけの素屋根に鉄板?が載り始めました。いよいよ覆われて行くのですね。写真は11月7日、駅から乗った神姫バスから撮影。左側の丸いのはバスのミラーなのですね。
突然始まった、フィクション+α+一部ノンフィクションの「おなか・おしり医者奮戦記(仮題)」もごらんくださいね。
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おなか医者(3) 黄色と赤色どっちがいい?

2010-11-08 00:00:03 | おなか・おしり医者奮戦記
 1990年当時は、内科的潰瘍治療の最先端が「H2ブロッカー(ガスター)の点滴、注射」という時代でした。今なら内視鏡で止血、その後プロトンポンプインヒビターの内服で治療が当然ですが、当時はまだまだひどい潰瘍も多く、手術もありました。K藤先生は、病棟医長で手術患者の振り分けをしておられました。ある日「急患二人、黄色いのと赤いの、黄疸と出血どっちがいい?」と尋ねられました。黄色い黄疸は、肝臓・胆嚢などの流れが滞った病変です。肝臓、胆嚢、胆管、膵臓などの腫瘍や結石などの病気です。赤い出血は多分消化管出血でしょう。黄疸だと、PTCDなどのドレナージ処置をさせてもらえるかもしれません、が手術となると高難易度ですので、術野(じゅつや)の端っこで鉤引き(こうひき)でしょう。それも手術がいつになるかもわかりません。その点出血はすぐ手術でしょう、夜間急患なら助手をさせてくれるかもしれません。以上のことを1秒の間に考えて、「出血がいいです!」と返事しました。思えば、この辺から、消化器外科の中でも、消化管が好きになっていった気がしています。

携帯でアクセスの方は「アーカイブ」、PCの方は左の「カテゴリー」から項目を選んで読むことができます。ブログの構造上、下へいくほど古い記事になっていますので、ご注意くださいね。クリニックでのパンフレットご覧いただきましたか。貴方の満足を、次の方へ手渡してあげてください。

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チクバ外科瀧上先生の松岡良明賞受賞記念パーティ

2010-11-08 00:00:01 | リアル
私の師匠、瀧上(たきうえ)隆夫先生が岡山の山陽新聞社から「がん撲滅に尽くす臨床医」に与えられる「松岡良明賞」を受賞しました。その祝賀パーティがあり、岡山へ行ってきました。先生の人柄の見える、とても温かい良い会でした。瀧上先生の同級生で、姫路で開業しておられる二人の先生方ともお知り合いになることができ、とてもうれしく思いました。岡山へは姫路から「のぞみ」で20分、新幹線は速いですね。
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