姫路大手前・岡崎外科 消化器肛門クリニック ブログ・肛門科通信

姫路城が好きで姫路在住の消化器・肛門科医によるクリニックのブログです。胃腸肛門の情報あり、気軽にお越し下さい。

裂肛について質問いただきました。 岡崎外科 姫路の肛門科のブログです

2015-03-28 11:42:56 | 裂肛(切れ痔)
質問いただきました。症状についての問題についてはお答えしかねますが、「東海地方でニトログリセリン軟膏を使っている医療機関」についてお答えいたします。
 以前より肛門科では、バソレーター軟膏という心臓用の軟膏を材料にしてニトログリセリン軟膏を作っていました。全国でもかなりの数が使用されていたと思われます。ところがこの材料を生産していた三和化学が供給を停止したため、現在材料は手に入りません。それで全国でも、現在新たに調剤して、処方している医療機関はないものと考えられます。
 裂肛についての情報は、本ブログの「裂肛(切れ痔)」カテゴリーをごらんください。世界的に使用されているレクトジェシック軟膏についての情報もあります。
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姫路城ブルーインパルス 岡崎外科 肛門科のブログ

2015-03-26 15:23:47 | 姫路城の写真
姫路城平成の大修理を終えて、明日2015年3月27日グランドオープンを迎えます。本日26日は完成式典として航空自衛隊ブルーインパルスの祝賀飛行がありました。当院は姫路駅と姫路城の中間点であり、お城の真っ正面であることから、当院待合室は絶好の観覧席でした。午前10時からは患者さんもスタッフも10分の素晴らしいアトラクションを満喫しました!今日はお城の周りの交通が大混乱でしたので、患者さんたちも来るまでが大変だったようです。診療を10分間ストップしても特等席で見ることができたので、勘弁していただけたかも?写真は当院待合室から撮影したブルーインパルスの飛行の様子です。窓ガラスの格子線が出ているのがちょっと残念。(D600, 24-85/3.5-4.5G ED VR)


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第9回内痔核治療法研究会総会で発表 岡崎外科姫路肛門科のブログ

2015-03-24 13:15:47 | リアル
3月14日は東京山手メディカルセンター(旧社会保険中央総合病院)で開かれた、第190回大腸肛門病懇談会に参加しました。肛門部の皮膚疾患についての議題でした。当院では皮膚病変については、おとなりの皮膚科根木医院さんと連携をとっています。皮膚科の先生は軟膏治療のエキスパートです、本当にお世話になっています。座長の四日市羽津医療センター(旧四日市社会保険病院)の梅枝先生には「座長の心得」について色々ご指導いただきました。今度5月の六甲肛門疾患懇談会では座長をするので、とても参考になりました。
 翌3月15日は九段下のホテルグランドパレスで開かれた、第9回内痔核治療法研究会総会で発表しました。「当院におけるALTA療法選択の基準」と題して当院での理想とする痔核治療について報告しました。注射療法のALTA(ジオン注)はこの10年で痔核治療の一角を築いたと感じます。当院でも痔核治療の主軸の一角となっています。
 東京まででかけると、たいていは銀座の模型屋(知る人は知ってる「天賞堂」)やカメラ屋さんを巡るのですが、今回はそれよりも早く帰って寝たくなり、学会場とホテルと新幹線だけの出張でした。帰りの新幹線では借り物のiPodで横浜から名古屋くらいまではFinlandia(急に聞きたくなったのです)を6種類連続、その後はJazz Piano三昧で帰ってきました。
 写真は飯田橋駅を通過する快速東京行き。四ツ谷で総武線各停に乗り換えて市ヶ谷の予備校に行っていた浪人時代を思い出しました。市ヶ谷には今も釣り堀がありました。

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中四国肛門疾患懇談会で発表 姫路の岡崎外科 肛門科のブログ

2015-03-01 23:22:20 | 裂肛(切れ痔)
2015年2月28日は岡山で開かれた第64回中四国肛門疾患懇談会で発表しました。前回の懇談会で、今回座長をされる高知の小野二三雄先生(おの肛門科胃腸科外科)と愛媛の小野芳人先生(渡辺病院)からニフェジピン軟膏による裂肛治療について報告をするように宿題を頂いていました。今回「ニフェジピン軟膏による化学的括約筋切開の経験」と題して発表しました。以前から全国の肛門科でニトログリセリン軟膏により裂肛治療がおこなわれていましたが、ニトログリセリン軟膏製剤が発売中止になり、軟膏治療は減少していました。ところがこの間世界的にはニフェジピンを代表とする「カルシウム拮抗薬」による治療が進んでいたのです。今回の発表で、ニフェジピン軟膏による治療によって、ニトログリセリンとほぼ同等の治療効果が出ていることを示しました。「日本の肛門科治療を世界レベルに」というのはいささか大げさですが、そのような方向で少しずつ進めています。肛門科の学術雑誌から論文投稿を依頼されています。さて、今月も忙しくなりそうですね。
 今回の発表では座長の小野先生はじめたくさんの方から、コメント、質問、励ましをいただきました。中谷外科病院(玉野市)の中谷先生、児玉クリニック(福山市)の児玉先生、藤原胃腸肛門科外科医院(広島市)の藤原先生、増田肛門クリニック(神戸)の増田先生ありがとうございました。ヤノ肛門外科(高松市)の矢野先生とも情報交換、先日は良い統計の参考書を紹介していただきました。野上病院(大阪市)の金川先生は隣席で色々教えて頂きました。また懇親会、二次会では、中川外科胃腸科肛門科(広島市)の中川先生、チクバ外科胃腸科肛門科病院(倉敷市)の竹馬彰先生、大橋胃腸肛門科外科医院(新居浜市)の大橋先生(親子で)、森谷外科医院(岡山市)の森谷先生、冨岡先生、高木先生、そしてもちろん師匠の瀧上先生、お世話になりました。瀧上先生には、4月から姫路聖マリア病院へ就任される予定の姫路出身の治田先生をご紹介して頂きました。こうして「ひととのつながり」が増えて行くのは、とてもうれしいことと思います。
 写真は岡山駅で、新山口行きの500系こだまです。(A7 Summicron 35/2)


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