私の人生いろいろ

ある日の出来事

”貴婦人と一角獣”見て来ました。

2013-10-01 18:27:02 | 日記
フランス・パリにある国立クリュニー中世美術館の至宝

「貴婦人と一角獣」は、西暦1500年頃に制作されたと言われる。





6面1組のタペストリー(つづれ織り)です。

本作がフランス国外に貸し出されるのは
1974年のアメリカ以来であり、日本では本展覧会が初公開との事。

国立国際美術館にて7月27日~10月20日までの開催。

「見に行かねば~」と思いつつ、今頃やっと行く事が出来ました。

絵画仲間の4人それぞれが忙しいので、午後からの鑑賞です。


玄関先まで、タペストリーの紋様…楽しみです~









会場に入ると、鮮やかな真っ赤な織物が目に入る。

「イヤホンガイド」を聞きながら、順番に進んでいく。

結構人が多い。


鮮やかな赤い千花文様を背景に、若い貴婦人と一角獣が獅子や猿、

オレンジやバラなどの動植物とともに繊細に表されています。

うち5面は「触覚」「味覚」「嗅覚」「聴覚」「視覚」と人間の

五感を表すとされますが

最後の1面「我が唯一の望み」の意味については

「第六感」「心」「知性」「精神」という説や

題名にもなっている中央の天幕にある銘文から「愛」や「結婚」ではないか、という説も。

何通りかの解釈が可能で、いまだに謎につつまれています。

このタペストリーは六つの感覚を示したものとされる。





聴覚



味覚



視覚



触覚




嗅覚








ミステリアスな貴婦人と、それを取り巻く美しい花々、愛らしい動物たち。

典雅な中世の美を堪能しました。



すっかり、中世の大作のタペストリーを堪能した後は

お決まりのティータイム。

美術館内の、喫茶店でケーキを頂きました。





行きはタクシーでしたが、帰りは大きなビルを眺めながら最寄駅まで散策。

ビルの中に喫茶店やレストランがあり、お洒落な店が並んでいました。






入り口には、ヨーロッパのようにテラステーブルやイスが並び

遠くのビルの谷間や川沿いを見ながらのティーも良さそうですね…


コメント (12)
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