唯のブログ。

病気の体験、療養生活や日々思いついた事などを書き留めているブログ。時々毒吐き。楽しめれば最高、無理なら受け流す。

潰瘍性大腸炎の新たな事実。 「SIBO」を治さないと生けない。 生きていけない。

2018-09-22 18:56:15 | インポート

潰瘍性大腸炎は、食事療法等で治ると、、、 確信していた。

  事実、薬を全て止めて、治っていた。 劇症心筋炎で再度ステロイドのお世話になるまでは。
----------------------------------------


ラックビーにアレルギーの副作用があることを知ると同じ時期に、
 
  偶然、潰瘍性大腸炎の新しい知識を得る。

   整腸剤が逆に激しい下痢を引き起こすというもの。


 小腸の菌についての著書の中に詳しい事が書いてあるが、そのサンプルを読んだだけでピンと来た。

 
 
 「小腸を強くすれば病気にならない 今、日本人に忍び寄る「SIBO」(小腸内細菌増殖症)から身を守れ!」



 本来大腸にいるはずの細菌が、小腸に入り込みこの菌に反応するようなものを食べると小腸内で菌が激しく活動して下痢を引き起こすと言う事。

 症状としては、食事の後に下痢をする。 それが慢性化しているような状況。

 抗生物質やステロイドの長期使用が原因で免疫力が落ちて大腸内の細菌が小腸まで入り込むそうだ。
 結局、ここでも薬の使い方を間違って病気を作っていたのだ。

 
正に、自分にぴったりのパターンで、この原因に基づく下痢と確信して対応した。

 1.ラックビーを止めて、それまで飲んでいた整腸剤も止めて、
 2.一時断食で小腸に本来居てはいけない細菌への餌を断ち、
 3.小腸内の細菌の餌にならない食事を心がける。


 これで、徐々に状態が良くなり、少しずつ形のある便が作られるようになって来た。
 まだまだ不安定だが、これだけ良い状態が続くのは何年も無かった。


  一度回復させた潰瘍性大腸炎は、劇症心筋炎の発症時に大量のステロイドを使った事で元の木阿弥となり、入院以来再発し、もう5年以上も下痢が続いていた。
  以前の劇症時とは違って多少落ちつていたが、それでも日常生活に支障をきたし、特に在宅酸素を使っている身としては辛かった。

 それが、なんと急回復中。


そもそも、潰瘍性大腸炎などという病気はなくて、、単なる腸の機能不全に対処療法的に薬を出すから病気に発展し、治らなくなる。 
 
 自分の場合、当初はカメラを入れても、多少の炎症はあったが潰瘍はなかった。
 
 薬で治療し始めると、きれいな潰瘍ができ始めたのだが、当時は自分も先生も病気が進んだと勘違いしていて、薬の副作用で潰瘍が出来ているとは思わなかった。
 (ペンタサも、サラゾピリンも、アサコールも治療薬は全て、消化管の潰瘍が副作用として表記されているのだからおかしな世界だ。)

  潰瘍はどんどん広がり薬も次から次へと変わっていく。 特にステロイドを使っていたから始末が悪くなってしまった。
 
 
治すきっかけは、免疫抑制剤を使う事になったこと。
 どうしても西洋医学的治療に納得が出来なかったからそれは断った。

 西洋医学では治らないと確信し、様々な事を試して、断食と食事療法に行き着いた。運動はしてたがし過ぎていたのだろう。 これは悪化の原因だったと思う。
  薬を止めて、症状は激しくなり辛い時期が数年続いたが、やっと改善が見られて正常化してきた。

 
 ただ単に食事療法で改善を試みたが、これだけでは十分ではなかったのだ。
  小腸内の細菌をコントロールする事、これが下痢の原因解決の道だったのだ。  いやー長かった。

 
 どおりで、食事療法だけでは効かない訳だ。 断食で改善させても戻った事もあった。
 自分の場合は精神的な要素が大きいので、食事が原因でないのではないか? 
 食事療法など いくら厳格にやっても無意味なのではないか?

などと考えていた事もあった。


兎に角
 「小腸の中で腸内細菌が爆発的に増える「SIBO」の患者が急増中。」 との事なので、これの改善が必要。

 この本以外に、他にも、
  腸内にはびこったカンジタ細菌が原因だったり、
   食生活が悪い為、大腸内の細菌バランスがくづれたケースとか、
    腸漏れ(リキーガット症候群)

   などが原因として言われている。
 
全てに共通するのが、

 断食で細菌の餌を減らす事。 内臓を休ませる事で修復作業も進む。
 自分の原因にあった方法で腸内の細菌を殺す事。

  これで治るのだ。 (但し、西洋医学に頼って菌を殺す抗生剤などに頼ればまたややこしい問題になると思う。)


 腸の病気は、精神的なものだとかよく言われるが、全てがそうではない。

  腸の調子が悪い事で、精神的に安定しないとか、
  下痢が不安だとか、肉体の不調から心に問題が出てくるケースもある。


腸の調子がいいと、落ちついた生活が出来る。 以前は何だったのだろうと言うくらいに、安定する事になる。


 子供の頃からトイレに悩まされ、
  18歳以降は毎日下痢で朝と昼に何度もトイレに駆け込んでいた。
   31歳の時に劇症型の潰瘍性大腸炎となり、その後も治療で一時的に止まった時を除いて40過ぎまで下痢は止まらなかった。
    (顆粒球除去療法をした時は、1.2週間に渡って正常化した時もあった。)

     45歳、断食、食事療法で、初めて腹が落ち着いた時期を過ごしたが、劇症心筋炎で元の木阿弥。
    
      今回は成人後、2度目の好調期を迎えられそうだ。

自分の場合、子供の頃に使った抗生物質で腸内環境が悪くなってしまっていたのでしょう。
 単なる体質の問題ではなかったのだと思う。

 しかし、長くかかった。 今となっては、もっと早くに気がつけたのに、とも思うが、
  今の時期がよかったという事なのだろう。
 
 神様は、試練を与えるのが仕事なので、
  自分はそれを受け入れるのが仕事なので。
 
 
  しかし、凄いな、、、医学会の真実は全部疑ってかかるのがいい。
 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿