唯のブログ。

病気の体験、療養生活や日々思いついた事などを書き留めているブログ。時々毒吐き。楽しめれば最高、無理なら受け流す。

退院。

2010-09-15 18:00:31 | インポート
 8月30日に虎ノ門病院に入院して、4.5日で退院してくるはずが、 色々あり入院は昨日9月14日まで、延びた。

 しかし、猛暑、酷暑と言われた残暑の厳しい時期をエアコンの効いた病院で過ごせたのだから、逆に運が良かったと思うべきなのだと思う。

 入院費用を精算して10時30分ごろ退院、 新橋駅までの間に1000円カットがあったので散髪してきた。 その後、入院の保証人になってもらった知り合いの方を目白の事務所に訪ねて挨拶をし、 そのまま、在来線で越後湯沢まで帰ってきた。

 上越線の旧式車両の中も冷房が効いて涼しかったが、駅を降りると肌寒かった。 6時を過ぎた頃だったが、もうあたりは暗くすっかり秋の気配に変わっていた。 湯沢の夏は終わってしまっていた。 

 
 今回の入院は腺腫の内視鏡的な除去だった。 普通のワイヤーで焼ききる方法(EMR)では難しいとの事で、粘膜剥離法(ESD)での手術の為虎ノ門病院を紹介された。 高度な技術がいるらしいが、普通に取れれば、それ程たいした事はないはずだった。 主治医の先生も、もしかしたらEMRでいけるかも知れないとの事だったので、自分もそれでと強くお願いした。
なにせ、 ESDは、先進医療で保険の対象外、\177.000ー也である。これは困る。 
 
 しかし、カメラを入れると状況は一変した。 目的の腺腫に近い手前のところに更なる怪しい腺腫群を指摘された。 そしてこれは、今回取った痕が固まると内視鏡では切除が難しいので、取るなら今回しかないとの事だった。 しかも周辺一体が腺腫か炎症か見分けが付かない危険な状態だと言われた。

 目的の物は無事に切除してもらった、約3センチ。 その後の処置の判断は、詳しい組織の検査結果を待ってからとなった。

 詳しい結果、何と ガンが見つかった。   ここまで1週間。

 外科手術を勧められたが、今までの経緯もあり自信を持ってこれはやめる事にした。 そして、手前の腺腫群を再手術で取ってもらう事になった。

 再手術は、約4センチの大腸内粘膜の剥離手術、 麻酔無しで2時間半かかり、これは結構きつかった。
 しかし、先生は、難しいこの腺腫を、きれいに取り除いてくれ、なんの問題もなく処置してくれた。
 術後の安静で疵を治しながら、検査の結果を待った。

 こちらは、陰性。 良かった。 安静にし、退院を待ったが、、 、
 

 


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