唯のブログ。

病気の体験、療養生活や日々思いついた事などを書き留めているブログ。時々毒吐き。楽しめれば最高、無理なら受け流す。

友あり、新年に来たる。

2018-01-05 20:30:43 | インポート

 友あり、、、盆と正月に帰省した帰りに寄ってくれる。 
  家を新築したばかりなのに、こんなむさ苦しい所に、今年も「温泉入らして下さい。」と寄ってくれる。

 学年は一つ違いだが、入門は彼の方が早いので、こちらが先輩という訳でもない。
  彼はマスターズの全日本王者、道場経営も順調で、様々な団体の役員を勤める、有名人など人間関係も広く、社会的立場も今の自分とは雲泥の差。
   なのに、こちらが先輩とされる。 特にどうでもいいから普通に接するのだが、よく考えると、、、なんとも不思議な関係なのだ。。
    現役選手として精進し、選手の育成も順調、カナダに支部もできて今後も海外支部が増えると言う。
 色々なところから様々話が舞い込み順調な歩みのようで溌剌としています。 
 
 20からの付き合いだが、当時から彼は人とは変わっていた。 
 自分の周りにいなかった、純粋な空手に対する取り組み方が印象的だった。
  当たり前のように出稽古をし、道場稽古以外の稽古も当たり前、空手お宅などとも言われるくらい情報収集もしていた。 
 普段の行動も型はずれ、あまり常識に囚われない所が魅力だった。
  彼が様々な空手や格闘技を経験して行く中で、何度か誘われる事も、背中を押される事もあった。

 結局、自分は何も行動を起こせず、自爆するように、病んで行った。
 社会人経験は必死で働き成果も出したし、多くを学ばせてもらったが、肝心要の俺の心が満足していなかったようだ。  


 途中何年も連絡が取れない事もあったが、退社を機にまた付き合いが始まった。

  在宅酸素療法になっていても、何も変わらず普通に接する。
  数年前にはもらった電話で失礼にも退院時の付き添いをお願いし、病院まで来てもらった事もあった。 

   今頃になって、ダイバーシティなどと言われますが、、ずっと彼の中には壁が無いのでしょう。
  付き合いにこちらの状態など関係ないようです。 人と人との付き合いを大切にするように。

   壁がないから素の人間性以外は関係ない。
   壁が無いから会話が弾んで一泊二日があっという間に過ぎた。

 空手部の関係ではないのにずっと関係が続く不思議。 一番大切な何かが合うのでしょう。

  人生で大切なものもいつも再確認させて頂きます。
 
 慢心、我欲、傲慢、見下し、手抜き、これらを排除し。
 謙虚、思いやり、至誠、明朗 こういうものを大切に。
 
 
 
 

 
 

   
  




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