昨日の朝方、隣の部屋のおばあさんが亡くなった。 一人でゆっくり人生の幕を閉じていくように、、静かな最後だった。
事務室を改造した病室は、隣の部屋とは薄い壁1枚隔てられただけで、2メートルと離れていない隣り合わせだったから状況がよく伝わる。
終末期を過ごす人がほとんどの病院だが、看護士さんは周りへの影響を考慮してできるだけ知られないようにしていた。自分へも気を使ってくれていたようで、こちらから聞くと、、知ってましたか。と、言われた。
生きていると言うことは、常に死と隣り合わせと言うこと。普段感じていないだけで、みんなそう言うことだ。 どんな人生を歩いてこられた方か全くわからないが、静かに静養されていて静かに逝かれた。 生きていれば多くの方に世話になるが、 一人で生きて、最後は一人で行く。
看取られても、そうで無くても独りだ。
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