唯のブログ。

病気の体験、療養生活や日々思いついた事などを書き留めているブログ。時々毒吐き。楽しめれば最高、無理なら受け流す。

全日本。

2009-11-26 16:20:20 | インポート
 今回の東京訪問は、行きも帰りも時間に余裕があったので、新幹線ではなく、在来線を利用してみた。 
 上越線、高崎線を利用し、越後湯沢、水上、高崎、首都圏と、約4時間程度でついてしまう。 思っていたより早く、快適に旅行できた。

 帰りは、高崎で時間があったので、途中下車し、駅に接続しているヤマダ電機でオーデイオなどを見ていた。 すると責任者の方から電話があった。
 わざわざ全日本の結果を連絡してくれた。

 1回戦、全日本体重別09年、3位、105kg、の選手。
    延長、体重判定で勝利。

 2回戦、全日本05年、06年連覇、185cm、95kg。 判定負け。

大健闘だった。

 わかっていた事で、言っても仕方がない事とはいえ、やはりくじ運が悪すぎた。 
 しかし、本人はほとんど無傷だったようだ、かなり実力が上がっている証拠だと思う。

 電話の声は明るく、全日本王者の実力を身をもって体験でき収穫が大きかったようだった。 俄然やる気になっていて力強く感じた。 そして何より、楽しかったと言っていたので、今後が本当に楽しみになった。

 24日の練習の時に会って、改めて色々と話を聞いたが、 1回戦で重量級3位を破った時は、会場が沸いて気持ちよかったそうだ。
 先日のOB会で会った先輩も会場で見て、新潟の選手強かったので、びっくりしたと、言っていた。

 本当に大健闘でよかった。

 自分は、空手暦1.9ヶ月で全日本に出て、重量級2位の選手と当たった。 偶然上段回し蹴りが入り、一本勝をしたが、気持ちには全く余裕がなかった。 後でTV放送を見たが、勝った自分がびっくりしているような感じで恥ずかしかった。 当時の実力からすればそうなるだろう。 その後は特にこれといった活躍もなく何となく選手生活を送ってしまった。  今になってみれば、もう少し目的意識をしっかり持っていたら変わっていたのではないだろうかと考える。 20歳そこそこの、幼い時期だった。

 全く自分と違う次元で全日本に向かい、きっちりと試合をしてきた彼にとっては、今後の道筋が見えた大会となったようだ。  

 仕事をし、家庭を持ち、空手の指導、道場の運営、やることが多く忙しくて大変な中、しっかりと自分のやるべきことをこなしていく33歳の彼を心から尊敬する。  すばらしい。
 

 

 


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