伯母さんから送って頂いた食料品の中に手紙が入っていた。
なんと、有名なキルト展に作品を出展し最優秀賞を取ったという。
ネットでチェックすると、 諏訪湖のほとりの美術館で毎年開いている展覧会のようで、
入賞、受賞の常連で、今回は一番テッペンの 最優秀賞を頂いたみたいでした。
宅配便のお礼の電話をかけると、その話で大盛り上がり。
子供の頃にコタツで色々話して、笑いがとまらなかった頃の事を思い出しながら、気持ちよく笑わせて頂きました。
今までの授賞式では他の方々は、サークル活動的に団体でやっている方が多いみたいでバスなどに乗り、そろいのユニフオームで出席しているそうです。
そんな中、叔母さんは家族で細々と行ってますなどと言っていた。
流石です。 群れないから、、。 鷹は一人で飛ぶのです。
惣菜などのお礼を言うと、、
「おばあちゃんからだと思ってね。おばあちゃんが心配していると思うから。。」と、言われた。
なんと、自分と共感。 叔母さん方からお世話になると、ご先祖様からの縁を感じて、いつも祖父母ご先祖様に感謝の気持ちを送っていた。
向こうの気持ちがこちらに届いたのか、同じような感覚を持っていたのか、解らないが、不思議な共感があってびっくりした。
何は、どうあれ、同じ意識で、稲荷山は繋がっていると言う事だけは確信する。 これが今の一番の支柱なのだ。
叔母様方、皆さんから言われる事。 自分の中にその気持ち、矜持、誇りがあれば何があろうが大丈夫なのだ。
叔母さんが、
「しばらく会ってないけど、しわが増えておばあちゃん見たいになっちゃったよ。エヘへ、、。」などと言っている時に、
「おばあちゃん見たいに立派じゃないけど。。ね」 と 付け足して言っていた。
祖母は、娘から見ても立派な母親だったのだ。
そうだよな。
優しくて、自分の事より子供や孫の事を優先する昔の良き日本人の見本のような人だった。
どれだけ助かったか。 有り難い事でした。
そういう叔母様方も、立派なおば様方なのだ。 親戚関係の希薄ないまどき、甥の事をずっと気にかけているのだから。
謙虚なのだ、稲荷山は。 そうして、俺は生かされている。。。。