唯のブログ。

病気の体験、療養生活や日々思いついた事などを書き留めているブログ。時々毒吐き。楽しめれば最高、無理なら受け流す。

不思議な事。

2012-06-03 13:15:42 | インポート
竜巻を知ったのは祖母の100歳のお祝いの後。時間ができてから施設にお見舞いに行ったが、仏様や神様のように感じた。 2年前に祖母に会い、その時のいい思い出がもしや今回崩れてしまうのではないかと思い、半分は気が進まなかったが、会ってさらにいい思い出ができた。

こんなばあちゃんのためにわざわざ会いに来てくれてありがとう。
自分で決めた道をあきらめずに最後までやり遂げなければいけない ぞ。
みんな仲良くしなくてはだめだぞ。手と手を取り合って力を合わせるとこが大切だぞ。
仕事に就いたら一生懸命に最後まで勤めあげろ。
いい孫やひ孫に囲まれて幸せな人生にしてもらってありがたい。
今日は仕事はどうした、休んだらだめだぞ。
時々記憶が飛ぶが、言っている事は道徳的な教えや、世間、親族に対する感謝の言葉だった。

特に、一番最初に言われた、 ひとつの道をまっすぐ進んでいくんだよ、途中でやめたらだめだぞ、という言葉は、自分の事をわかっているかのようで身に染みた。


 今回も最後の日に祖母を施設に訪ねてみた。 
一番最初に名前を言って、自分を思い出したのか、出さなかったかは判らないが、
 お兄さんと一緒にやっているのか?と、聞かれた。 ゴルフ場を手伝っているなどという事は知るよしもないだろうに、いきなり聞かれた。
いや、やってないよ。 そうだよね、なかなかうまく行かないから流れに任せる事。 仲良くならないとね。 一緒にお茶飲んで何でも話せるようになればいいね。  こんな感じだった。

今回、実はそういうことを期待して行った感もある。 自分を思い出してくれないかも知れないという思い半分、なんとなくありがたい話が聞けそうな気がして訪ねた。
 そして、実家から帰る朝、兄貴の嫁さんから言われたのは、このまま、一緒にやってもらえるといいと言う話。
もちろん今までの経緯からありえない話で、 兄も親も回りも望んでないと思っているので即答で断ったが、どうにも苦労が多くて手伝って欲しいという感じだった。 兄が何を言っても聞き入れず、説明もなしにことを進めてしまう為に運営がうまくいかないという事。 子供たちの将来があり、従業員の事があり会社をやっていかなけれいけない事など。  でも自分自身で決断できない所が一番だった。
 
 その事を思い出し、少しびっくりした。 状況を静観し、やる事をやっていけば道は決まってくると思う。


 帰る前日は、日光の温泉に行った。そこで叔父がおみくじを引いた、お釣りがないからついでに自分の分も引いてくれた。 
 なんと大吉。 
わがおもう港も近くなりにけり  ふくや追手のかぜのまに^。 今の状況そのものだった。
災害自から去り福徳集まり誠に平地を行くが如く追手の風に舟の進むが如く目上の人の助けをうけて喜事があります。
 信心怠らず心直く行い正しくしなさい。

肝に銘じて。