織音 歌のお姉さん

織音(おりおん)の活動。大好きな音楽のブログです。

新しい道徳ってあるの?

2015年11月21日 21時38分43秒 | 日記
最近読んだ本。










1つ1つ結論が最初に書いてあって、読みやすい本でした。

この本を読んだ感想は・・・


そうゆう考え方もあるのね~

人間の心ってほんと色々あるのね~





北野武さんの本だから、常識を斜めに考えて皮肉っぽく書いてあるけど、

共感出来る人はものすごくして、

「自分は一生懸命地道にやってるんだ~。それで何が悪い」

と馬鹿にされたようで腹が立つ人も結構いる事と思います。




でも1つだけ、大きくうなずけるところがありました。

今世界で起こっている戦争。

これって自分の意見が正しいという気持ちのぶつかり合いから来てると思うんですよね。

自分は正しいという正義と正義のぶつかり合いだからこれがほんと厄介

良いと思う事同士がぶつかるから、絶対どちらも折れないわけです。




子供のときの私は、結構、白黒をきちんとつける事ですっきりと前に進めていたんですが

大人になればなるほど、なんかきちんとした状態ではなく、

宙ぶらりんのような、あいまいな感覚を持つようになってきました。

頭で考えることと、心が感じることが違う事も増えてきましたね。

ずいぶん子どものときの自分と今の自分は違っています。

小学校のクラス会があったとしたら恥ずかしくて参加できません

今はみんないろんな考えがある。

育った環境も違うからそうなんだよね~とか結構冷静に思えるようになって

理解しあえない感情もあっていいのでは?と思う事も度々あります。

良い意味で諦める事で人間関係もスムーズに行く事もありますよね。






この本の最後に

「いいことをすると気持ちいいのはなぜか?」

と書いてあります。

その答えについて。

「ひとことでそれを答えるのは難しい。」

と言っているけど・・・

たけしなりの結論も書いてあります。


私はいいことをすると気持ちいいのではなく、

ひとが笑っているとなんか気持ちいいんです。

そして自分が発信している事で相手が笑ってくれたら

これはさらに最高にうれしい。

なんでか?

そんなのに意味はなく、自分の心がうれしいんだもん。それだけ。


そこは頭で考えて理由をつけなくてもいいかな~

自分の心がそう感じるんだからそうなんだなって。


私にとってのいいことが、誰かにとっては悪い事になる場合だってあるときもあるけど、

笑顔があるって事はそれはみんなにとっていいことなんだと思うし。

人の笑顔が許せないひともいるかもしれないけど・・・



興味がある方はぜひ読んでみてください

これはあくまでも北野たけしさんの意見であって、あなたはどう思うか?

それはそれでありだと思いますよ~