聖闘士星矢の冥王ハーデス編を読んでいたら、オルフェという人物が出てきた。彼は竪琴を使って星矢たちを攻撃する聖闘士なのだが、かつて亡き妻エウリディケを追って、冥界へと旅立ったという設定が付与されていた。言うまでもなく、オルフェはオルフェウス神話から来ており、あのマンガの中では比較的ギリシア神話に忠実に描かれたキャラクターなのではないかと思う。ダイダロス、アイオロス、アフロディーテあたりはあまり神話の設定が生かされていなかったような。
聖闘士星矢の世界は一応、ギリシア神話をもとにしているのだけど、なぜかシャカがいたり、ハデスの冥界が明らかに中世カトリックの地獄に似せられていたりと(ダンテ『神曲』が引用されている)様々な文化が独自な形で混合している。
聖闘士星矢の世界は一応、ギリシア神話をもとにしているのだけど、なぜかシャカがいたり、ハデスの冥界が明らかに中世カトリックの地獄に似せられていたりと(ダンテ『神曲』が引用されている)様々な文化が独自な形で混合している。