origenesの日記

読書感想文を淡々と書いていきます。

東野圭吾『予知夢』(文春文庫)

2008-04-02 19:32:03 | Weblog
探偵役の科学者・湯川が活躍する短編集。『ガリレオ』という名前でテレビドラマ化された。ドラマの主演は福山雅治だったが、元々湯川は佐野史郎をイメージにしてつくられたキャラクターらしく、原作ではあまり二枚目という感じはしない。
一見奇抜な殺人事件が、実は合理的に解決し得るという話が5話収録されている。それぞれ、まあまあな感じ。

デイヴィッド・マンロウ

2008-04-02 19:27:00 | Weblog
デイヴィッド・マンロウが指揮する『中世・ルネサンスの楽器』というCDを聴いている。
14世紀の頃のリコーダー、20世紀初頭にアーノルド・ドルメッチが復元を試みた楽器「プサルテリウム」やエリザベス朝時代のイギリスで生まれた楽器「ヴァージナル」、17世紀に使われたバロックのトランペットなどを聴くことができて面白い。イギリスの作曲家ダウランドの音楽って初めて聴いた。
しばらくこれを聴いてみようと思う。