伝説のスピーチ
1992年の地球サミット(リオデジャネイロ)で、セヴァン=スズキさんという12歳の少女が「伝説のスピーチ」を行いました。
その彼女は現在27歳ですが
日本に来ていて、講演会がありましたので行きました。
このスピーチを聞いて、胸から涙がにじみ出るような
そんな感覚になりました。
ジーンとくる、という表現はこのことかもしれません。
大人になった彼女は、現在も自然環境保護と貧困などの
世界の人的、社会的問題に取り組んで
意欲的な活動をしています。
講演の後の質疑応答でオーガニックとつながるような
意見がありました。
「消費するということにおいて
モノを買う、という行為としてだけでなく、
そのモノの背景にどのようなプロセスや仕組みや想いが
あるのか、しっかり見据え見極めて欲しい。
そうすると買う、というただの行動が、
意味あるモノを作る人やその環境をサポートすることになる」
というコメント。
土や水を汚染し、大量の動植物を犠牲にしてしまう
農薬や化学肥料。もちろん全てのとは言い切れませんが・・・
それらを抑えたオーガニック栽培は
これにあてはまるのではないでしょうか。
普通の人参。オーガニックの人参。
数十円オーガニックが値段が高くても
そのお金が自然環境に少しでも配慮しながら
栽培する生産者の支えになるなら、
惜しい金額ではないと私は思います。
止められない消費行動も
考え方、視点を変えるだけで
意義ある行動になるのなら
少しずつ実践していきたいものですね