事業仕分けを傍聴してきました。
「子供の健康に関する全国調査」
が目的です。
この調査は「環境中の化学物質が子供に影響を与えている」ということを検証するために１０万人を対象に１３年かけて行います。
母子の血液や母乳分析したり、
成長過程や環境を質問や面接などで調べ
子供の成長発達に影響を与える環境要因を解明するというもの
現在日本の子供に起こっている大規模な異常の原因究明を通じて、子供の健康に関するリスク評価及び管理体制を作っていくことを目標としています。
（喘息 ２０年で３～８倍の疾患発生率）
（精神、行動の障害受療率 ３０年で６倍）など。
平成２２年度の概算要求額は３,４０３百万円。
評価者の判断で要求額をそのまま受け入れるという結論が出ました
この疫学調査がうまくいけば
悪影響を与える化学物質の規制強化やリスク管理などを
促進することができるそうです
１３年もの長い間にわたり採血、質問、面接などの調査は大掛かりでしょうね・・
DNAレベルにおよぶ個人情報の管理なども指摘されるでしょう。
さまざまな懸念事項はあるけれど、
成果を出すことで子供の発育に関する問題が
少しずつでも解決されていけば素晴らしいですよね
