読書 ９月

読書備忘録（2018.09　１０冊）

中学生はコーヒー牛乳でテンション上がる　／　ワクサカ　コウヘイ
中学生を題材ににした小話集。（エッセイ？）
ドキュメントなのか創作なのかわかりませんが、面白かったです。

これで世の中わかる！ニュースの基礎の基礎　／　池上彰
世界の根深い問題となっていることの原因を教えてくれます。
また、いろいろな仕組みがわかります。

下戸は勘定に入れません　／　西澤保彦
連続した４つの章からなるタイムスリップミステリー。
結論はあくまで推論で完全に明確にはしない感じです。

カツ丼わしづかみ食いの法則　ナマコのからえばり９　／　椎名誠
本人の近況を綴ったエッセイ。人生を楽しく過ごそうとしているなぁと思います。

GIプリン　／　渡辺淳子
同じ人が経験した戦後と現代の話。
人間の弱さと強さが垣間見える物語でした。もう少しプリン絡めてもよかったかと思います。

ミミズクと夜の王　／　紅玉いづき
異世界ファンタジー。残酷すぎる人生を歩んできた少女の感覚が痛々しいです。
信念を持った人々のやさしさが素敵です。
正統派のおもしろさです。

居酒屋ゆうれい　／　山本昌代
夫婦と幽霊になった元妻との三角関係の話。
居酒屋での平和な日常で読みやすいですが、落ちはありません。

漢方医・有安　忘れ形見　／　秋山香乃
暗い過去を持つ元武士の町医者の時代物。
けっこう人死にがあります。人間味のある話で良いと思います。
推理的な側面もあります。

居酒屋志願　／　内海隆一郎
表題作含む５つの短編と１０この超短編。
ほっこりする人情物で短編らしい短編です。
最後にある１０この超短編は私ではよくわからない話が散見されました。

八朔の雪　／　髙田郁
みをつくし料理帖の一作目。女料理人の時代物です。
過去に全巻読んだことがあるのですが、本が切れたので、読み直したのですが、何度も泣いてしまいました。