goo blog サービス終了のお知らせ 

酒好きおっさんの趣味ブログ2

yaplog!から引っ越してきました。
日本酒のことを書いていきたいと思います。

読書 3月

2019年04月04日 22時18分12秒 | 読書
読書備忘録(2019.03 6冊)

三匹のおっさん / 有川浩
おっさんと呼ばれたいおじいさん達の話。
わかりやすく、現代版時代劇といった様相。
孫との交流や恋愛、ミステリといった要素は豊富。ミステリは向いてないと思いました。

The Book / 乙一
ジョジョの奇妙な冒険第4部のスピオフ作品。
主人公の能力のせいか文章が淡々としています。過去と現在がかわるがわる描かれます。
作者の欲張りのせいか、オリジナルのキャラクターの能力が低く感じます。
読みたかった本の一つではあったのですが、主人公への共感も出来ず原作も蔑ろにされてガッカリでした。

「ジョジョの奇妙な冒険」杜王町プロファイル / 杜王町調査委員会
真面目に原作を読んでいれば目新しい発見はないかと思います。
ただ、作品の良さは再認識できるかと思います。ちょっとツメが甘いところはありますが…。

残り全部バケーション / 伊坂幸太郎
緊迫した話の割におおらかな人々の話。連作短篇のような構成。
独特の文章表現がおもしろいです。もっとそれぞれの作品のつながりをわかりやすくして欲しかったと思います。

フィッシュストーリー / 伊坂幸太郎
表題作含む4編の話。軽妙というか奇妙な文体。
雰囲気の違う作品が楽しめます。

掏摸 / 中村文則
スリと読みます。そのままスリの話。情緒的な文章と表現です。
反社会的な内容であるものの人間賛歌でもあると思います。

3月の途中から環境が変わり本を読む機会が減りました。
今後はあまり読む時間がないかと思うと少し残念です。


読書 2月

2019年03月08日 16時44分17秒 | 読書
書備忘録(2019.02 7冊)

珍品堂主人 増補新版 / 井伏鱒二
骨董の話。料亭も経営するのですが、嵌められたり。骨董を愛する奇人の話。
モデルの話等も収録。

ゴールデンスランバー / 伊坂幸太郎
大きなモノに追われる無実の青年の逃走劇。スリルがあります。
人のやさしさが心に沁みます。

砂漠 / 伊坂幸太郎
5人の大学生を中心とした学生生活の話。文章構成がうまく、言い回しが大学生らしいです。
爽快感のある青春小説。最近では1番良かったです。

ガソリン生活 / 伊坂幸太郎
車が語り手の車から見た世界。
ミステリーを利用した社会派小説かと思います。

少女 / 湊かなえ
女子高生達の友情や死生観。
筆者得意の人物や事象の交錯が満載ですが、やや見え見えでした。

マリアビートル / 伊坂幸太郎
新幹線内での殺し屋たちの話。複数目線で描かれます。
主人公が好きになれず脇役の方が好きだったので、内容にちょっと不満でした。

チルドレン / 伊坂幸太郎
連作短篇。時代ごと主人公に関わる者たちの目線で描かれます。
軽妙な文章で、主人公が酷いのに素敵な人物。短編らしい書き方でした。


読書 1月

2019年01月31日 15時09分03秒 | 読書
読書備忘録(2019.01 11冊)

ちょんまげぷりん / 荒木源
現代ファンタジー。ほっこり系人間ドラマ。表紙絵と作中の描写が合ってなにのがマイナス。

悪と仮面のルール / 中村文則
現代のある一族のフィクション。この作者の主人公なのに心があって驚きました。
理性と本能、現実と虚構の狭間のような話でした。最後は良い方向に裏切られました。

ちょんまげぷりん2 / 荒木源
1の逆タイムスリップ。主人公がどうも好きになれませんでした。
出来すぎなご都合主義な感じで楽しめませんでした。

悪の教典 上・下 / 貴志祐介
高校教師の話。初めは悪の臭わせ方がうまい感じでした。
後半はあまり理屈が通らない感じで納得できない部分多々。
伏線の回収もイマイチで読後感最悪でした。

あかつき球団事務所へようこそ / 青井夏海
老人野球の話。主人公は元天才少女投手の無職。
主人公はけっこうひねくれ者ですが、いい話にまとまっています。

猫河原家の人びと 一家全員、名探偵 / 青柳碧人
連作4編の殺人ミステリー。コナンくんのように若干ギャグ調ですが、推理はなかなかマトモ。

あひる飛びなさい / 阿川弘之
戦後の航空、観光事業等の話。史実のようですが、娯楽小説。
ちょっとワクワクできる話でした。

異説忠臣蔵 300年後の真実 / 池波麗
忠臣蔵はよく知りませんが、コレは怪談。人物多いけど説明のない玄人向け。
筋も理屈もよくわかりませんでした。

あるキング / 伊坂幸太郎
ある天才バッターを生誕から死去まで追った話。時代ごとに語り手が変わります。
ちょっと不思議な感じのするお話でした。

猫と竜 / アマラ
王道異世界ファンタジー。連作短編。
意外性はありませんが、心がほっこりするお話です。


読書 12月

2018年12月05日 15時44分17秒 | 読書
読書備忘録(2008.11 11冊)

夏天の虹 / 髙田郁
残月 / 髙田郁
美雪晴れ / 髙田郁
天の梯 / 髙田郁
みをつくし料理帖の第7,8,9,10巻。最終巻です。
だんだんと物事がうまくまわっていき今までの苦労が報われて幸せな気持ちになれました。
2度目の読破ですが、また泣けました。

遮光 / 中村文則
狂いかけの青年の話。
何故か共感できる部分がある自分に恐怖を感じました。

雨に添う鬼 武市と以蔵 / 秋山香乃
武市半平太と岡田以蔵の話。
表紙がBL風なのが気になりましたが、中身は男の話です。
主に以蔵が人切りになるまでの話。お互い不器用過ぎて悲しい。

ユートピア / 湊かなえ
人間関係と感情を複雑に絡ませる手法は秀逸。
ただ、イヤミスはやっぱりすっきりしませんでした。

新撰組捕物帖 / 秋山香乃
新撰組の創設メンバー井上源三郎の話。
壬生浪士隊から新撰組解散まで。探偵のような活躍をします。料理もおいしそうです。

諜報新撰組 風の宿り / 秋山香乃
前述の井上源三郎の第2弾。時代的にはこちらが先になります。
前回よりもミステリは少な目で人情物の要素の方が強い感じでした。

総司 炎の如く / 秋山香乃
表題の通り、沖田総司の話。江戸に頃から他界まで。
激しい時代なのだと感じました。
同じ作者の同じ出来事でも真相は異なるものなのですね。

伊庭八郎幕末異聞 櫓のない舟 / 秋山香乃
知りませんでしたがシリーズ第3弾でした。幕末の幕臣伊庭八郎が偉くなる前の話。
ミステリーでした。櫓のない舟とは女郎のことだそうです。
話はおもしろかったですが、女郎との絡みが題名にするほどではないかと思いました。


献血166回目

2018年11月02日 21時45分10秒 | 読書
今回も成分献血(血漿・3サイクル・右腕)でした。
初めて複数回献血クラブ「ラブラット」から予約してみました。
予約するとポイントが貯まりますが、それが何に使えるかは謎です。
超高速参勤交代リターンズを観始めました。
前作を観ているはずなのですが、全く覚えていませんでした。観てないのかもしれません…。
記念品は来年のカレンダーを貰いました。

さらにラブライブサンシャインコラボクリアファイルも貰いました!